【心に響く言葉】言われた一言とシーンを紹介
はじめに、心に響く言葉と、その一言を言われたシーンを紹介します。
※アンケートは20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名（未回答含む）。
励まされて心に響いた言葉
悩んでいるときや落ち込んでいるとき、ひとりならただネガティブな状態でい続けてしまいそうになりますが、身近な人からの一言で前向きになれたという経験が多く寄せられました。
「彼から『誰よりも可愛いから何言われても気にするな』と言われたこと」（20代・北海道）
「夫からの『努力にまさる天才はなし』の一言。努力を認められた感じがした」（30代・大阪府）
「友人に『あなたが沈んでると私も悲しくなる』と言われたこと。落ち込んでいるのを隠そうとしていたのが、バレていたことに申し訳なく思い、自分をよく見ていてくれているという嬉しさがあった」（30代・東京都）
「予備校の先生からの『やまない雨はない』という言葉。どんなに辛い状況でも、必ず終わりがくると励まされた」（30代・埼玉県）
孤独だったときに心に響いた言葉
自分のことを完全に理解してくれる人というのは、簡単に出会えるものではないですし、ときには理解されなくて苦しむこともあります。そんなときに、味方で居てくれる人がいることを感じられると安心感を得られますよね。
「『ひとりでいることは悪いことではない』。 中学時代、友達が不登校になってクラスで孤立していたとき、他の友達が言ってくれて納得した」（30代・長野県）
「『味方だよ』。ひとりじゃないと心強くなれた」（30代・愛知県）
「どん底のときに知り合いに『好きに生きろ』と言われて、はっとした。あまり自由に生きてなかった （30代・東京都）
「『大丈夫だよ』。味方でいてくれる気持ちがなにより嬉しい」（30代・福岡県）
褒められて心に響いた言葉
周りから自分の行いを褒められると自分自身を認められたと感じられますし、自信に繋がります。大人になると褒められることが少なくなるので、良いとおもったことは伝えると喜んでもらえるのではないでしょうか。
「『人として憧れる』。職場で関わった人が退職の際に手紙で伝えてくれた一言。そう言ってもらえて、自分のことが少し好きになれた」（30代・青森県）
「『あなたがいてくれるだけで元気になれる』。自分では何もしていないつもりでも、人の役に立てたのだと思えた」（20代・岐阜県）
「すごい！エライ！」（30代・東京都）
体調不良のときに心に響いた言葉
体調不良のときは身体がつらくて心もどんよりしがちですが、そんなときに寄り添ってくれる存在はありがたいですよね。
「『何なら食べられる？』と夫から一言。 体調不良なので食べれるものに限りがあると寄り添ってくれたのが嬉しかった」（20代・千葉県）
「母親からの『病気になったとしてもあなたであることに変わりはない』という言葉。病気になる前の体に戻ることはできないけど、どのような状態でも受け入れてくれる人、愛してくれる人がいると感じた」（20代・熊本県）
不安なときに心に響いた言葉
不安なときは自分の言動にも自信を持てなくなることがあります。そういったときに言葉をかけてくれる人がいたことで、冷静になれたりリラックスして考えられたという意見がありました。
「『まだ焦るときではない』と好きな人から言われたこと。すぐ焦ってしまうタイプだったけど、焦っても意味ないなと考えられて、トラブルに対して冷静になれた」（30代・東京都）
「夫から『気にしすぎないで自分の思った通りに過ごせばいいんだよ』 と言われたこと。気にしいなところがあるので気が楽になった」（20代・東京都）
「『失敗は成功のもと』。失敗しても次に活かせるから大丈夫なんだと思えた」（30代・東京都）
感謝の気持ちを伝えられて心に響いた言葉
「ありがとう」の言葉は人からいわれて嬉しい言葉のひとつ。役に立てたことや相手に喜んでもらえたことがわかりやすいですし、存在を肯定されたように感じられるはず。日常の中で積極的に使ってみるといいでしょう。
「夫からの『一緒にいてくれてありがとう』の一言。ふとした瞬間にその一言を言ってくれて幸せを感じた」（20代・東京都）
「『ありがとう』の一言。嬉しいです」（30代・群馬県）
叱られて心に響いた言葉
身近な人から叱られた言葉は、冷静になるためだったり、反省できたりする意味で心に残ったという意見もありました。なんとも思っていない人や関わりたくない人対しては、わざわざ注意する気も起きないものなので、言ってくれることはそれだけ大事に思われている、と考えてもいいのではないでしょうか。
「『謙虚になれ』と兄からの一言。調子こいて痛い目にあったから」（30代・北海道）
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【心に響く言葉】言われて嬉しかった一言を思い出すのはどんなとき？
最後に、身近な人から言われた「心に響く言葉」を思い出す瞬間についてアンケートの回答を紹介します。
元気がないとき
気持ちがネガティブになっているときに、身近な人から言われた心に響いた言葉を思い出しているという意見が多く寄せられました。
「つらいとき」（20代・福岡県）
「家にひとりでいるときや、仕事が忙しくて疲れて帰ってきたとき」（20代・東京都）
「自分が落ち込んでいるとき」（30代・東京都）
「失敗したときに」（30代・東京都）
「迷ったとき」（30代・東京都）
仕事をしているとき
日常の中で仕事をしている時間は大半を占めます。辛く感じることがあっても急に投げ出すわけにはいかないので、そんなときは心に響いた言葉が励みになっているようです。
「仕事で嫌なことが続いたとき」（30代・埼玉県）
「仕事のときや、焦っているとき」（30代・東京都）
「資格の勉強や仕事で頑張っても周りからは認められないときによく思い出します」（30代・大阪府）
言ってくれた人を思い出して
言ってくれた人を思い出したときに、心に残る言葉も思い出すという意見もありました。そんなときは、連絡をしたり会ってみるのもいいかもしれませんね。
「ふとその人を思い出したときに、かけてくれた言葉を思い出します」（30代・広島県）
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最後に
今回のアンケートでは、不安や孤独、体調不良のときなどネガティブな状態のときに言われた一言が心に響いたという意見が多い傾向がありました。自分としては何気なく言ったことでも、実は誰かにとって心に響く言葉として記憶に残っていて、つらいときの励みになっているかもしれません。
