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「カップル3ヶ月説」は倦怠期の問題
「カップルは3ヶ月めに危機を迎える」「3ヶ月めに入ると別れやすい」といった声が聞こえてくるのは、3ヶ月めに入ると早くも倦怠期を迎えるカップルが少なくないせいです。
恋愛初期の盛り上がっていたラブラブ期を経て落ち着き始める頃合いなため、ここで一気に気持ちが冷めて、パートナーに対してそれまでとは違う接し方になってしまう人も。
倦怠期の問題をきちんと理解したうえで対策を打てれば、“3ヶ月の壁”を乗り越えるヒントになるでしょう。
付き合って3ヶ月めに倦怠期がくるカップルの共通点3選
恋愛の道程において、倦怠期は誰もが経験するものです。付き合って3ヶ月めに訪れる倦怠期は、多くのカップルにとって試練となることがあります。この時期に倦怠期が訪れるカップルの共通点を解説します。
♦︎波長が合わない
波長は、居心地の良さにも直結するものです。最初の頃に感じていた相手の魅力や恋愛への興奮が薄れると、だんだんとお互いの“合わない部分”が目立ってくる場合も少なくありません。
お互いの考えていることがズレていたり、やりたいことや興味のあること、笑いのツボなどが異なると、波長が合わなくなり、一緒にいてもストレスが生じやすくなります。
♦︎どちらかが無理をして合わせてきた
恋愛の初期段階では、お互いに良い面ばかりが目立ちます。そのため「相手に見合う自分で居たい」という思いが強すぎると、相手に合わせるために無理をしてしまうことがあります。
けれど、自分を犠牲にしてまで相手と合わせてきていると、一緒にいる時間が増えるにつれて、どんどん健全な関係を築きにくくなり、これが不協和音の原因となる場合も…。
本来の自分を見せるチャンスを失ったままだと、一緒にいても心が通い合いにくくなり、倦怠期を迎えやすくなります。
♦︎本音を話せない
お互いに本音を話せない関係が続いていると、徐々に関係にも悪影響を及ぼします。
恋愛初期の段階では、相手に気を遣ったり良い印象を与えようと背伸びをすることも多いのですが、それが続いてしまうことで、お互いの考えていることが分かりにくくなり、白けた関係へと進んでしまう場合も少なくありません。
付き合って3ヶ月で考えたい3つのこと
交際をスタートして3ヶ月経つと、最初の頃の浮かれた気分も落ち着き、冷静に自分たちの関係を見られるようになります。
この先もいい関係を築いていくために、3ヶ月めに入ったときに改めて考えておきたい3つのことを見ていきましょう。
♦︎価値観
価値観の不一致で別れるカップルは多いもの。一方で「価値観」とひと口に言ってもその中身は多岐にわたります。
男女関係において特に重要なテーマは、将来のビジョンや信念、そして人生に対する考え方。このあたりの考え方、つまり価値観がどこまで一致しているかどうかは、3ヶ月めにチェックしておくと今後の関係に役立ちます。
ここで大きなズレが判明したときには、どこまですり合わせができるのかじっくりと話し合うと、改善が見込めることもあります。
♦︎金銭感覚
お金に関する考え方は、カップルが仲良く過ごしていくためには重要な要素のひとつです。
日々の支出の仕方や貯金、将来の資産計画についての考え方がどこまで合っているかは、ふたりの将来を真剣に考えるほど避けて通れないテーマ。
将来的に大きな衝突を避けるためにも、3ヶ月めに確認しておくと安心でしょう。
♦︎愛情表現の仕方
愛情表現の仕方は人によって異なります。スキンシップを好む人もいれば、言葉やサポートによる表現を期待する人もいます。
お互いの愛情表現の仕方や受け取り方を理解し合うことは、より深い絆を築くためにも不可欠。
お互いが不満を抱えすぎないよう、3ヶ月めに改めてチェックをしておくといい関係を築きやすくなります。
付き合って3ヶ月めに別れない方法3選
付き合って3ヶ月めに危機を迎えていると感じるなら、早めに対策を打つ必要があります。
付き合って3ヶ月めに別れないで済む方法を3選解説します。
♦︎きちんと連絡を取り合う
コミュニケーションは、恋人関係を維持するうえで不可欠です。
忙しい毎日でも、お互いの近況や感情を共有することが重要で、相手の状況をきちんと把握することは安心感と信頼にもつながります。
3ヶ月めに危機を迎えると、連絡が激減するカップルも多いのですが、ここで定期的な連絡を保つよう意識すれば、お互いの関係が深まって不安や疑念が解消されることがあります。
♦︎思っていることはストレートに伝える
男女の関係では、心に秘めた思いや不満が蓄積されることはよくあります。
しかし、それらを抱えたままではふたりのあいだにある問題が解決せず、かえって関係を損なう展開になりかねません。
些細なことであっても、思っていることは遠慮せずにストレートに伝え合うことでお互いの理解が深まりますし、無用な疑念を抱く必要も減っていくでしょう。
ここで思っていることを伝えられない関係が続くと、危機を乗り越えるのが格段に難しくなってしまいます。
♦︎愛情表現を怠らない
男女関係は、危機を迎えると途端に愛情表現が減ってしまいがち。愛情表現はふたりの関係を強固にする上で欠かせません。
大げさな表現ではなくても、日常生活のなかで小さな優しさや感謝の言葉を交わせば、それだけでもお互いの絆を深めるチャンスに恵まれます。
危機を感じているときほどプライベートな時間を大切にして、お互いの存在を確かめ合うことも大切です。
カップルは3ヶ月めを乗り越えればうまくいく♡
3ヶ月めの危機は、どんなカップルにも大なり小なり訪れていると言っても間違いではありません。
これからも仲のいい関係を目指していくのであれば、小さな違和感を抱き始めたときに、見て見ぬふりをしないことも大切です。
3ヶ月めの危機を乗り越えることができれば、そのあとは再び穏やかな関係が継続しやすくなるので、諦めずに前向きに向き合っていきましょう♡
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