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2024.07.28

男女トラブルを防ぐ「告白の断り方」マニュアル

男女トラブルを防ぐ「告白の断り方」とは? 好感度を下げにくい告白の断り方や告白の断り方を失敗すると起こること、マッチングアプリで出会った相手からの告白の断り方までチェック。

告白の断り方は相手を傷つけないことが大切

告白を断るときには、相手の気持ちに配慮をして相手を傷つけないように気を付けることが大切です。
タイプではない相手や生理的に受け付けられない人から想いを告げられても、冷たくしたり雑な断り方をしないように気を配りましょう。
どうでもいい相手だからと恨まれるような断り方をしてしまうと、あとあとトラブルに発展しかねません。

好感度を下げにくい告白の断り方を実践!

Sorry
(c)Adobe Stock

告白を断るにしても、相手からの好感度をなるべく下げないように気を付けると、その後のトラブルに発展しにくくなります。八方美人になりすぎずに相手の気持ちに配慮して、上手に断るポイントをまとめました。

♦︎曖昧な断り方をせずはっきりと意思を伝える

曖昧な返事やごまかすような言い方は、相手に誤解を与えたり期待を持たせたりする原因になります。
はっきりと「ごめんなさい」や「気持ちには応えられません」と伝えることが、相手に対する誠実な態度につながります。
明確な断り方をすることで相手も現実を受け入れることができ、次のステップに進みやすくなるでしょう。

♦︎告白をしてくれた感謝を添える

相手の想いに応えることはできなくても、告白をしてくれたことに対して感謝の気持ちを伝える姿勢は重要です。
「告白してくれてありがとう」という一言を添えるだけでも、相手の勇気や努力を認める姿勢を示せるでしょう。感謝の気持ちを言葉にしてあらわすことで、告白をして撃沈をしてしまった相手の恥ずかしさを和らげる作用も期待できます。

♦︎相手を貶めたり責めたりしない

好きではない相手からの告白でも、断る際には相手を否定したり責めたりするような言葉は避けましょう。
「あなたのここがダメだから無理」などと断る理由を挙げる言い方は、相手を傷つけるだけでなく関係を悪化させる原因にもなります。相手の人格や行動は批判せずに、自分の気持ちや状況を伝えて断る姿勢が大切です。

♦︎不可抗力と受け取れる理由を添える

告白を断る理由を添えるときに、相手が「自分に問題があるから」と感じないようにしてあげるのも配慮のひとつです。
例えば「今は恋愛に集中できる状況ではない」や「仕事や勉強が忙しくて時間が取れない」というような、自分の状況に関する理由を伝えると相手も納得しやすいでしょう。
このように不可抗力と受け取れる理由を添えることは、相手の気持ちに対する配慮につながります。

♦︎相手に問題があるようには感じさせないように話す

直接的に相手を責めているわけではなくても、告白の断り方によっては相手が自分のせいだと思い悩むこともあります。
そのため相手に問題があると感じさせないように、自分の気持ちや状況に焦点を当てて話すことも大切です。「あなたが悪いわけではない」「自分自身が今は恋愛に向いていないだけ」といった言葉を多めに使うことで、相手を傷つけずに断りやすくなるでしょう。
相手が自身を否定的に捉えないように配慮をしてあげましょう。

告白の断り方を失敗すると起こること

拒否する女性
(c)Adobe Stock

告白の断り方を間違えると、予想もしなかった大きなトラブルに発展する場合も…。相手の気持ちを軽んじたり告白をしてきた相手をからかったりすると、関係が悪化していきます。よくある展開としては、次の3つに気をつけましょう。

♦︎相手が執着する

曖昧な断り方や相手に誤解を与えるような言葉を使って断ると、相手が期待を捨てきれずに執着する場合が多々あります。
例えば「今は忙しいから」「ちょっと考えさせて」といった言い方だけだと、相手はまだチャンスがあると感じてしまうかもしれません。このような曖昧な表現は、相手に期待を持たせ結果的に関係を複雑にしがちです。

♦︎恨みを抱かれる

断り方が冷たすぎたり相手を傷つけるような言葉を使ったりすると、相手が恨みを抱く原因となる場合も。
例えば「あなたとは絶対に無理!」や「全然タイプじゃないし」といった厳しい言葉は相手を深く傷つけ、感情的な反発を招きやすいでしょう。
相手が感情的に反発をすると、その場では問題がなくても後からトラブルに発展するリスクが高いことから、慎重に言葉を選びましょう。

♦︎悪い噂を流される

告白を断られた腹いせに、相手が怒りや失望から勝手に悪い噂を流すことがあります。
特に、相手が告白によって傷つけられたと感じた場合にはその感情を周囲に共有しようとするため、悪い噂を流して自分が被害者であるかのように振る舞うことも…。噂が広がると、事実かどうかに関係なく自分の評価や人間関係に悪影響を及ぼすリスクも低くありません。

マッチングアプリで出会った相手からの告白の断り方… 3つのポイント

スマホを触る女性
(c)Adobe Stock

マッチングアプリで出会った相手から告白をされたときには、そのほかの出会いで知り合った相手からの告白とは勝手が異なる部分もあります。マッチングアプリだからこそ心がけたいポイントとは?

♦︎気持ちが盛り上がっていない旨を伝える

マッチングアプリの出会いでは、出会ってからそう日が経っていないうちに相手から告白され、決断を迫られる場合も少なくありません。
そのときに「まだ気持ちが盛り上がっていない」と感じているなら、その想いを素直に伝えましょう。率直な気持ちを伝える姿勢は、相手に対して誠実な対応となります。
例えば「あなたのことをもっと知りたいけれど、まだ自分の気持ちはそこまで盛り上がっていないんです」と、アプリで出会ったからこそもう少し時間をかけたい旨を伝えると、相手も納得しやすいでしょう。

♦︎長期的に見極めたいと話す

マッチングアプリでの出会いは、スピード感や温度感にズレが生じがちなのも否めません。
想いを告げられて「今すぐには答えられない」という気持ちを伝える場合には「長期的に見極めたい」という言葉を使うと良いでしょう。
相手に対して誠実に向き合おうとする姿勢を示すことができるので、言われた側も不快に感じにくいことから無用なトラブルに発展するのを防げるでしょう。
「急いで決めたくないので、もっと時間をかけてお互いを知りたいです」などと言えば、相手の気持ちを傷つけずに関係を続けやすくなり、あなたの気持ちも理解してもらいやすいはずです。

♦︎丁寧に断ったあとブロックをする

告白をしてきた相手に対して今後の可能性をまったく感じないのであれば、丁寧に断った後にブロックするのも一つの方法です。
まずは誠実に断りの言葉を伝えて、その後、そっとブロックをしてもいいでしょう。「できれば、これ以上の連絡は控えていただけるとありがたいです」と伝えても連絡が続くような悪質なケースだけでなく、平和に告白の場が終わっていたとしても、今後の可能性がない以上はブロックすることで双方の環境がリセットできます。

告白の断り方を間違えると男女トラブルの原因になる

告白の断り方は、少し間違えるだけで男女トラブルの原因にもなりえます。
相手の気持ちに配慮した断り方を心がけるのが基本ではありますが、相手の性格によってはこちらの配慮が伝わらずに逆恨みをするケースも…。
丁寧に対応をしても相手が理解を示してくれないときには早めに適切な機関に相談するなどして、問題が大きくならないように対応していきましょう。

TOP画像/(c)Adobe Stock

並木まき

並木まき

ライター・時短美容家。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。

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