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【質問】彼氏を「気持ち悪い」と思ったことがある?
※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
20〜30代の女性100人に彼氏を「気持ち悪い」と思ったことがある? と質問を投げかけてみたところ、はい… 24%/いいえ… 76%という集計グラフに。ほとんどの方は「気持ち悪い」と感じたことはない様子。
ただし、「結婚してから急に気持ち悪いと感じるようになった」との意見もあり、一緒にいる時間が長くなると嫌悪感が高まる場合もあるようです。
【体験談】彼氏が「気持ち悪い」のはどんなとき?
では、実際にどんなタイミングで彼氏に対して「気持ち悪い」と感じることがあるのでしょうか。アンケート結果の体験談を参考にしながら、女性の赤裸々な想いをチェックしてみましょう。
【1】思いやりのない言動
文句や愚痴が多い、束縛が多い、小さなことで大声を出すなどのネガティブな一面が目立つようになってくると、「気持ち悪い」と感じるようになることも。
彼女の気持ちも考えず常に自分本位の男性は、女性にガツンと言える=男らしいと勘違いしているだけのネチネチ男かも。
「しつこい」(30代・北海道)
「ぬいぐるみ触りながらニヤついてる時」(30代・北海道)
「家庭事情複雑な彼氏が、他の家庭事情複雑な人に裏で『お前程度の苦しみは誰でも経験してる』的なことを呟いてたこと」(20代・愛知県)
「行動が気に入らなかった時」(30代・三重県)
【2】倦怠期
交際期間が長くなるにつれ、新鮮さがなくなって倦怠期が訪れる可能性も。
慣れ合いもあり、「交際当初はもっと優しかったのに…」などと、不満を抱くことも増えがち。彼氏の嫌な部分が目に付きやすくなり「気持ち悪い」と感じるのでしょう。
「もうマンネリして別れたくなってきているとき」(30代・高知県)
「相手を好きじゃなくなったと」(30代・熊本県)
【3】スキンシップが過剰
クールな部分が魅力で交際を始めた彼氏が、付き合いだしてから甘えん坊に。付き合った当初は「そんな一面も可愛い」と感じていても、後々うんざりしてしまうこともあるのかも…。
また、外出中にも関わらず大勢の人がいる前でイチャイチャして来ようとしたり、人前で生々しい下ネタを言ったりというような、空気の読めなさにドン引きしてしまうこともあるよう。
「こっちがその気じゃないのに、ベタベタして来た時」(20代・大阪府)
「性癖が受け入れられない」(30代・愛知県)
「外出中でも性欲剥き出し」(20代・埼玉県)
【4】見た目に気を遣わなくなった
これも慣れ合いが原因なのでしょうか。
付き合う前は良い所を見せようと見た目に気を遣っていた彼氏も、今ではファッションへの興味が薄れ、ヒゲや眉毛も整えなくなってしまった… なんてことも。太ったことも気にせず、生活を改めないこともしばしば。
彼女に愛されている安心感や、「俺から離れていかない」という気持ちから気が緩んでいるのが原因かもしれません。
「顔が劣化した」(30代・東京都)
「太った」(30代・広島県)
「付き合ったときからかなり太ったとき」(20代・青森県)
【5】自分のにおいを気にしなくなった
男性はにおいが変わっていくもの。特に30代を過ぎると、若いときとは違った皮脂臭も増えてきます。そんな20代とのギャップに「気持ち悪さ」を感じる女性も多いようです。
清潔感がないと、仕事などでも影響が生じる場合も。ただ、自分では自身の体臭が分からない人もいるので、うまく相手を傷付けないように教えてあげるのが良いのかも。
「加齢臭がしたとき」(30代・神奈川県)
「靴下がすごい匂いな時」(30代・神奈川県)
【6】食事マナーが悪い
交際前にあまりデートをして来なかったカップルが、交際後にガッカリしてしまう原因として挙げられるのが、食事マナーの悪さ。
食べ方が汚い、音を立てて食べる、あまりに姿勢が悪いなどマナーの悪さはそれぞれですが、「気持ち悪い」と思ってしまうのも仕方がないのかも…。
「ご飯の食べ方(クチャラー)」(30代・埼玉県)
「食べてる口を見せてきたこと」(20代・大阪府)
彼氏が「気持ち悪い」ときにしてしまう対応は?
