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BEAUTY

2022.06.05

【前髪が浮く】浮きにくい前髪の作り方はカット&セット方法に! キープ力を上げよう

クセ毛やうねりのせいで、前髪をセットしてもどうしても浮いてしまう… そんな悩みを抱える方必見! 前髪が浮く問題を解決するためのセット&カットのコツを紹介。前髪が割れやすい人にもおすすめの特集です。

【目次】
前髪が浮くのはどうして…? その原因は?
下準備としての【ドライヤー・アイロン】の使い方
前髪スタイルごとの【セット】のコツ
【カット】でクセやうねりをナチュラルに
浮くのが目立ちにくい【前髪】スタイル
最後に

前髪が浮くのはどうして…? その原因は?

毎朝一生懸命セットしても、気づくと前髪が浮いてきてボサボサに見えてしまうという悩みを抱える女性は多いよう。それ、生え癖や髪のうねり、湿気などが原因です。では、それらを解決するためにはどうしたらいいのでしょうか。

今回は、「前髪が浮く」問題を解決するための、基本のセットのコツと、浮きにくい前髪作りのカットポイントを紹介します。あなたもこれで、前髪の悩みとおさらばできるかも! 必見です!

〈POINT〉
・前髪が浮くのは生え癖やうねりが原因
・前髪のセットはブローから始まっている
・クセを活かした切り方でうねりや浮きをおさえる

下準備としての【ドライヤー・アイロン】の使い方

ヘアスタイリングは、ブローから始まっています。ここでは、下準備として心がけてほしいドライヤーの当て方やアイロンの基本的な使い方を紹介します。クセをおさえたり、前髪を割れにくくしたりするためには髪の毛の乾かし方が重要なんです。

根元を水で濡らしてクセをとる

根元を水で濡らしてクセをとる

前髪がある人は特に、生えグセや寝癖がつきやすいので、まずはそこを直すことが大切。毛先ではなく根元にしっかりと水をつけて濡らし、指で毛の生え際を揺らしながらドライヤーの温風を当てるとあっという間にクセがとれる。

夏ヘアは「透け感」がポイント!【前髪あり派のすき間バング】はこうつくる!

トップを地肌から乾かす

トップを地肌から乾かす

塗れた前髪を乾かすときは、トップがパカッとわかれないようにしっかり地肌からドライしておくことがポイント。

ブロー&コテで! 旬のレイヤーヘアをセルフスタイリングするなら<美容プロ直伝>

基本の前髪セットのポイント

基本の前髪セットのポイント

【POINT 1】前髪をふわっとさせるため、アイロンはカーブを描くように「中間」から通す。

【POINT 2】プレスしすぎず、スーッと抜く。

【POINT 3】手ぐしを通しながら、スタイリング剤を毛先中心につけて自然な束感をつくる。

ストレートアイロンで垢抜けヘアに! 基本のワンカール&ゆるMIX巻きアレンジ

温度は140~160℃に設定して巻く

温度は140~160℃に設定して巻く

高温すぎると髪がかたくなるので、温度は140℃~160℃がベスト。

「プロが使うときは180℃以上で仕上げることが多いのですが、慣れないうちは時間がかかるので高温はおすすめできません。髪に熱が入りすぎて質感がかたくなってしまうんです」(津田さん)

髪の一部が固くなることで、癖がついたり、浮きやすくなったりすることもあるので、注意が必要です。

アイロンは完全に乾かしてから使う

濡れ髪にアイロンはNG! 完全に乾かしてから使うようにして。

「濡れてキューティクルが開いた状態でアイロンを使うと、髪の水分が一気に蒸発して傷みの原因に! ワックスなどスタイリング剤は、最初につけるとベタッとしちゃうので仕上げに」(津田さん)

前髪を巻く前に髪がしっかり乾いていることを確認しましょう。傷みが広がると、髪のうねりの原因にも繋がってしまいます。

ストレートアイロンで垢抜けヘアに! 基本のワンカール&ゆるMIX巻きアレンジ

前髪スタイルごとの【セット】のコツ

毎朝出かける前の前髪セットって大変ですよね。特に浮きやすい人は、なるべく浮かないように前髪に時間をかける人も多いのでは?

