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BEAUTY

2024.06.28

「甘いものが好きすぎる人」は要注意!?疲れやすい・太りやすい・老けやすい…ポイントは食生活にあった!

現代人のお悩みを解決!『疲れない体をつくる最高の食事術』に注目

突然ですが、みなさんは「最近疲れやすくなった」「なかなか痩せない」「なんだか肌が衰えた気がする…」などのお悩みはありませんか? 実はそれらすべて、「糖質」が原因かもしれないんです。

「糖質制限」が話題になり、糖質を気にする人が増えてきた昨今。でもみなさん、きちんと糖質のことを理解できていますか? なんで糖質が身体に悪影響を及ぼすの? 正しい食生活は?

今回は、2024年6月28日(金)に刊行される、糖尿病専門医・牧田善二氏による『疲れない体をつくる最高の食事術』という書籍から、Oggi.jpライターが気になった部分をピックアップ。疲れやすい・太りやすい・老けやすい…そんなお悩みを解決するヒントに迫ります。

ひとつでも当てはまったら要注意かも!

甘い物を食べる女性
(c)Adobe Stock

まずはじめに、自分の生活を振り返ってみましょう。

・大事な仕事の前には栄養ドリンクで気合いを入れる
・会議で頭が疲れたら缶コーヒーやジュースで一服する
・家事の合間に甘いものを食べるのが楽しみ
・午後もバリバリ働けるようにランチはしっかり大盛りで
・水代わりにスポーツドリンクを愛飲している

みなさんはこの中にひとつでも当てはまるものはありませんか? 実はそれ「疲れやすい」「太りやすい」「老けやすい」、そんな悪循環を作っている原因かもしれないんです。

特に女性に多く当てはまりやすいのが「疲れたときには甘いものが食べたい」という現象。ちょっとしたコンビニスイーツや、自分へのご褒美おやつ、幸せですよね。だけど本当は要注意!

『疲れない体をつくる最高の食事術』より、糖質中毒と血糖値の動き

著書内で牧田医師はこんな風に述べています。

「たしかに、人間は甘い物を食べると瞬間的に元気になります。でも、それは肉体的疲労が消えたわけではありません。急激に血糖値が上がり、ドーパミンやセロトニンといったホルモンが分泌されることで脳が高揚感に包まれているだけ。要するに、脳が騙されているわけです」(牧田医師)

甘いものを摂取したときの効果は短絡的。元気になるのは一瞬だと牧田医師は語ります。

『疲れない体をつくる最高の食事術』より、血糖値の動き

この血糖値の乱降下が大問題。日常的に血糖値の乱降下が起こると、慢性疲労が引き起こされるほか、あらゆる生活習慣病の原因となる悪性の老化促進物質「AGE」が作られるそう。また、糖質を摂りすぎることで、余ったブドウ糖が中性脂肪に変えられ、脂肪細胞に取り込まれるという肥満のメカニズムに陥ります。

疲れを癒したくて行っている行為が、まさか自らを疲れさせ、太らせ、老いさせ、どんどん不健康な状態へと追い込んでいるなんて…。

食事のポイントを見直してみよう!

本書では、そんな現代人の悪循環を断ち切るための、食事のポイントについても詳しく解説されています。その数なんと15項目。全部一気に意識するのは難しくとも、少しずつなら実践できそうなものばかりです。

『疲れない体をつくる最高の食事術』より、パンの食べ方の図

たとえば筆者が特に目からウロコだったのは、「パンを食べる時はバターをたっぷり塗ったり、オリーブオイルに浸したりして食べるほうが血糖値は上がらない」という項目。

もちろんカロリーだけ見ればパンだけで食べるのが一番低くなりますが、血糖値の変化を調べたところ、「パンだけで食べたときの血糖値が最も急激に上がる」という研究結果が出ているそうです。

これは、タンパク質や脂質が加わることにより、その消化に時間がかかるため、血糖値の上昇をゆるやかにしてくれるからなのだそう。米飯やパン、麺類などの炭水化物を食べるときは、「単体」にせず、具をたっぷりにする! という心がけなら、今日からでも始められそうですよね。

そのほか、「炭水化物はなるべく朝・昼に摂り、極力夜には摂らないようにする」「間食はナッツなどを小分けで摂取する」など、毎日続けられる糖質制限のヒントが書かれています。

医学的データと臨床経験から導いた「ミラクルフード」とは

『疲れない体をつくる最高の食事術』書影

本書の表紙には、医学的データと臨床経験から導いた「ミラクルフード」という文字が書かれています。それらはひと言で言うと「積極的に摂取したい食材」のこと。決して手に入りにくい食材などではなく、とっても身近な食材ばかり。

例えば、多くのアスリートが積極的に取り入れている食材として「鶏むね肉」は有名ですよね。サラダチキンや鶏むね肉加工品は、コンビニなどでも手軽に手に入れることができます。

それから意外にも「チョコレート」もミラクルフードのひとつ。甘いのに!? 実はチョコレートの摂り方にもコツがあって、「カカオ成分が72%以上のチョコレートを1日25グラム摂取する」のがベストだそうですよ。その根拠や、驚きの効果については書籍をご確認くださいね。

「糖質制限」と言うと、なんだか意識が高そうに聞こえがち。やっぱり甘いものも食べたいし、炭水化物も外せない! カフェインだってどうしても摂ってしまう…。そんな人でも、少しずつ食生活に気を付けられるヒントが、本書には散りばめられています。

全部一気に始めるのは難しいけれど、ちょっとずつなら始められそう! 自分でも始められる方法があるかも! 気になった方は、ぜひ本書を手に取ってみてくださいね。

【書籍概要】
疲れない体をつくる最高の食事術
著:牧田 善二
定価:1,650円
判型/頁:四六判/208頁
出版:小学館

TOP画像/(c)Adobe Stock

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