彼氏の気持ち悪さに耐えきれず、つい態度に出てしまうこともあるでしょう。
ここでは、彼女が彼氏に対して「気持ち悪い」と感じたときにどんな対応をとっているのか、女性心理を確認してみましょう。
【1】そっけない態度をとる
冷たい態度をとる、会話を続けようとしなくなる、目を合わせないなどの回答が多く寄せられています。
中には「相手が謝るまで口をきかない」「無視して不満を感じていると気づいてもらう」など、相手に変化を促したくてそっけなくしている人も。
「自分からは話しかけなくなる」(20代・大学生)
「顔を見たくないので、顔を見ないで会話するようになりました」(30代・接客業)
「必要最低限の会話しかしなくなります」(40代・事務職)
【2】会う頻度を減らす
会う頻度を減らし、お互いの気持ちを確認する彼女もいるようです。離れることをキッカケに自然消滅するのを狙っているなんて戦略家も。
「仕事や他の予定を口実にデートを断る」という人が多数な一方、「会う頻度を減らしたい」と彼氏にはっきり伝えた人も少数ながらいました。
「予定を聞かれても『まだわからない』と言って会うのを避けます」(20代・接客業)
「毎週末デートしていたが、会いたくないのでわざと違う予定を入れる」(30代・歯科衛生士)
「『仕事が忙しい』などの言い訳をして、会う機会を減らす」(40代・経理事務)
【3】連絡頻度を減らす
前ならば連絡が来たらすぐに返信していたのに、「気持ち悪い」と感じるようになると、彼氏から電話やメッセージがあっても嬉しいと感じなくなり、連絡の優先順位が下がってしまうようです。
「彼女が冷めてしまったのかな」と彼自身が気づくように行動しているパターンも。
「連絡をあまり返さない、電話に出ない」(20代・専門職)
「メッセージの返事が遅くなる」(30代・家事手伝い)
「連絡の回数を減らしました。大したことのない話でも連絡していたのが、必要なことだけを連絡するようになりました」(40代・営業職)
【4】スキンシップを拒否する
「気持ち悪い」と感じるようになってしまった以上は、自分から前向きにスキンシップは取りにくい状態。キスやハグはもちろん、体が少し触れるのさえ嫌だと感じるようになってしまったら、もう重症かも…。
「ハグされてもそっぽを向くなど、スキンシップを避ける」(20代・看護師)
「手をつながない、ハグを拒否する」(30代・事務職)
【5】メッセージの書き方を変える
LINEやメールのやりとりも必要最低限でいいので、それ以上の会話を含むメッセージは控えるようになってしまうのでしょう。
「連絡が来ても『はい』『いいえ』など、一言だけ敬語で返信する」(30代・接客業)
「メッセージの絵文字がなくなる」(30代・事務職)
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彼氏を「気持ち悪い」と感じたときの対処法は?
もしも、あなたが彼氏に対して「気持ち悪い」と感じる瞬間があるならば、どのように対処するべきなのでしょうか。
事前に対処方法を知っていると、同じ場面に遭遇しても、迷わずアクションを起こせてプラスになることも多いはず。恋愛の知識を増やして、大人の女性を目指しましょう。
【1】距離を置く
「気持ち悪い」と思ってしまうことが増えているならば、一緒にいてもどんどん彼への不満が溜まっていくだけ。
そんなときは、一回距離を置いて「本当にお互いにとって必要な相手か」を確認してみるのもひとつの手段。
中には、「彼氏と関わらない間に他の男性との関わりを増やして比較してみる」という意見も。
「一旦距離をおく」(30代・福岡県)
「物理的に距離を取って気持ちを落ち着かせる」(30代・広島県)
「落ち着くまで時間を空ける」(30代・東京都))
「少し距離をおく(しばらく会わないなど)」(30代・栃木県)
【2】気持ちを伝える
黙っていても気持ちは伝わりません。彼氏自身も、自分のどの部分が彼女を不快にしているか気付いていない場合もあるからです。
もし不満に感じる部分が明確になっているようならば、自分の気持ち+願望を伝えてみるとよいでしょう。
「感じたことを優しい言い回しで改善に協力する」(30代・京都府)
「改善して欲しい旨うながす」(30代・埼玉県)
「変えてもらえることは遠回しに上手く伝え、直してもらいます」(30代・栃木県)
「行動や発言など一時的に気持ち悪いと感じた点に関しては、本人にやんわり伝えて改善してもらう」(30代・千葉県)
【3】受け入れる
一緒にいれば、お互いの良い所も悪い所も多く見られるようになりますよね。もしかしたら彼氏も彼女に対して不満を持っているけれど、我慢していたり、受け入れてくれているのかもしれません。
全て完璧な人間なんてなかなかいないもの。嫌だと感じている部分もポジティブに受け取って相手を認めてあげるのも、器の大きい大人の対応です。
「合わないものは合わないと割り切る」(30代・兵庫県)
「自分も気持ち悪いところがあるだろうから、お互い様」(20代・福井県)
「人間誰しも気持ち悪いと思うことはあると思うので、お互い様ということで受け入れる」(30代・和歌山県)
「我慢できることは我慢する」(30代・東京都)
【4】冷静に考える
彼氏がなぜそのようなアクションを起こすのか、それに対して自分はどう受け入れてあげたらいいのか、自分の反応も良くなかったのかなど、一連の流れを客観的な視点で見返してみるのも大切。
もしかしたら彼氏ではなく自分自身に問題がある場合も考えられるので、相手だけを一方的に責めずに、冷静に判断することが◎!
「なぜ、どこに気持ち悪さを感じたか自己分析する。そして相手が悪いのか自分が悪いのか考える」(30代・兵庫県)
「なぜ気持ち悪いかと考えいろいろな方向から考えてみる。客観的に見てみる」(20代・神奈川県)
「なんで気持ち悪いと感じてしまうのかの理由を考える」(30代・東京都)
【5】良いところに目を向ける
彼の嫌な部分に気を取られて、本来好きだった部分や惹かれたキッカケを忘れてしまっている可能性もあるでしょう。
嫌な部分より良い部分が多く見つかる相手なら、まだ今後も仲良くお付き合いしていけるはず。考え方や視点を変えてみると、自分自身も人間として成長できるかも。
「彼氏の好きな所をもう一度考えてみる」(30代・長野県)
「彼氏の良いところや好きなところを思い出す」(30代・茨城県)
「良いところを見つける」(30代・千葉県)
最後に
一緒にいる時間が長くなると、今まで知らなかった一面を知って、イメージと違うことに幻滅することも。またマンネリ化が原因で、自分への配慮がなくなり、「気持ち悪い」と感じることもあるでしょう。
ただし、男性側からするとわざと不快にさせているわけではなく、無意識にそのような言動をしてしまっている可能性も考えられます。
そのときの一時的な気持ちや勢いだけで別れを決断せずに、少し時間を掛けて「本当にその決断は正しいものなのか」を考えてみて。
ふたりにとって最適な対処方法や改善策を見付けて、プラスな関係でいられるといいですね。
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