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2024.09.08

ギャルの定義とは【女性100人に聞いた】メイク・ファッション・マインドの傾向など紹介

平成に誕生した「コギャル」から、令和に復活した今の「ギャル」ブームまで、「ギャル」は若い女性たちのなかで独自のカテゴリーを形どっていますよね。そんな「ギャル」たちは一体どんな存在なのか解説します。

【ギャルの定義】メイクの特徴とは

つけまつげ
(c)Adobe Stock

まずポイントになってくるのがその見た目。ギャルメイクとも呼ばれる、自分を表現するメイクには強い美意識を持っているよう。

※アンケートは20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。

【1】濃いめのアイメイク

パッと見てその人の印象を決めるのがアイメイク。ギャルとしての個性を打ち出そうとする人が多く、基本は濃いめ。まつげはしっかりマスカラでバサバサに見せたり、つけまつげを使うのはもはや当たり前。また、目を大きく見せるために、アイラインでぐるりと目の周りを囲むことも。パンダメイクとも呼ばれますよね。アイシャドウでは、キラキラさせたりカラーにこだわるなど、個性を主張しています。

「濃いアイライン」(30代・秋田県)
「目を囲む」(30代・東京都)
「目元をはっきりするメイク」(20代・広島県)
「マスカラもバサバサしているイメージ」(30代・京都府)
「つけまつげ」(30代・埼玉県)
「ラメがたくさん。涙袋を協調」 (30代・東京都)
「まつげエクステなどをしていて、目元をかなり盛っている」(30代・滋賀県)
「青のシャドウ」(30代・東京都)

【2】濃いめのメイク

アイメイクはもちろんながら、全体的に濃いメイクになるよう。肌のアラを隠すようにベースメイクはしっかりと塗っていたり、リップも鮮やかに。顔の輪郭を整えるために、鼻を高く見せたりと外国人を意識した見た目にすることもあるよう。また、顔だけでなくネイルへのこだわりや、ヘアを盛ってより華やかに見せる工夫も。

「とにかく全体的に派手」(30代・神奈川県)
「厚塗り。付け爪」(30代・兵庫県)
「濃くてカラフルな色使い」(30代・広島県)
「華やか」(30代・北海道)
「髪を盛る」(20代・鹿児島県)
「陰影がハッキリしている」(30代・青森県)
「ノーズシャドウをくっきり」(30代・千葉県)

【3】肌を焼く

令和の今は肌を白くキープする「白ギャル」の方が多い印象ですが、平成を闊歩したギャルのイメージが強いからか、ギャル=色黒と考える人は多いようですね。日焼けサロン(日サロ)で肌を焼く人も多く、小麦色の肌を維持していたことがわかりますよね。なかには、小麦色を通り越してガングロ、と呼ばれることも。白めのメイクに肌は黒い、という強めなギャルを思い出す人も多いのでは。

「ガングロ」(20代・神奈川県)
「色黒」(30代・長崎県)
「黒ギャルで濃いメイク」(20代・神奈川県)

【4】カラコン

カラーコンタクトはギャルの必需品と言えるはず。簡単に目の印象を強くできる上、カラーによってメイクの一部として使うことができますよね。ギャルと呼ばれる芸能人が多数プロデュースしていることからも、人気のほどがうかがえます。

「カラコン入れて、つけまつげして、目の周りがラインやアイシャドウで黒い」(30代・広島県)

【ギャルの定義】服装の特徴とは

高校生
(c)Adobe Stock

ファッションはギャルを語る上で重要なポイント。自分の存在感をアピールするためにもこだわりたいところ。

【1】肌見せファッション

肌を見せるのはギャルファッションの特徴。ミニスカートやショートパンツは、スタイルアップするために欠かせないアイテム。また、体全体がコンパクトに見えるようにも心がけているようですね。肌の露出が多くても、アクティブな印象があるから、健康的に見えるのも特徴

