ライター・安本由佳が悩める女性の人生にアドバイス♡＜働く女性のお悩み相談室#116＞
前回記事：『好きな仕事で輝きたい！… でも、何から始めればいいのかわかりません』
こんにちは、ライター・安本由佳です。
私のInstagramに届いたお悩みの中から、ぜひ皆さんと共有したい内容をピックアップ。一緒に答えを探していきます。
今回みなさんと一緒に考えたいお悩みはこちら！
【お悩み】
4年付き合っている年下彼氏がデートをしてくれません。週に3回以上は私の家に泊まりにきますが、彼は外食はおろかスーパーに買い物に行くのも嫌がってオンラインゲームばかり。しかし先日、私に嘘をついて友人たち（女の子も含むグループ）とディズニーランドに行っていたことが発覚。それ以来すごくモヤモヤして……。私だって恋人らしいデートがしたいです。どうすれば彼を変えられますか？
彼は相談者さんの愛に甘え切っている
冒頭からバッサリ言ってしまいますが…… 現時点で、彼は相談者さんを恋人として扱っていません。
週に3回以上も相談者さんの家に泊まっているとのことで、肉体的なスキンシップはあるのかもしれない。しかし同じ空間でともに過ごしていても、ずっとオンラインゲームに夢中というのは…… 心を通わせよう、コミュニケーションをとろうという意志がまるで感じられませんよね。
ところで、外食もスーパーに行くのも嫌がるということは、相談者さんが一人で食材を買い出しに行き、食事の支度をしてあげているのでしょうか。ずっとオンラインゲームをしている彼氏のために？
だとしたら、完全に甘やかしすぎです。
彼は子どもではなく、成人した大人。相談者さんが母親のように無償で世話をやく必要などありません。
相談者さんは愛情のつもりで尽くしているのかもしれませんが、彼はその愛に応えるどころか完全に甘えて図に乗っています。そしてその結果が、現状の彼の態度です。
女友達とは率先して出かけるのに、相談者さんのことは放置……。甘えたままでも許されるからと味をしめ、恋人に対してなら当然抱く、思いやりも気遣いもサービス精神も置き去りにしています。
理不尽にはNOを突きつける勇気を持って
本当は、もっと早い段階で彼にNOを突きつけるべきでした。
そもそも相談者さんの家なのだから「ゲームするなら帰って」「作りたくない、外食しかムリ」と彼を突き放せば良かったんです。そうすれば彼も、最低限の気遣いまで忘れることはなかったでしょう。
「嫌われたくない」と萎縮する気持ちもわからなくありません。しかし理不尽に対しNOを言えない女性は舐められます。対等に愛され続けるためには、ダメなことをダメとはっきり言う必要があるんです。
今から、すでに出来上がってしまった関係を変えるのは相当パワーが要りますが…… それでも、試す価値はあります。
彼に変わってもらうため、まずは相談者さんから変わりましょう。
具体的な案としては、彼に「これからは外で会いたい」ときっぱり告げ、家にあげないようにしてはどうでしょうか。
最初は不貞腐れたり臍を曲げるかもしれない。それでも彼に、今後も相談者さんと恋人で居続ける気があるならば、少しずつでも態度を改めるはずです。
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ライター 安本由佳
慶應義塾大学法学部法律学科卒 化粧品メーカー広報、損害保険会社IT部門で勤務したのちフリーランスへ。 2015年に軽井沢に住まいを移し、ホテルやカフェのPRに従事するほか、軽井沢暮らしを紹介するコラムを連載中。2016年〜2020年1月 東京カレンダーWEBにて執筆。2020年10月15日 講談社文庫より初書籍「不機嫌な婚活」発売。現在Amazonにて販売中。
