3位:「泥仕合(どろじあい)」
3位は、「泥仕合(どろじあい)」。
1 互いに相手の弱点・秘密などをあばきたててみにくく争うこと。また、その争い。
2 歌舞伎で、舞台上に泥田を作り、その中で立ち回りを演じること。また、その立ち回り。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
言葉のイメージのせいで「じあい」の部分を「試合」と誤記している例も少なくないのですが、正しくは「仕合」と書きます。
2位:「興味津々(きょうみしんしん)」
2位は、「興味津々(きょうみしんしん)」。
興味があとからあとからわいて尽きないさま。「やじ馬が―と見守る」
出典:デジタル大辞泉(小学館)
言葉の意味が有するイメージが影響して、「しんしん」の部分を「深々」と間違えて覚えていた人も少なくないのかもしれませんね。
1位:「椀飯振舞(おうばんぶるまい)」
1位は、「椀飯振舞(おうばんぶるまい)」。
1 《2が原義。「大盤(おおばん)振る舞い」と当てて書くこともある》盛んなもてなし。また、金品などを気前よく人に施すこと。「祝いの客に―をする」
2 椀飯の儀礼の影響を受けた江戸時代の正月の行事。一家の主人が親類縁者を招いて盛んな宴会を催したこと。また、その宴会。節(せち)振る舞い。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
「大盤振る舞い」と書くのは当て字。音も異なり、正しくは「おうばん(椀飯)」です。言葉の意味は理解していても、正しい漢字に自信がない人も多そうな熟語ですよね。
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このほか「洒落(しゃれ)」「完璧(かんぺき)」「十人十色(じゅうにんといろ)」なども回答が集まっていました。みなさんは熟語の意味や読み方に自信がありますか?
【調査概要】
調査方法:Oggi.jp編集部にてテーマと設問を設定し、投票サービスにてアンケートを行いその結果を集計したもの
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構成・文/並木まき
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