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2022.05.24

ご返信の意味は「手紙やメールの返信をする」こと|使い方や例文、類義語を解説

ご返信は「手紙やメールの返信をする」という意味があります。謙譲語とされており、自分自身にも使えます。この記事ではご返信の使い方や例文、類義語について解説。ビジネスシーンでご返信の使い方に不安がある方は、参考にしてみてください。

ご返信の意味は「手紙やメールの返事をする」こと

(c)Shutterstock.com

ご返信の意味は、「手紙やメールの返事をする」ことです。読み方は「ごへんしん」。辞書では、以下のように解説されています。

【返信】
返事の手紙や電子メールを送ること。また、その手紙やメール。返書。

ご返信は尊敬を表す「ご」と「返信」を組み合わせて使われている言葉です。目上の方に返信を求めたり、相手からの返信が来たりしたときに使われます。丁寧な印象を与えられるため、ビジネスシーンで使うのがおすすめです。

ご返信は謙譲語にもなる

ご返信は目上の人に使いますが、謙譲語にもなる言葉です。間違いとはされていません。自分がへりくだる場合に「ご」を使うのは、抵抗感がある方もいるかもしれません。

しかし、謙譲語として正しい表現であるので、積極的に使っていきましょう。謙譲語として使う場合は、「ご返信いたします」というように用いてみてください。

ご返信の使い方と例文3つ

ご返信の使い方は、以下のとおり主に3つあります。

1. 相手に返信を依頼するとき
2. 返信のお礼をするとき
3. 返信が不要である旨を伝えるとき

それぞれどのように使えばいいのか、詳しく紹介します。ご返信の意味が分かっても、使い方のイメージが湧かない方は、以下を参考にしてみてください。それぞれ例文と併せて解説していくので、日常で使うイメージを掴んでいきましょう。

(c)Shutterstock.com

1. 相手に返信を依頼するとき

ご返信の使い方の1つ目は、相手に返信の依頼をするときです。ビジネスシーンなどで、返信がほしい状況も多々あるでしょう。しかし、強制力を強めた言い方をしてしまうと、相手を不快にさせてしまうかもしれません。

例えば「返信ください」などは、命令口調になってしまいます。そこで「ご」を付けて、丁寧にすることで、失礼な印象を避けられるでしょう。さらにご返信の後は、「お願いいたします」と付けるとなお丁寧な表現が可能です。

以下の例文も、参考にしてみてください。

〈例文〉
・会議の日程候補をご提示いたします。都合のよろしい日時をご返信いただけると幸いです。

2. 返信のお礼をするとき

2つ目の使い方は、返信のお礼をするときです。「ご返信ありがとうございます」でも、文法的には丁寧な表現になっています。しかし、受け取る方によっては、丁寧さに欠けることもあるのです。

丁寧さをプラスしたいときは、「いただき」「賜る」などの言葉を付け加えて使うといいでしょう。相手によって、使い分けられるのがベストです。例文は、以下を参考にしてみてください。

〈例文〉
・ご返信いただきありがとうございます。
・ご返信を賜り、誠にありがとうございます。

3. 返信が不要である旨を伝えるとき

3つ目の使い方は、返信が不要である旨を伝えるときです。ビジネスシーンでは、特に返信が必要ない報告・告知のメールを送るときがあります。そのようなときに使えるのが、ご返信です。

「及びません」という言葉をくっつけて使ってみましょう。しかし、「及びません」には、返信不要という旨を伝えるだけであり、返信禁止というニュアンスは伝えられません。使い方には十分注意してください。

以下の例文を参考に使ってみましょう。

〈例文〉
・ご説明通り準備できましたことをご報告いたします。なお、ご返信には及びません。
・システム修繕完了のご報告ありがとうございます。ご返信はいただかなくてかまいません。

ご返信の3つの類義語

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ご返信には、3つの類義語があります。

1. 文章でも口頭でも使える「ご返事」
2. 声掛けに対して答える「ご返答」
3. 問に対して答える「ご回答」

ご返信の類義語を知っていることで、自分の言いたいことを的確に相手に表現できます。どのようなニュアンスの違いがあるのか、以下で詳しく解説します。それぞれ見ていきましょう。

1. 文章でも口頭でも使える「ご返事」

ご返事は、文章でも口頭でも使える言葉です。読み方は「ごへんじ」。もともとは「返事」で意味は、呼びかけに対しての答えを指しています。

辞書でも、以下のように解説されています。

【返事】
1 呼びかけに対して答える言葉。答え。返答。
2 返答の手紙。返信。返書。

「ご」を付けることで、敬語表現になります。なかには、ご返事はくだけた表現だと受け取る方もいるため、使う相手には注意が必要です。以下の例文を参考に使っていきましょう。

〈例文〉
・ご依頼した件につきまして、次回の会議の際にご返事ください。
・プロジェクトについて、ご返事いただきありがとうございます。

2. 声掛けに対して答える「ご返答」

声掛けに対して答える表現である「ご返答」も、ご返信の類義語です。読み方は「ごへんとう」。辞書でも同様に解説されています。

【返答】
問いに対して答えること。また、その答え。返事。

目上の人の中でも、役職が付いている方に対して使うことが多い言葉です。逆に親しい間柄であれば使われません。以下の例文を参考にしてみましょう。

〈例文〉
・ご依頼の製品の完成予定日をご返答ください。
・プロジェクトの件、○月○日までにご返答いただければ幸いに存じます。

3. 問いに対して答える「ご回答」

問いに対して答える表現の「ご回答」も類義語に含まれます。読み方は「ごかいとう」です。辞書では以下のように解説されています。

【回答】
質問・要求などに答えること。また、その答え。

(引用すべて〈小学館 デジタル大辞泉〉より)

ご回答は、アンケートや調査票を送付した際に使われることが多い言葉です。回答して、返送してほしいときにも用いられることがあります。以下の例文を参考に使ってみましょう。

〈例文〉
・調査票を発送させていただきましたので、ご回答いただきますようよろしくお願いいたします。
・明日までにご回答いただけると、助かります。

シーンに合わせてご返信を使い分けよう!

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「ご返信」の意味は、手紙やメールの返信をすることです。尊敬語として使われることが多い言葉ですが、謙譲語としても利用できます。「ご返信」は、返信の依頼をするときやお礼をするとき、返信不要である旨を伝えるときにも使えます。

ご返信の類義語は、「ご返事」や「ご返答」「ご回答」です。それぞれ丁寧さなどに微妙な差があるため、使うときには注意しましょう。「ご返信」はシーンや使う相手によって、使い分けていくことが大切です。

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