そもそも復縁は簡単ではないけれど…
別れた相手との復縁は、そう簡単なことではありません。しかし感情が整理できず、元恋人との関係性を再構築したい気持ちが強いのであれば、短期戦ではなくある程度の期間を定めて粘り強く取り組んでいきましょう。
一度は終わった相手に再び交際する意欲をもってもらうにあたっては、感情的な行動や場当たり的なアプローチは失敗することが多いことから、冷静で着実なアプローチが必要です。
復縁するために試してみたい10の方法
別れた恋人と復縁を望むなら、試してみたいことがあります。そこで、復縁するために試す価値のある10のことをひとつずつ解説していきます。
♦︎彼と別れた理由を冷静に分析する
復縁への第一歩は、まずはとことん冷静になって、別れた理由を分析することです。感情に左右されることなく、客観的な視点から、ふたりのあいだに存在した問題を理解しましょう。
相手が別れ話で、本音や真実を話しているとは限りません。当時の状況や相手の振る舞いもよく思い返しながら「なぜ別れることになったのか」を正確に把握するほど、復縁へのアプローチ方法を練りやすくなります。
♦︎自分が彼と復縁したい理由を整理する
自分が相手との復縁を望む理由を整理しましょう。自分の感情を冷静に分析すると、復縁に向けてクリアなビジョンを持ちやすくなります。
「好き」や「寂しい」といった感情だけでなく、復縁が叶った先の未来計画も頭に浮かぶようであれば、より理論的に復縁への計画を立てやすくなるでしょう。
♦︎冷却期間中は絶対にコンタクトを取らない
自分の感情を整理したりクリアな視点を得たりするためにも、別れたあとは一定の冷却期間を設けるべき。ここで感情に流されてしまうと、相手が嫌がる行動をしてしまうことにもなりかねないので、距離を置き続けることが重要です。
適切な冷却期間は、交際していた期間や別れ方によっても異なります。彼の感情がフラットになったであろうと思える時期までは、じっと静かにしたほうが得策。相手とのコンタクトを避け、しばらくは自分のことに集中しましょう。
♦︎信頼できる共通の友人に「復縁したい」と伝えておく
復縁をしたい意思が固まっているのであれば、信頼できる共通の友人にだけは、その気持ちを話しておきましょう。チャンスがあれば、進んで協力をしてくれる可能性も高まります。
また、誰かを通じて相手の耳に入ることで、復縁の意思を本人から直接伝えるよりも、相手の心に響きやすくなる効果もあるでしょう。
♦︎別れたあとの彼の近況を正確に知る
復縁は一方的にアプローチを続けても成功率が低いので、相手の近況を正確に把握することも必要です。恋人の有無だけでなく、私生活や仕事の状況もおおまかに把握できるとベスト。
復縁のアプローチを始める時期を決めやすくなりますし、具体的な方法も検討しやすくなります。
♦︎自分から連絡は取らない
復縁に向けて、焦らないこともとても重要です。冷却期間が明けても、まずは相手からの連絡を待つのがベターでしょう。焦りや執着を感じると相手は警戒するので、余裕のある態度を心がけましょう。
相手にフラットな感情になってもらえなければ、復縁に向けての話し合いも拒まれる可能性が高いので、感情的になりたくても我慢を…!
♦︎彼のSNSはチェックしない
復縁前に相手のSNSをチェックしても、いいことはあまりありません。むしろ相手の投稿を見るたびに、自分が知らない生活を送っていることに不安が強まり、冷静な判断ができなくなるリスクも大。
SNSには「いいところ」や「楽しい部分」しか投稿しない人が多いので、見たところでメリットはあまりなく、復縁にはマイナスの影響を与える要素になりがちです。
♦︎彼と再会できる自然なシチュエーションを見つける
復縁をするにあたって最初の行動は、自然な流れで再会できるシチュエーションを見つけることです。
無理に再会を演出したり強引に呼び出したりするのではなく、お互いにリラックスしている状況での再会が理想です。彼が来るであろうイベントやいつも行っていたお店での偶然の再会を装うなど、できるだけ自然なシチュエーションを探していきましょう。
♦︎彼と会ったら笑顔を見せる
彼と再会できたなら、いきなり復縁を迫ったり、別れたことへの恨み節を言ったりすることのないように、常にポジティブな雰囲気を作り出していきます。そのためにも、笑顔を大切にしましょう。
明るい表情は相手に安心感を与えますし、過去のわだかまりを払拭するだけのパワーも期待できます。
♦︎再会したその日には復縁を迫らない
再会したその日に、いきなり復縁を迫るのは避けましょう。再会はあくまでも復縁計画へのスタートライン。復縁は、適切なタイミングで話を切り出すことが極めて重要です。
再会をしたあとも着実なステップを踏んで新たなスタートを切れるよう、焦らずにまずは友人関係からリスタートを。
復縁から結婚に至るカップルのパターン3つ
復縁から結婚に至るカップルには共通点もあります。代表的なパターンを3つ解説します。
♦︎別れたことでお互いの良さを再確認できた
別れがもたらした時間や距離は、お互いの良さを再評価する絶好の機会にもなりえます。一度離れたことを通じて、元パートナーの気質や価値を改めて見つめ直し、自分との相性の良さを再確認することができれば、復縁後は一気に関係が縮まります。
双方にとって復縁した環境が心地よいものであれば、結婚に向けた新たな一歩を踏み出しやすくなるでしょう。
♦︎別れて自由な時間を得て満足できた
付き合っているときには窮屈な気持ちがあっても、一度別れて自由な時間を得たことでそれぞれが成長し、過去の不満が解消できる場合もあります。
別れた期間が充実しているほど、お互いに自立心が強まり精神的にも大人になってから再会できるので、復縁後は結婚に向けて健全な関係が築きやすくなるのです。
♦︎ちょうど結婚願望が高まっている時期だった
ちょうどお互いの結婚願望が高まっている時期に再会して復縁をすると、一気に結婚へと繋がるケースも珍しくありません。
お互いが結婚に向けて意欲的であるほど、結婚や家庭という新たな共通の目標を見つけられるので、共に未来を築いていく意欲が湧きやすくなるでしょう。
復縁したいなら「タイミング」を見極めて
復縁で1番大切なのは「タイミング」です。前向きな姿勢で新たなスタートを切れる時期に復縁をすることで、いい関係が築けたり一気に結婚へと進んだりと、豊かな関係へと繋がります。
復縁をしたい気持ちが高まっているときには、独りよがりな判断をしがちですが、相手の感情にも配慮しながら焦らずに時期を待つことが、もっとも大事なポイントです♡
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並木まき
ライター・時短美容家。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。