ここでは、おろし前髪、流し前髪などスタイル別にセットのコツを見ていきましょう。アイロンやスタイリング剤を上手に使いこなして。

おろし前髪を作るコツ

おろし前髪を作るコツ

■ストレートアイロンでほんの少しカールさせる

まっすぐすぎる前髪は、動きが出にくく、根元から浮きやすくなるので、少しだけくるんとさせておくのが正解。とはいえ、ホットカーラーやカールアイロンではやりすぎになるので、ストレートアイロンで軽くテンションをかけてカールさせるくらいが◎。

おろし前髪を作るコツ

■ワックスが両手の指をこすり合わせて内側からなじませる

前髪の〝外側〟ではなく〝内側〟から手ぐしでとかすようにして、指のつけ根についたワックスを少量なじませて髪が動きやすい状態にしておく。その後、軽く束感をつくりながら指先で前髪全体にざっくりとワックスをなじませる。スタイリング剤は、サラッとまとまるタイプが使いやすい。

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サイド流し前髪をつくるコツ

サイド流し前髪をつくるコツ

■アイロンで斜め前髪のニュアンス出しを

前髪の毛先から中間にかけてをアイロンで巻いてニュアンス出し。垂直に巻くのではなく、斜め25°くらいに角度をつけ、数秒ホールドしてスッと流したい方向にアイロンを抜くように。

サイド流し前髪をつくるコツ

■ワックスで流し前髪をキープ

両手の指先には少量のハードめワックスを。トップ部分に軽くもみ込んで立ち上がりをつくりながら、前髪を斜めに流しつつ動きをホールド。ワックスはつけすぎると重くなるので注意。

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内巻き流し前髪を作るコツ

内巻き流し前髪を作るコツ

28mmのヘアアイロンで前髪を内巻きにして、マット系ワックスをなじませる。前髪にキープスプレーを吹きかける。つまみながらスプレーすると浮き感が出て◎。前髪にニュアンスと繊細な束感を作って、完成。

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センター分けの流し前髪を作るコツ

センター分けの流し前髪を作るコツ

太めのヘアアイロンで前髪を後ろ方向に、根元までしっかり巻く。マット系ワックスを前髪〜トップになじませる根元からしっかり立ち上げ、束感をつくり、手ぐしでざっくりセンター分けにする。前髪をつまみながらキープスプレーをかけたら完成。

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こなれバランスの流し前髪を作るコツ

こなれバランスの流し前髪を作るコツ

前髪を上げて、ホールド力のあるワックスを揉み込み、左右センターパートに分ける。根元に揉み込むことで、動きにニュアンスが。左右に分けたときはらりと落ちてくる前髪に、ツヤ感のあるバームをなじませ束感を出す。

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【カット】でクセやうねりをナチュラルに

スタイリングではどうにもならない… という人は、前髪のカットを変えてみるのも一つの手。浮きやすいのであれば、前髪を増やして重みをつけてみたり、クセを活かしてパーマを当ててみたりするとうまくいくかも! 自分の髪に合う前髪のスタイルを美容師さんに相談してみるとよいでしょう。

重め前髪に仕上げる

重め前髪に仕上げる

重めに前髪をカットし、アイロンで前髪をまっすぐに補整することで、前髪が浮きにくく、モードな印象に。オイル効果でツヤが増し、まとまり感がアップ。前髪をコームで数回とかして、まっすぐに。

厚み&まとまりがあるストレートな前髪で、おしゃれっぽさがアップ。

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ワンカールのワイドバングでニュアンスをつける

ワンカールのワイドバングでニュアンスをつける

前髪は32mmのコテを使って軽くワンカールにすることで、自然とふんわりとした形を作れば、前髪の浮いてる感が気にならない!

