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【女性100人に聞いた】寂しい夜を経験したことがある?
※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
20~30代の女性100人に「寂しい夜を経験したことがある?」と質問したところ、ある… 33.3%/ない… 66.7%との結果となりました。
今回のアンケートでは、ないと答えた方が全体の6割以上の多数を占めているようでした。
【ある派】夜が寂しいと感じる理由とは
夜の寂しさはふとした瞬間に現れるもの。誰でも一度は経験したことがあるはずです。では実際に「なぜ夜になると寂しいと感じるのか」その理由を紹介していきます。
物思いにふける
夜は魔物とよく言われるもの。「寂しさ」を抱えている人の多くは、夜に突然ネガティブな気持ちになって「自分には理解者がいない」と思ってしまうのです。本当にいるのか、いないのかはさておき、自分で「いない」と思い込んでいるのですから、もし周囲が手を差し伸べてくれたとしても、それに気づけないことも…。
「センチメンタルになる、人恋しい。いろいろ無駄に考えちゃう」(20代・東京都)
「ひとりでいる時間の静けさに寂しさを感じることがあるから」(20代・東京都)
「ひとりぼっちに感じるとき。誰も褒めてくれないとき」(30代・大阪府)
「色々と考え過ぎて眠れなくなったとき」(20代・東京都)
「自分が嫌になる」(20代・広島県)
「急に理由もなく寂しくなる」(30代・埼玉県)
不安や孤独を感じる
性格的に感情にふたをしがちで、すぐに我慢してしまうタイプの人は、この「受け入れる」ということが実は苦手。「寂しい」という感情が自分の中にあるのにそれに気づかないふりをしているだけで、消化できているわけではないのです。結果として「寂しさ」を長く引きずってしまいます。
「ただただ、明日が来ることが怖くて不安になる」(20代・千葉県)
「孤独に感じる」(30代・茨城県)
「ひとりぼっちになった気持ちになるかる」(30代・香川県)
「急に孤独を感じる」(30代・福島県)
「静かで何かするわけでもないので、孤独を感じやすくなっているから」(20代・大阪府)
人に必要とされたい
自分で自分を肯定できない人は、常に他人からの評価を気にしています。ですが、自分の思い通りに人が自分を褒めてくれることはまずありませんよね。「私を認めてほしい」「私を見てほしい」などと「ほしい」尽くしになってしまって、さらにそれが満たされないと、ずっと「寂しさ」を抱えることになるのです。
「元彼に会いたくなる」(30代・東京都)
「いつもLINEで話してた人と連絡が途絶えたとき」(20代・埼玉県)
「誰かと繋がって会話をしたい」(30代・鹿児島県)
「誰か人と話したくなる」(20代・新潟県)
「理由は分からない。ただ、抱きしめてほしいなって突然夜思う」(30代・大阪府)
「周囲が結婚・子育てで忙しく、遊ぶ友達が年々減っているから」(30代・埼玉県)
ひとり暮らしだから
実家暮らしが長い人は、ひとり暮らしになってホームシックになりやすいようです。「家に帰っても話を聞いてくれる人がいない」「一緒にごはんを食べてくれる人がいない」などが寂しさの理由として多くあげられていました。
「ひとり暮らしだから」(30代・岡山県)
「ひとり暮らしがつらい」(30代・東京都)
「誰かがいると寂しくならないけど、ひとりだと寂しくなる」(20代・和歌山県)
気温の変化
季節の変わり目で気温が変化し、寒い日が続くとセンチメンタルな気分になりますよね。日照時間が短くなることで、「セロトニン」と呼ばれる幸せホルモンが、普段よりも分泌されにくくなることも原因のひとつと言われています。
「冬の寒い日は寂しくなる」(30代・愛媛県)
「急に暑くなったり寒くなったり、一日の疲れやが溜まったタイミングなので」(30代・福岡県)
「温度差がある」(30代・神奈川県)
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【ない派】夜が寂しいと感じない理由とは
「夜になると寂しいと感じる」という人がいる傍ら、夜になってもネガティブな思いを感じにくい人も一定数いるようです。ここでは、「夜を寂しいと感じない人の理由や過ごし方」をチェックしてみましょう。
ひとりでいるのが苦ではない
あまり人に依存したことがなかったり、好きな趣味を持っている人は、ひとりの時間を大切にする傾向があります。自分で自分を満足させる手段を理解しているのです。毎日コツコツ継続できる楽しみを見つけるとGOOD!
