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本格ネパール料理を東京で楽しむ
「リトルカトマンズ」とも呼ばれ、マニアにはネパール料理の聖地として知られる新大久保駅から大久保駅にかけてのエリア。数々の名店がひしめきあう激戦区に、昨年の後半から今年頭にかけて期待の新店舗が続々とオープンしています。
現地に食べに行くくらいネパール料理が大好きな僕としても定期的にチェックしていますが、間に合わないくらいに新店のオープンラッシュが続き、しかも個性を感じる面白いお店が増えているのです。
今回はそんな大久保エリアのネパール料理の新名店を紹介いたしましょう！
POKHARA
まずは昨年10月にオープンした、ネパールの家庭料理の定番ともいえるダルバートの専門店『ポカラ』。こちらは向かいにある韓国系カフェ『ROZI coffee』の姉妹店であり、スタイリッシュでおしゃれな空間です。
味は、オーセンティックなネパール料理のクセが強い部分を絶妙に緩和させ、多くの方が食べやすい仕上がりとなっているように思います。ダルバート初心者におすすめの新店舗です。
【POKHARA】
東京都新宿区大久保2-32-6
バンブーチェ
こちらも2024年10月にオープンしたお店。山手線沿いで新大久保駅のホームが見えるロケーションもさながら、大久保エリアに集まる在日ネパール人たちの間で話題沸騰のお店です。週末の夜は、予約がないと入れないこともあるくらい。
看板メニューのバンブースペシャルセットは、ジンブーがきいた優しいダルにワイルドなおいしさのカレー。現地の名店で食べるのと変わらないほどのレベルの高さで、だからこそネパール人にも人気なのかもしれません。
【バンブーチェ】
東京都新宿区百人町1-10-7 一番街ビル2F
東京セクワバー
今年1月9日に大久保駅のすぐ近くにできたこちらのお店。「セクワ」とは、ネパール料理で肉をスパイスで味つけて直火焼きで調理したもの。肉によって火入れを変えたセクワは、おつまみにもダルバートの追加のおかずにもぴったりです。
ダルバートも控えめの塩味で渋さを感じるおいしさ。アールニムキという珍しいメニューもあり、飲んでよし食べてよしと、使い勝手のよいお店です。
【東京セクワバー】
東京都新宿区百人町1-20-16 B1F
BUKI RESTAURANT ＆ BAR
こちらも今年1月17日に大久保駅すぐ近くのビルの5Fにできたお店。店内は今どきのネパール現地の人気店の雰囲気。モモ（ネパールの小籠包的な料理）の種類が豊富で、「オープンモモ」は3種のソースで変化をつけながらいただけます。
僕のイチオシは「キーマ焼きそば」。厳密には焼きそばではないのですが、きしめんのような麺の上にキーマがのっています。下には唐辛子醤油ダレがあり、混ぜながら食べるのがおすすめ。他にはない創作料理を楽しめるお店です。
【BUKI RESTAURANT ＆ BAR】
東京都新宿区百人町1-19-14 大久保駅前ビル5F
今回紹介したお店の他にもまだまだ個性ある新店舗がオープンしているのですが、全体的に感じるのはただオーセンティックなだけではなく、個性が光るお店が増えてきたということ。激戦区ゆえ定期的にお店が入れ替わっていくエリアだからこそ、独自の個性が輝いてこそ人気が定着する段階に入ってきたのかもしれません。
ネパール料理はお酒にも合うものも多く、大久保ネパールはしご酒もおすすめです。お気に入りのお店を見つけてみてください！
AKINO LEE カレーおじさん＼(^o^)／
ヴォーカリスト、パフォーマーとして自身の活動の他、様々なアイドルの作詞作曲振付プロデュースを担当。ヴォイストレーナーとして後進の育成にも力を注いでいる。
音楽ライターとしても各種雑誌、ムック本などで執筆を担当。また、カレーおじさん＼(^o^)／としても知られ、年間平均1000食以上のカレーを食べてきた経験と知識を活かしてTVや雑誌など各種メディアにおいてカレーについて語っている。
