切る以外にも! “cut”の意味や使い方
“cut”というと「切る」という訳を思い浮かべる人も多いはず。日本語でも「カットする」なんて言葉を日常的に使いますよね。
実際に“cut”のコアイメージはというと「鋭利なもので切る」ですが、実は「切る」以外の意味もあるのです!
たとえば、タイトルの英文。
「She always cuts me (dead).」
「彼女はいつも私を切る」なんて訳してしまうと、ホラー映画の怖いシーンを想像してしまいそうですが、もちろん別の意味になります。
ではどんな意味?
前回の記事はこちら>>「It’s the long hand.」の意味は? それは長い手ではなく…
正解は?
“cut”に「知らないふりをする」という意味があるので、「She always cuts me (dead).」で「彼女はいつも知らないふりをする」ということ!
“cut”を使わずに「She always pretends not to know me.」とも言い換えることができますが、「She always cuts me (dead).」のほうがシンプルですね!
さて、あわせて“cut”の切る以外の主な意味や使い方をご紹介。
通り抜ける
ex. 「I cut through the park.」(私は公園を通り抜けた)
やめる
ex. 「Cut the talking!」(話をやめろ)
身にこたえる
ex. 「The cold rain cut me to the bone.」(冷たい雨が骨身にこたえた)
さぼる
ex. 「He sometimes cuts class.」(彼は時々授業をさぼる)
(酒類を)薄める
ex. 「You should cut whisky with water.」(ウィスキーを水で薄めたほうがいいよ)
machi
小学生~社会人を対象とした英語教室を運営する英語講師。英検1級/国家資格・通訳案内士/TOEIC 900点以上
生徒のリクエストによっては、数学や化学まで教えることも。○十年前の記憶を引っ張り出し奮闘中。
ただいま周回遅れで韓ドラがブーム! 本当は仕事も家事もせず1日中韓ドラを観てぐ~たら過ごすのが理想。韓国語も習得したい。