「ひとりに慣れているから」(30代・大阪府)
「ゲームやったり好きなことをしてるから、寂しくない」(30代・福島県)
「趣味に没頭するから」(30代・埼玉県)
「スマホでSNSを見たりゲームするので忙しいから」(20代・京都府)
「ひとりの方が気楽なので」(30代・千葉県)
「夜はやっとひとりになれてほっとする時間だから」(30代・北海道)
「夜は自分の好きなことができる自由時間ととらえており、他人に邪魔されたくないから」(20代・千葉県)
寂しく感じるほどの暇がない
社会人になると仕事以外は自分のために使える貴重な時間。やりたいこともいっぱいあるので、暇な時間もほとんどないのです。空いた時間があると考え事をしてしまうので、寂しくなったり精神的に不安定になってしまいそう。
「勉強で頭がいっぱい」(30代・静岡県)
「やることが山積みでそんな暇がない」(30代・千葉県)
「やることが多すぎて疲れてすぐ寝てしまうから」(30代・東京都)
「必ず何かをしているので暇な時がなく寂しくなることもない」(20代・東京都)
「夜は疲れているので考える暇がない」(30代・東京都)
「育児で忙しい」(20代・大分県)
家族がいるから
一緒に住んでいる家族がいると寂しいと感じる時間が少ないはず。いつでも誰かがそばにいてくれるので、気持ちが落ち込むタイミングができにくいのです。ひとり暮らしの人はペットを家族として迎えいれて寂しい時間を極力減らすなんてケースも。
「家族がいて満たされているから」(30代・神奈川県)
「夫と子供たちがいるから」(30代・愛知県)
「家族とすごしていてにぎやかだから」(30代・茨城県)
「家族と一緒だから」(30代・埼玉県)
「隣に子供もいたり、夫もいたり、常に存在を感じるから」(30代・埼玉県)
「子どもがそばにいるから」(30代・東京都)
すぐ寝るから
寂しい夜は寝るのが一番! 夜更かしはマイナス思考を加速させます。早寝早起きの習慣をつけると、夜勝手に睡魔が襲ってくるので、寂しい気持ちを感じることなく自然に眠りにつけるのも良いですよね。
「寂しくなる前に寝るから」(20代・神奈川県)
「暇だからそういう思考になるのかなと思う。夜なら寝ればいいだけ」(30代・千葉県)
「ベッドに入って、ケータイ見てたら眠くなるから」(20代・兵庫県)
寂しい夜から抜け出す方法とは
誰にでも訪れる、寂しい夜。事前に「寂しさから抜け出すための対処方法」を知っておくことをおすすめします。ここでは「寂しい夜から抜け出す方法」を7つピックアップしてみたので、自分に合うものを試してみましょう。
動画や映像作品を観る
好きなドラマ・映画、推しのライブ映像、動物の動画などを観ることで気を紛らわしている人も多数いるようです。最近では動画配信アプリの生配信などもあるため、寂しい時間を持て余すようなことはほとんどないでしょう。
「YouTubeを観たりTwitterを観たりして紛らわす」(20代・和歌山県)
「可愛い猫の動画、面白いお笑いの動画などみてます」(20代・埼玉県)
「韓国ドラマを観たりネイルをしたりして気を紛らわす」(30代・東京都)
「好きなアーティストなどをユーチューブで観る」(30代・福島県)
「趣味の活動をしたり、YouTubeを観て気を紛らわせる」(20代・東京都)
「ドラマ・映画鑑賞をします。とにかく趣味に没頭します」(30代・埼玉県)
人と話す
もっとも必要なことは「寂しい」という気持ちを受け入れることと、それを人に素直に話すことです。受け入れるのは難しいことですが、人に話すことはできそうですね。人に弱音を吐いたり、自分の内面をさらけ出したりすることに抵抗がある人は、なんでもない他愛もない話をしているだけでもOKです。
「ネットの友達とおしゃべり」(30代・福岡県)
「起きてそうな人に連絡する」(30代・兵庫県)
「人と話したりゲームをしたりして気を紛らわす」(30代・東京都)
「友達と話す」(30代・大阪府)
すぐに寝る
これがいちばん簡単な対処方法。「寂しい、寂しい」と手当たり次第にLINEを送ってみたり、ダラダラと夜更かしをしたりしていませんか? そんなことをしても解決することはまずありません。思い切って寝てしまいましょう。
「大人しく寝る」(20代・東京都)
「寝る」(30代・東京都)
「諦めて目を瞑り、寝る努力をする」(20代・千葉県)
楽しいことを想像する
寂しいときこと楽しいこと、嬉しいこと、好きなことをいっぱい頭で思い浮かべてマイナスな気持ちを壊してみましょう。「明日のお昼何食べようかな」や「次外出するときは何を着て行こう」など日常的な妄想でOK! 好きな人と一緒にいれる想像でもよいのですが、かえって寂しくなってしまうという人もいるので注意が必要です。
「彼氏が隣にいることを妄想する」(30代・大阪府)
「翌日の楽しいことを考える」(30代・大阪府)
「好きなことや楽しいことを考える」(30代・東京都)
音楽を聴く
周りが静かな夜は孤独を感じやすいでしょう。そんなときは、好きな音楽を聴いて気持ちが落ち込まないように意識してみると◎! YouTubeなどで雨音や焚火の音などのヒーリングミュージックがあるので、自分に合った音楽を見つけてみましょう。
「音楽を聴く」(30代・神奈川県)
「好きな音楽を聴いて癒される」(30代・東京都)
本を読む
本を読んでいる時間は目の前のストーリーに集中して入り込むことができるので、落ち込んだり寂しがる時間もほとんどないのでは。気分によって読む本のジャンルを変えると気分転換にもなり、飽きがこないのも嬉しいポイント。
「好きな本を読んだりする」(30代・愛媛県)
「本を読んで集中する」(20代・新潟県)
泣く
寂しいとき、孤独を感じたとき、とにかにむしゃくしゃした気分のときは思い切ってひとりで泣いてみるのもよいでしょう。自分の気持ちを表に表現することで気持ちがスッキリして、翌日には明るい気分で過ごせたりするものです。我慢は厳禁! 自分の感情を大切に。
「溜め込まずに泣く」(30代・神奈川県)
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最後に
寂しいと感じてしまう夜は、気持ちが安定していなかったり、時間を持て余して考えなくてもいいようなことを考えてしまうのが原因かも。集中できたり没頭できるような何かを見つけて、ひとりの夜も寂しさを感じずに過ごせるようになるといいかもしれませんね。「自分なりの対処方法を見つけるまでの間に、新たな趣味をみつけることができたので、夜に寂しいと感じなくなった」という意見もあったので、前向きに自分自身と向き合えるように意識してみましょう。
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