親友の定義は人それぞれ!
「親友」といっても、その定義は人それぞれ。深い話をできる仲を「親友」と呼ぶ人もいれば、家族ぐるみでのお付き合いができる人を「親友」と呼ぶ人もいます。
定義があいまいな言葉ではありますが、自分にとって「親友」と思える人と出会える場所は、案外限られているのが現実ではないでしょうか。
3位:以前の勤務先
3位は「以前の勤務先」でした。
同じ職場で切磋琢磨した仲間だからこそ、職場を離れてから親友として付き合いやすい面があるのかもしれません。
「転職前の職場で一緒に働いていた同僚が今の親友。同じ会社のときにはライバルだったけれど今はホンネで話せる」(30歳女性)、「職場が同じだと利害関係があるけれど、辞めれば関係ないから気楽に付き合えるようになった」(28歳女性)などのコメントが出ました。
2位:親友はいない
2位は「親友はいない」です。
「親友」と呼べる人がいない大人は、意外と多い実態があります。自分が本当に心を許せる相手ではない限り、親友とは言えないと捉えている人も少なくないのではないでしょうか。
「仲のいい友人からの裏切りを何度も経験して、大人になって『親友ってなに?』と考えるようになった。私には親友はいません」(34歳女性)、「親友だと思っていた子とも疎遠になった」(36歳女性)といった声も出ました。
1位:学校(学生時代)
1位は「学校(学生時代)」でした。
多感な頃を一緒に過ごした人とは、大人になってからも友人関係が続くケースが多いですよね。友人期間が長くなるほど、親友と言える親しい付き合いになりやすいのかもしれません。
「そんなに頻繁には会っていないけれど、親友は学生時代からの1人だけ」(34歳女性)、「学生時代からずっと仲のいい子が3人だけいます」(32歳女性)といったコメントが出ました。
今回の結果をグラフで見てみると…
4位に「趣味の集まり」と「現在の勤務先」「幼なじみ」が同率で並びました。圧倒的に多かったのが「学校(学生時代)」で、やはり大人になってから親友ができにくいというのは、ある意味で真実かもしれません。
親友がいなくても心配しないで♡
私には親友がいない…! と感じていたとしても、まったく心配はいりません。仕事、結婚、出産、子育て、介護などのライフステージによっても話題が合う人は変わってくるので、周囲の人とライフステージのタイミングがズレるだけでも友人関係が希薄になりがち。
今は親友がいなかったとしても、長い人生においてまた何かのタイミングで気が合う人と出会ったり、昔からの友人とひょんなことから意気投合したりといった展開も少なくないので、今は親友がいないとしても落ち込む必要はありませんよ!
【調査概要】
調査方法:2023年12月にOggi.jp編集部にてテーマと設問を設定し、Oggiのメルマガ会員にアンケートを行い、その結果を集計したものです。
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構成・文/並木まき
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