「失敗」を「成長」のチャンスに変えるには…? 大きな失敗からちっぽけな失敗まで、読者の失敗お悩みに識者がアドバイス! リアルな悩みについて、失敗の対処法と乗り越え方を具体的に教えていただきました。
[お悩み] 見切り発車で失敗しました(30歳・営業)
難しそうな案件も「なんとかなる!」と、とりあえず始めてしまう性格。見切り発車でプロジェクトを開始し、走りながら考えるも、後から修復不可能な不備が発覚して、やり遂げられませんでした。結局、立ち消えに…。
著述家 湯山玲子さんからのアドバイス
「結果は伴わなくても、チャレンジしたという行動は評価されているはず」(湯山さん)
湯山玲子/著述家。日本大学藝術学部非常勤講師。コメンテーターとしてメディアでも幅広く活躍。著書に『女ひとり寿司』(幻冬舎文庫)『男をこじらせる前に』(KADOKAWA文庫)など。今までで最大の失敗は、40代のころ一緒に仕事をした相手に制作費を踏み倒されたこと。サラリーマン時代なら経験できなかった、危機管理の仕方やお金についての多くを学んだ。
ビジネスコーチ 木村元子さんからのアドバイス
「やる気はある中で、自分の力量をまだ見定められていない成長過程ということ。自分で冷静な判断ができないなら、仕事の進め方や方法について、上司や先輩など身近な人に常に状況を伝えて。客観的に意見をもらうクセをつけましょう」(木村さん)
木村元子/ビジネスコーチ。オフィスブリエ代表。才能を見極め、自分らしい在り方や潜在能力を引き出すことが得意。人間関係やお金などについても自分自身で創造する力をつけるサポートを行う。
[結論] その行動力は長所でもある!
Oggi3月号「アラサー世代は、失敗適齢期」より
メイン画像/Shutterstock デザイン/スズキのデザイン 構成/酒井亜希子・佐々木 恵・赤木さと子・平澤奈々恵(スタッフ・オン)
再構成/Oggi.jp編集部