独身カップルに突撃! ふたりのお財布事情、詳しく教えてください
聞きたくても聞けない、パートナーの懐事情。禁断のトビラをいざ開けてみると…!? ある1か月の収支をもとに、お互いのこだわりやモヤモヤまで、洗いざらい語っていただきました!
教えてくれたのはこちらのカップル
マッチングアプリで出会い、2か月後に交際スタート。Sさんはひとり暮らし、Yさんは実家暮らしで、隣県同士の中距離恋愛。Yさんの超節約体質はファイナンシャルプランナーの母親譲り。
基本DATA
とある1ヵ月の収支を公開!
貯蓄はしっかり! 趣味は節約
―Yさん、貯蓄頑張ってますね!
Sさん(以下敬称略):ホントすごい! 公務員だから年収はなんとなく予想はついていたけど…。
Y:僕、節約が趣味なんです。通帳見たら、この2年間で貯蓄が700万円増えてました。
―実家で家賃などがかからないからですか?
Y:それが大きいですね。家にお金入れるって言っても両親が「いらない」って言うんで、甘えてます。
S:別に貯めておいて、何かのときに渡せば? と言ってるんですけどね。そこは少しモヤっとする。
Y:通帳を分けなくても何かあれば出せるように準備してるから大丈夫。
趣味の旅行は行程からしっかり楽しむ!
―金銭感覚はどちらも「合う」との回答でした。
S:私は旅行が趣味で、安く行けるルートや宿を探して、旅の行程をつくるところから楽しむんですけど、実は彼とつきあったのもそれがきっかけ。
Y:Sのアプリのプロフィールにそう書いてあったのを見まして。旅程表は僕もつくるので、初デートのときに、南米旅行のときにつくったノートを持参しました。
S:それが私のより細かかったので「私を超える人がいるなんて!」って。
価値観が一緒だと金銭感覚も近くなる?
Y:僕はタクシーが好きじゃないんですけど、それも共感してくれました。
S:私はランナーになってからヒールを履かなくなったので、歩くのが苦痛ではなくて。公共交通機関があるのに、すぐタクシーに乗る人は無理! って盛り上がりました。
Y:もちろん、全部節約するんじゃなくて、旅行先の食事なんかはちゃんとお金かけてます。ムダな出費がイヤなだけ。
S:これまでおつきあいした人の中でも、お金の感覚がここまで合う人っていなかったので、今とっても楽しいです!
2023年Oggi6月号「パートナーとの本音の金銭感覚白書2023」より
イラスト/浅妻健司 構成/佐々木 恵・酒井亜希子(スタッフ・オン)
再構成/Oggi.jp編集部