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2022.05.25

「おいとまする」の意味とは? 正しい使い方や類語、英語表現を解説

「おいとまする」とは、「訪問先から帰ること、去ること」。取引先のオフィスや顧客の自宅から立ち去る際に、「そろそろ帰ります」という意味を込めた言葉です。今回は、社会人必須「おいとまする」の意味や使い方、類語などを解説します。

「おいとまする」の意味とは?

社会人であれば、「おいとまする」という言葉を耳にしたことがあるでしょう。訪問先に別れを告げる際などに「それではおいとまいたします」というように使うのが一般的ですが、詳しい言葉の意味まで理解している人は少ないかもしれません。そこで今回は、かしこまった場面で登場する「おいとまする」の意味や使い方、類語、英語表現などを解説しましょう。

(c)Shutterstock.com

意味

「おいとまする」とは、「訪問先から帰ること、去ること」です。取引先のオフィスや顧客の自宅から立ち去る際に、「そろそろ帰ります」という意味を込めて「おいとまします」と伝えます。

「おいとまする」は、敬語の接頭語である「お」に、「いとまする」という動詞をつけた言葉です。漢字では「御暇する」と書きます。「おいとまする」はあくまでも自分の行為を低めた謙譲語。そのため、目上の人の行動を指して、「社長はおいとましました」などとは言わないため注意しましょう。

「おいとまする」の他の意味

現在では、訪問先から帰るときに「おいとまする」という言葉を使うのが一般的ですが、実は他にも複数の意味を持っています。「暇(いとま)」は、「暇(ひま)」とも読むように、「用事のない暇な時間」を指すことも。

また、一時的に休暇が欲しい時などに、「三日ほどいとまをいただけないでしょうか?」と表現します。

また、長い休みをもらうことから転じて、職場における「辞職」や家庭における「離婚」を意味することも。「雇主にいとまを願い出た」=「辞職を願い出た」。「夫にいとまを出す」=「夫に離婚を申し出る」という意味になります。

間違った使い方をして、思わぬ誤解を招かないよう、注意しましょう。

使い方を例文でチェック!

「おいとまする」には様々な意味がありますが、現在では訪問先から帰るときに使われるのが一般的。目上の相手に正しく使うことで、印象もアップするはずです。早速定番のフレーズをチェックしてみましょう。

(c)Shutterstock.com

1:ついつい長居をしてしまいました。おいとまさせていただきます。

相手の自宅やオフィスなどにお邪魔して、予定していたよりも長居をしてしまうことってありますよね。ですが、話が盛り上がっている時などにストレートに「帰ります」とはなかなか言い出しにくいもの。そんなときに重宝するのが「おいとまする」です。

遠慮がちに時計を見ながら、「そろそろおいとまさせていただきます…」と伝えれば、相手も悪い気はしないでしょう。謙虚な姿勢を伝えられるのが、「おいとまする」を使うメリットです。

2:お茶をすすめられたので、そろそろおいとましますと伝えた。

訪問先に伺うと、なかなか帰るタイミングを見つけるのが難しいと感じることはありませんか? 特に仕事では、次の予定が控えている場合も多いため、丁寧かつ速やかに退去する必要があるでしょう。

相手に迷惑にならない「おいとまする」タイミングとしては、例文のようにお茶をすすめられたときや、相手が電話に出たとき、お手洗いに立ったときなどが挙げられます。「お茶はどう?」と聞かれたときに、「いえ、時間が近づいて参りましたので…」などと言って席を立つと自然でしょう。

3:あ、もうこんな時間か。さて、そろそろおいとましましょうかね。

「おいとま」は、年配者が少し冗談まじりに言ったりすることもあります。特に新婚夫婦などのお宅に訪問して、ひとしきりおしゃべりを楽しんだ後に、「二人の時間を邪魔して悪かったね」というようなニュアンスで用いられます。年配者ならではの、茶目っ気の感じさせるセリフですね。

類語や言い換え表現とは?

「おいとまする」はその場から立ち去る時の丁寧な表現ですが、相手との関係や状況によっては、別の表現を使いたい場合もあるはず。そんなときに役に立つ言い換え表現を紹介します。

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1:失礼します

「おいとまする」と意味が近い表現として、「失礼します」を使うこともできます。例えば、話し合いの場から席を立つときや、退勤する時などに「お先に失礼します」と言ったりしますよね。

「失礼」には、謝罪の意味合いがあるので、「先に帰ることになりすみません」というニュアンスで使われます。「おいとまする」に比べると、やや形式的なニュアンスがありますね。

2:引き揚げます

思ったより長居をしてしまった時などに、「そろそろ引き揚げましょうか?」と声をかけたことはありませんか? 「引き揚げる」とは、「その場所から退去して、他に移動すること」。

例えば、飲み会で一次会から二次会に移るときに、「そろそろ引き揚げて次に行かない?」と提案するときなどに使われます。同僚や友人など複数人で帰るときに使われることが多いため、一人で帰るときに「引き揚げる」はややオーバーな響きがあるでしょう。

3:辞去

「辞去(じきょ)」とは、「別れの言葉を述べて、立ち去ること」。相手の元から立ち去ることを表した硬い表現なので、書き言葉として使われることの方が多いでしょう。大事な商談などを終えた後、挨拶をしてその場を離れることを、「速やかに辞去する」と表現します。

英語表現とは?

(c)Shutterstock.com

海外のオフィスやお宅に訪問したときに、英語で「そろそろおいとまします」と伝えるにはどのような表現をしたらいいのでしょうか?

「おいとまする」の英語表現には、「I should leave」「I’ll be going now」などが挙げられます。「leave」は、「離れる、出る」という意味。「going now」は直訳すると「今行っているところ」となりますが、「そろそろ行くね」という意味として使うこともできますよ。

・I should leave. Thank you for meeting with me.(そろそろおいとまします。お会いできて良かったです)
・OK guys, today was a lot of fun. I’ll be going now.(今日はとても楽しかったよ。そろそろ行くね)

最後に

社会人になると、取引先のオフィスに出かけたり、顧客のお宅に訪問するなど何かと目上の人のところに足を運ぶ機会が増えるもの。

帰り際に、相手に恥をかかせることなく、「そろそろおいとまさせていただきます。お会いできて光栄でした」などと一言伝えられると、さらに良い印象を残すことができるでしょう。「おいとまする」をうまく使いこなしてデキるビジネスパーソンを目指しましょう。

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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