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サイドを長めに流れを意識して前髪をカットする

サイドを長めに流れを意識して前髪をカットする

ダウンスタイルはツヤ&サラサラのストレートヘアで大人の清楚感を演出。ポイントは前髪のカットライン。サイドを少し長めにカットすることで自然な流れと丸みがうまれるので、癖感を減らしたやさしい雰囲気に。

スタイリング時には、ストレートアイロンの角度を軽く内側にいれながら全体に通してクセをとりましょう。熱をいれることでツヤ感もアップ! オイルを1~2プッシュをなじませた後、コームでまんべんなくとかす。

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前髪パーマで下ろしもアップバングも思いのまま

前髪パーマで下ろしもアップバングも思いのまま

前髪だけに太めのロッドでパーマをかけることで、硬毛や多毛でもふんわりとした動きで柔らかい印象に。また、浮きやすい前髪も動きをつけることで、ニュアンスのあるお洒落な雰囲気にも。下ろしも、かき上げバングも簡単に決まる前髪パーマは、スタイリングが苦手な人に挑戦しやすい。

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くせ毛を活かしたパーマスタイルで軽やかに仕上げる

くせ毛を活かしたパーマスタイルで軽やかに仕上げる

ボリューム感をポジティブに表現できるよう、絶妙なバランスでカットをすることで、柔らかい丸みのある美しいフォルムのヘアスタイルを叶えます。前髪はやや長めにカットし、入れ過ぎない程度のレイヤーで軽さを出します。

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浮くのが目立ちにくい【前髪】スタイル

湿気の多い季節や雨の日など、今日はどうしても前髪が浮いてしまう… という時には、応急処置的に「浮いていても目立ちにくい」前髪にスタイリングするのがおすすめ。

かきあげバングやオールバックなど、いつもと違う前髪にすれば、印象を変えることもできます。

かきあげバング

かきあげバング

【HOW TO】

かきあげバング

1]前髪ごと全体をかきあげながら9:1に分ける。無造作な毛流れが最大のポイント。コームではなく手ぐしで前髪〜トップを思いきりかきあげ、ざっくりとラフに分けて。

2]短い前髪をハードワックスでなじませる。前髪が額に落ちてこないようハードワックスをつけて毛流れに沿わせる。トップがぺたんとなる人はキープスプレーを。

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なりゆきに任せたセンター分け

なりゆきに任せたセンター分け

【HOW TO】

1]ハーフウェットな状態にしたら、スタイリング剤を手に取る。

2]右サイドに塗布するときは頭を右側に倒して。左側も同様に。前髪はお辞儀をするように。

▲こうすることで根元にはスタイリング剤がつくことなく、毛先のみに塗布できるので、重みが出ることなくスタイルが簡単にきまります。

3]前髪の分け目はセンターパートを意識しつつ、なりゆきに任せて◎。自然な流れの前髪になるので、生え癖やうねりが気になりにくい。

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アップバング

アップバング

【HOW TO】

1]さっと乾かして毛先にオイルを揉み込む。このとき、前髪は後ろ向きに乾かす。

2]アップバングになるように、上側に前髪を持ちあげる。

3]バーム系のスタイリング剤でタイトにセットする。

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オールバック

オールバック

【HOW TO】

オールバック

1]ミルクとオイルを1:1でミックスして手のひらに伸ばし、トップを立ち上げるように髪をざっくりオールバックに。サイドに膨らみは出したくないので、頭のハチ上のトップを立ち上げるように後ろに流すのがポイント。

オールバック

2]左右の耳前に髪をひと束引き出し、後れ毛感でバランスをとる。後れ毛をつくることで、小顔に見えるうえ、オールバックのスタイルのかっこよさの中にも少しの甘さが。ハードすぎず好感度もキープ。

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最後に

今回は、前髪が浮いてしまう… という女性の悩みを解決すべく、ドライヤーやセットのコツ、そしておすすめのカットポイントを紹介しました。

今はマスク生活でおでこに蒸気があがるので、これまで以上に前髪が浮く問題に悩まされる方は多いはず。困ったときは、今回紹介したコツなどを参考にスタイリングに挑戦してみて♡

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