「キャミソールにショートパンツ」(20代・千葉県)
「オフショルにショートパンツ」(20代・宮城県)
「スカートが短い」(20代・東京都)
「ヘソ出し」(20代・群馬県)
「ミニスカ、チビT」(30代・大阪府)
「薄着、肩出し」(30代・広島県)
「身体にフィットしていて、肌を見せる」(30代・秋田県)

【2】鮮やか

自己アピール力の強いギャルだからこそ、コーディネートの色合いもカラフルにまとめる人が多いよう。鮮やかなビビットカラーや、キラキラ感のあるアイテムをアクセサリーなどの小物で取り入れる場合も。柄物もチョイスしがち。

「カラフル」(30代・神奈川県)
「ビビットカラーが多い」(30代・神奈川県)
「ピンクやキラキラ感のある服」(20代・神奈川県)
「色が濃いもの」(20代・長野県)
「派手な色が多い」(20代・東京都)

【3】足元にボリューム

平成ギャルの代名詞と言えば、ルーズソックスや厚底ブーツ。それまでにないコーデのバランス感で、ギャルのイメージを徹底的に植え付けましたよね。短くした制服のスカートと合わせれば脚長効果も抜群で女子高生にも大流行。そんなルーズソックスが令和の今、復活を遂げています。懐かしい思いを抱いたり、自分の子どもが履いているなんていう人もいるはず。

「ルーズソックス」(30代・広島県)
「制服にルーズソックス」(20代・大分県)
「厚底ブーツ」(20代・愛媛県)

【ギャルの定義】マインドの特徴とは

金髪の女性
(c)Adobe Stock

見た目だけでギャルを判断しているとちょっと勘違いを起こしがち。ただ派手なだけがギャルではないのです。ギャルマインドを知ってこそ、本当にギャルを理解していると言えます。

【1】前向き

ものごとをポジティブに考えることができるのはギャルの大きな特徴。自分の好きなことや、気分の良さを追い求めるからこそ、前向きな思考になったり、常に笑顔でいられるよう。

「いつでも明るく前向き」(20代・大阪府)
「とてもポジティブで、メンタルが強い」(20代・東京都)
「新しいことに物怖じせずにどんどん挑戦する」(30代・熊本県)
「小さいことは気にしない」(20代・千葉県)
「なんでも笑い飛ばす」(30代・長崎県)

【2】意思が強い

ギャルは、自分の意思をしっかり持っていてそれを表現できる強さもありますよね。芸能人ではテレビでコメンテーターのような立場として起用されることが多いのもその証拠。自分を上手に表現できているからこそ、自己肯定感を高く維持できていると言えそうですよね。

「メンタルが強い」(30代・神奈川県)
「周りに流されない」(20代・愛知県)
「芯が通っている」(30代・千葉県)
「自分に自信がある」(30代・青森県)
「ストレートに意見を言う」(30代・愛知県)
「真っ直ぐで裏がない」(30代・三重県)

【3】仲間思い

ギャルはその派手な見た目や、場合によっては強気に取られる態度から、偏見をもった見方をされることも少なくありません。だからこそ、一緒に集う仲間は大切にしたいと思う意識が強いと言えます。お互いが頼りになる存在と認め合っているからこその絆の深さなんでしょうね。

「仲間大好き」(30代・東京都)
「友達を大切にするイメージ」(20代・広島県)
「友達思いで優しい」(30代・東京都)
「仲間意識が強い」(30代・広島県)

最後に

ギャルを定義するべく、特徴をリサーチしてきましたが、自分の個性を最大限活かしたいという姿勢が見えてきたのでは。また、全体的な方向性は同じながらも時代とともに変化し、今のギャルは、より多様性のある姿に形を変えているよう。仲間に優しく、柔軟に前向きな考え方ができるギャルマインドには憧れを抱く人もいるのでは。

TOP画像/(c)Adobe Stock

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