「失敗」を「成長」のチャンスに変えるには…? 大きな失敗からちっぽけな失敗まで、読者の失敗お悩みに識者がアドバイス! リアルな悩みについて、失敗の対処法と乗り越え方を具体的に教えていただきました。
[お悩み] 後輩を厳しく叱ったらギクシャクしてしまった…(32歳・一般事務)
よかれと思って後輩を注意したのですが、彼から恨まれているみたい。過去に同様の指導をして成長してくれた後輩もいたのですが…。どうすれば気持ちよく仕事ができますか?
精神科医 名越康文さんからのアドバイス
「どうしても相性が悪い人は存在するので、仕方ありません。そんな相手を叱るときは、その人のタイプを観察して推測しておくことが有効。自分に注目してほしい構ってちゃんタイプなら『あなたの気持ちわかるよ』、スロースターターなら『段取りでわからないことがあればなんでも聞いて』と伝えるなど、アプローチを変えましょう」(名越さん)
名越康文/精神科医。近畿大学医学部卒業。相愛大学、高野山大学客員教授。臨床に携わる一方、TVやラジオでのコメンテーターのほか映画評論などでも活躍。近著に『SOLOTIME』(夜間飛行)。
ビジネスコーチ 木村元子さんからのアドバイス
「コミュニケーションの質を高めるには量が必要! 今まで以上に声掛けを」(木村さん)
木村元子/ビジネスコーチ。オフィスブリエ代表。才能を見極め、自分らしい在り方や潜在能力を引き出すことが得意。人間関係やお金などについても自分自身で創造する力をつけるサポートを行う。
[結論] 相手との信頼関係を深めるきっかけにする
Oggi3月号「アラサー世代は、失敗適齢期」より
メイン画像/Shutterstock デザイン/スズキのデザイン 構成/酒井亜希子・佐々木 恵・赤木さと子・平澤奈々恵(スタッフ・オン)
再構成/Oggi.jp編集部