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独自の2024カレーアワードを考えてみた!
2024年も年の瀬。振り返ってみると今年も様々な新店舗が誕生しました。移転や間借りからの独立なども含めると都内だけでもかなりの数のカレー店がスタートしています。
印象的なお店はたくさんあるのですが、その中でも「一番◯◯だった」をテーマに、2024年にスタートした新店4店舗を紹介します。
一番通った新店「すぱいし家」(飯田橋)
一番通った新店は、3月に飯田橋でオープンした『すぱいし家』。こちらの「箸で食べられるインド料理」というコンセプトに惹かれました。中でもサバのマサラ香味焼きは、何度も食べたお気に入りの一品。
他にも牛カルビや豚の角煮などがインド料理仕立てとなっていて、楽しくおいしい、スパイス飲みの新たな可能性を見せてくれた要注目店です。お酒が充実していますが、ソフトドリンクもそろっているのがうれしい。ランチのカレーもおすすめですが、ぜひ夜にも行ってほしいです。
【すぱいし家】
東京都千代田区飯田橋4-2-5 フジテラス飯田橋102
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一番うれしかった新店「スパイス欧風カレーPAIKAJI」(市ヶ谷)
8月に市ヶ谷でオープンしたこちらは、石垣島の『ビストロスマイル』とその姉妹店として新橋で営業していた『南風』が統合移転したお店。スパイス欧風カレーというスパイスカレーと欧風カレーのいいとこ取り、かつ見事な融合は一食の価値おおいに有り!
僕は石垣島時代からのファンだったので、オーナーシェフ夫妻が都内に来てくれたことがうれしかったのです。夜はビストロ時代を思わせる料理もあり、昼以上に楽しいお店となっています。
【スパイス欧風カレーPAIKAJI】
東京都千代田区三番町18-19 アルテビル1F
一番心待ちにしていた新店「よすが舎」(田町)
池尻大橋の間借りカレー店として人気だった『よすが舎』が、7月に田町で独立実店舗としてスタートしました。こちらのシェフは、僕が大好きだった『カレー&オリエンタルバル桃の実』出身。桃の実は惜しまれつつ閉店してしまったのですが、真面目で丁寧な仕事が光るインドカレーは桃の実イズムを継承していると言って差し支えないでしょう。
カレーは月替わりと週替わりで、通い甲斐もあるお店です。スパイスカレー以前から存在するインド風カレーライスが好きな方はぜひ!
【よすが舎】
東京都港区芝4-5-15 クレール芝
一番驚いた新店「鮨すがひさ」(虎ノ門ヒルズ)
今年一番驚いたのは、1月に溝の口から虎ノ門ヒルズ内に移転した『鮨すがひさ』です。場所にも驚きましたが、なんといっても「変タイ鮨」という、タイ料理と鮨を融合させたオンリーワンの世界観を溝の口時代よりさらに進化させていることに驚き、感動しました。
名物のグリーンカレー稲荷は、シェフの修業先である今は無き名店『イムイェム』のドライグリーンカレーの進化版。他にも様々なタイ料理、タイカレーを新商品として生み出しており、今後も要注目のお店です。
【鮨すがひさ】
東京都港区虎ノ門2-7 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー 4F
ますます盛り上がるカレーの世界。2025はどんな新店が登場するでしょうか? カレー好き女子はもちろん、たまに食べるなら絶対に美味しい店! という方にも役立つ情報を引き続きお届けします。
AKINO LEE カレーおじさん\(^o^)/
ヴォーカリスト、パフォーマーとして自身の活動の他、様々なアイドルの作詞作曲振付プロデュースを担当。ヴォイストレーナーとして後進の育成にも力を注いでいる。
音楽ライターとしても各種雑誌、ムック本などで執筆を担当。また、カレーおじさん\(^o^)/としても知られ、年間平均1000食以上のカレーを食べてきた経験と知識を活かしてTVや雑誌など各種メディアにおいてカレーについて語っている。