「失敗」を「成長」のチャンスに変えるには…? 大きな失敗からちっぽけな失敗まで、読者の失敗お悩みに識者がアドバイス! リアルな悩みについて、失敗の対処法と乗り越え方を具体的に教えていただきました。
[お悩み] SNSでウソがバレました(28歳・IT)
飲み会が重なったため、友達Aからの誘いを「体調不良」と体よく断ったつもりだったのに、共通の友人Bが同じ日に飲み会画像をFacebookにアップし、タグ付けされてしまい、気まずいです。
精神科医 名越康文さんからのアドバイス
「つきあいがきわめて浅い場合、謝ったりすると逆に『重い』と思われることもあるので、そのまま流すのもアリ。でも、かけがえのない友達なら『言いにくくてウソついちゃったんだ、ごめんなさい』と正直に話せば、逆に信頼度がアップするのでは」(名越さん)
名越康文/精神科医。近畿大学医学部卒業。相愛大学、高野山大学客員教授。臨床に携わる一方、TVやラジオでのコメンテーターのほか映画評論などでも活躍。近著に『SOLOTIME』(夜間飛行)。
著述家 湯山玲子さんからのアドバイス
「うっかりしすぎです(笑)! 正直に謝るしかありません」(湯山さん)
湯山玲子/著述家。日本大学藝術学部非常勤講師。コメンテーターとしてメディアでも幅広く活躍。著書に『女ひとり寿司』(幻冬舎文庫)『男をこじらせる前に』(KADOKAWA文庫)など。今までで最大の失敗は、40代のころ一緒に仕事をした相手に制作費を踏み倒されたこと。サラリーマン時代なら経験できなかった、危機管理の仕方やお金についての多くを学んだ。
[結論] さほど仲よくないなら、スルーでOK
Oggi3月号「アラサー世代は、失敗適齢期」より
メイン画像/Shutterstock デザイン/スズキのデザイン 構成/酒井亜希子・佐々木 恵・赤木さと子・平澤奈々恵(スタッフ・オン)
再構成/Oggi.jp編集部