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2022.07.20

最新の国勢調査から「未婚率」をチェック!「生涯未婚率」や上昇原因も解説

「未婚率」とは結婚せず配偶者がいない「未婚」の人の割合。一方で「生涯未婚率」とは、45〜49歳と50〜54歳の「未婚率」の平均値から計算した50歳の「未婚率」を示します。今回は年代、男女、都道府県などの違いから「未婚率」や「生涯未婚率」をチェック。「未婚率」が上昇している原因も解説します。

未婚率とは?

「未婚率」という言葉を聞いたことはありますか? おそらく誰でも一度は耳にしたことがあるでしょう。「未婚率」とは、結婚せず配偶者がいない「未婚」の人の割合を示す言葉です。

年代別未婚率

5年に一度行われる国勢調査。最新の調査は2020年に行われました。調査結果から、男女別、年代別の「未婚率」をチェックしてみましょう。

年代別では、20〜24歳の「未婚率」は94.4%、30〜34歳では45.3%、40〜44歳では26.9%、50〜54歳では21.6%。年齢が上がるにつれ「未婚率」も低下していることが分かります。また、20〜24歳で99.4%あった「未婚率」が、30〜34歳で一気に45.3%まで低下していることから、20代後半から30代にかけて多くの人が結婚していることも分かります。

30代男女別未婚率

では、「未婚率」が一気に下がり、結婚する人が多いといえる30代の「未婚率」について、男女別に詳しく見てみましょう。

男性の場合、30〜34歳の「未婚率」は51.8%、35〜39歳は38.5%です。一方、女性の場合、30〜34歳は38.5%、35〜39歳は26.2%。男性の方が遅く結婚する割合が高く、女性の方が早く結婚する割合が高いことが分かります。

生涯未婚率とは?

(c)Shutterstock.com

最新の国勢調査をきっかけに話題になった「生涯未婚率」という言葉を知っていますか? 「生涯未婚率」とは、45〜49歳と50〜54歳の「未婚率」の平均値から計算した、50歳の「未婚率」のこと。

生涯結婚しなかった人の割合ではありませんので、注意しましょう。しかし、50歳時点で結婚していない人は、その後も結婚しない可能性が高いことから、生涯独身の人の割合を示す指標として用いられることもあります。

男女別の生涯未婚率

2020年の最新の国勢調査では、男女別の「生涯未婚率」は男性が28.3%、女性が17.8%でした。男性の場合は3〜4人に1人、女性の場合は5〜6人に1人が、今後生涯独身である可能性が高いということが分かります。

しかし、2020年から不詳補完値という計算方法が導入されているため、少し注意して数字を見る必要があります。不詳補完値とは、年齢や配偶関係が分からない、つまり不詳の場合は未婚に含める、というもの。そのため、データ不詳の人が多ければ「未婚率」もあがる結果になっています。

都道府県別の生涯未婚率

次に、都道府県別の「生涯未婚率」をチェックしましょう。1位から順に、男性の場合は、東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県、岩手県、高知県。女性の場合は、東京都、高知県、大阪府、北海道、京都府、福岡県と続きます。

先ほど述べた通り、不詳補完値であるため、都市部ほどデータ不詳の割合が高く「生涯未婚率」も高く出た可能性があります。しかし、男女の結果を比較すると、男性の「生涯未婚率」が都市部で高いことに対し、女性は地方で高いことが分かります。また、男性は関東で高く、女性は関西で高くなっていることも分かりますね。

未婚の原因

(c)Shutterstock.com

国勢調査は5年に一度行われており、2020年の前は2015年でした。2020年と2015年の「生涯未婚率」の結果の推移も比較してみましょう。2015年の「生涯未婚率」は男性24.8%、女性14.9%(不詳補完値)。2015年から2020年の5年間で、男性は3.5%、女性は2.9%上昇していることが分かります。なぜ、日本の「生涯未婚率」は上昇しているのでしょうか。

出会いの減少

未婚の人を対象に、結婚していない理由を尋ねると、最も多いのが「出会いがない」あるいは「適当な人と出会えていない」という回答です。重要なのは、未婚の人の全てが「結婚したくない」と思っているのではなく、「結婚したいけれど、できない」という人がいるということ。

昨今は以前のようにお見合いの習慣もなく、結婚適齢期の男女に対して周囲が相手を紹介する機会も少なくなりました。その結果、自発的に結婚相手を探そうと、就職活動のように結婚相手探しをする「婚活」という言葉が生まれました。

また、さまざまな条件から結婚相手を紹介してくれる結婚相談所や、一度に複数の異性と出会うことができる婚活パーティー、気軽に交際相手を探せるアプリなどが普及しました。比較的若い20代の男女であっても、アプリで出会い結婚することはもはや珍しいことではありません。

必要性を感じない

以前は「結婚したら男性が働き、女性は専業主婦」という家庭が一般的でしたが、現代は違います。女性も男性と同様に就職し、定年まで働き続けることが一般的になりました。

そのため、結婚しなくても十分生きていける経済力と、生きがいを持つようになったと言えます。また、そのような社会になったことで、以前ほど周囲から結婚の圧力を感じなくなったというのも、理由の一つでしょう。

所得の減少

(c)Shutterstock.com

一方で、「結婚するための資金がない」ことを理由に、結婚しない人もいます。物価や税金が上昇しているにもかかわらず、日本人の所得はほぼ横ばい状態。以前は終身雇用が一般的でしたが、現在では非正規雇用も増えました。少ない所得や不安定な雇用から、将来に不安を覚え、結婚や育児は無理だと感じている人も多いようです。

豊富な娯楽

現代は、様々な娯楽で溢れています。外食、映画、旅行、ゲーム、音楽など…。時には「おひとりさま」向けの飲食店やサービスなど、一人でも十分に充実した時間を過ごすことができます。

こういった充実したコンテンツが、一人で過ごす自由な時間をより魅力的で快適にしました。そのため、誰かと一つ屋根の下で過ごす結婚は、自由がないというイメージが強くなり、魅力を感じなくなっていると考えられます。

最後に

最新の国勢調査の結果をきっかけに話題になった「未婚率」「生涯未婚率」について解説しました。日本ではさまざまな理由から「生涯未婚率」が上昇しています。しかし現代は、以前よりも自由に、人生において様々な選択ができるようになりました。結婚もその一つ。自分にとって最良の人生を送りたいですね。

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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