「失敗」を「成長」のチャンスに変えるには…? 大きな失敗からちっぽけな失敗まで、読者の失敗お悩みに識者がアドバイス! リアルな悩みについて、失敗の対処法と乗り越え方を具体的に教えていただきました。
[お悩み] 3年前に別れた元彼が忘れられない(31歳・一般事務)
3年間つきあった彼に「そんなに好きじゃなかった」とフラれました。新しい恋をしようと合コンに参加するも出会いを求めるムードになじめずぶち壊し。女友達にも申し訳ないです。
ビジネスコーチ 木村元子さんからのアドバイス
「そんな心ないことを言う彼と結婚したとして、その先にはどんな結婚生活が待っていたと思う? 新しい男性と出会えるチャンスだと思って前に進みましょう」(木村さん)
木村元子/ビジネスコーチ。オフィスブリエ代表。才能を見極め、自分らしい在り方や潜在能力を引き出すことが得意。人間関係やお金などについても自分自身で創造する力をつけるサポートを行う。
著述家 湯山玲子さんからのアドバイス
「そもそも、相手と自分の愛情に温度差が生まれるのはよくあること。失敗ともいえません」(湯山さん)
湯山玲子/著述家。日本大学藝術学部非常勤講師。コメンテーターとしてメディアでも幅広く活躍。著書に『女ひとり寿司』(幻冬舎文庫)『男をこじらせる前に』(KADOKAWA文庫)など。今までで最大の失敗は、40代のころ一緒に仕事をした相手に制作費を踏み倒されたこと。サラリーマン時代なら経験できなかった、危機管理の仕方やお金についての多くを学んだ。
精神科医 名越康文さんからのアドバイス
「恋愛に依存しすぎです。新しい恋をする前に、もうひとつの軸、つまり恋愛以上に自分を成長させるものを見つけないと、今後失恋したとき、また大きな痛手になります」(名越さん)
名越康文/精神科医。近畿大学医学部卒業。相愛大学、高野山大学客員教授。臨床に携わる一方、TVやラジオでのコメンテーターのほか映画評論などでも活躍。近著に『SOLOTIME』(夜間飛行)。
[結論] そんな男性とは別れてよかったんです
Oggi3月号「アラサー世代は、失敗適齢期」より
メイン画像/Shutterstock デザイン/スズキのデザイン 構成/酒井亜希子・佐々木 恵・赤木さと子・平澤奈々恵(スタッフ・オン)
再構成/Oggi.jp編集部