合う? 合わない? パートナーとの金銭感覚白書2023
「デート代はどちらかが多く払うべき?」「高価な買い物に相手の許可は必要?」「同棲中のお金の管理、どうするのがベスト?」など、デートのワリカン問題から些細なモヤモヤまで、なかなかわかり合えない男女の金銭感覚。お金にまつわる気になるアレコレを調査!
お金の“実態と本音”のDATA
金銭感覚に関する意識調査の結果を発表! around30歳のパートナーのいる男女それぞれに同じ質問をしてみたところ、絶妙なズレが判明しました。そりゃ、モヤモヤするわけですね。
◆基本DATA
Q. 現在の年収、貯蓄額を教えてください。
年収は女性より男性のほうが高いけれど… 貯蓄は女性の約6割なのはなぜ!
回答者の平均年齢は女性のほうが高いのにもかかわらず、男性のほうが100万円以上年収が高いという結果に。一方で貯蓄額には大きな開きがあり、男性は気前よく使い、女性は堅実に貯めている様子が明らかに。ちなみに貯蓄の最高額は男女ともに2,000万円。
Q. パートナーの年収、貯蓄額を知っていますか?
男性は女性のお金事情に無関心!?
女性は収入、貯蓄とも大まかにでも「知っている」と答えた人が多かったのに比べ、男性は女性の貯蓄額を「知らない」人が58%など、お金への意識の差が鮮明に。女性側が男性の収入を知ったきっかけは「ふるさと納税の限度額から推察」(26歳・IT)など、抜け目のなさ(?)も光った。。
Q. 年収、貯蓄額を「知らない」と答えた方にお聞きします。相手の収入を知りたいと思いますか?
こちらの回答も、女性のほうがパートナーの収入や貯蓄に関心が高いことが判明。女性側の理由は「結婚を考えているので聞いておきたい」(28歳・金融)などのほか、「パートナーのことはなんでも知りたい」(39歳・製造)といった声も
Q. デートや食事の費用は、どう分担するのがいいと思う?
意外と男性のほうが柔軟に考えているのかも…
いまだに巷を賑わす“おごり・おごられ論争”の実際のところは? 男女とも「ふたりがハッピーならOK」(27歳・IT)など、「カップル間で決めればいい」という意見が多数の様子。ただ、女性からは少なからず「男性のほうが収入が多いので、多めに払ってもらいたい」(28歳・事務)、男性からも「男性が全額払うべき」という声があったのも確かで、根強い意識の差も窺える。
Q. 実際に、デートや生活費の負担はどうしてる?
きっちり半額じゃなくても「ワリカン」?
食事・デート、生活費どちらも、男女ともに男性が全額or多めに出すのが大多数。ただ、デート代に関しては、男女の回答にばらつきがあるのが気になるところ。また、生活費は「家賃や光熱費は彼が払い、貯蓄は私が担当」(35歳・医療)といったように、役割分担しているケースも。
Q. パートナーに黙って、こっそり買ってるものはある?
女性のほうが秘密の買い物が多め!
男性はスマホゲームへの1,000円の課金から月1回のタイ古式マッサージ、「20万円の靴を5万円と報告」(25歳・営業)など、使い道も金額も多様。女性は「100万円超のジュエリー」(34歳・製薬)など高級ファッション系を秘密にしがち。
2023年Oggi6月号「パートナーとの本音の金銭感覚白書2023」より
イラスト/浅妻健司 構成/佐々木 恵・酒井亜希子(スタッフ・オン)
再構成/Oggi.jp編集部