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2022.04.22

「氷河期世代」はどんな世代?「氷河期世代」の特徴や背景、現状を紹介

「氷河期世代」とは、1990年頃から2000年初めごろに社会人となった世代を指します。就職活動が非常に難しく、現在いたるまで問題を抱え続けている人もいます。そんな「氷河期世代」が生まれた背景や年代、特徴、現状を紹介。また、「氷河期世代」のための支援プログラムも解説します!

「氷河期世代」とは?

(c)Shutterstock.com

「氷河期世代」から想像されるイメージとはどのようなものでしょうか。「氷河期」という名前から過酷なイメージをされた方がいらっしゃるかもしれません。

「氷河期世代」とは、1990年頃から、2000年の始めにかけて就職活動をしたり社会人になったりした世代のことです。「バブル景気」崩壊の影響を受けて、就職するのに大変な苦労をした世代になります。

「氷河期世代」の由来

「氷河期世代」の人たちは、たとえ大学を卒業したとしても望む職や安定した職に就くことが非常に難しかった世代です。それゆえに、「氷河期世代」と呼ばれるのですね。また、「氷河期世代」の人は、「ロストジェネレーション」や略して「ロスジェネ」と呼ばれることもあります。「失われた世代」と言い換えられることもあり、耳にしたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「氷河期世代」が生まれた背景

「バブル経済」が崩壊したことによって、「氷河期世代」が誕生してしまったということは先に軽く触れましたが、このことについてもう少し詳しく解説します。

「バブル経済」と呼ばれる好景気に

「バブル経済」とは、1980年代に起こった日本最大の好景気現象です。

日本は、1980年代に円安の影響を受けて、日本は輸出産業で大幅な黒字大国となりました。このことによって逆にアメリカは自国の製品が売れずに赤字になってしまったため、「プラザ合意」を締結します。「プラザ合意」とは、簡単に説明すると日本が円高、アメリカがドル安になるような仕組みと取り決めのことです。

その結果、日本は一気に円高に陥り不況となってしまいました。日本政府はこの不況を脱するために、低金利政策と公共事業を拡大させ、お金が余る状況を作りだします。

このお金を株式や不動産投資に回すことで株価や土地価格が一気に上昇し、「バブル経済」と呼ばれる消費が活発な状況になりました。

「バブル経済」の崩壊

ところが、この好景気が崩壊します。株価や土地価格が異常なほどに高騰してしまったため、またもや政府は金融政策の転換を行いました。その結果、今度は政府が予想していたよりも一気に株価や土地価格が下落し、「バブル経済」が崩壊したのです。そして、「バブル経済」が崩壊し、デフレ経済に陥った日本は、後に「氷河期世代」や「ロストジェネレーション」と呼ばれる世代を生み出してしまいました。

「氷河期世代」の年代

(c)Shutterstock.com

「氷河期世代」と呼ばれる世代が生まれたのは、1970年から1982年にかけてです。つまり、1990年頃から2000年初めごろに社会人となった人を指します。現在、丁度働き盛りの年代ですね。ところが、当時はデフレ経済の影響で、就職活動がとても厳しい時期でした。その結果、現在でも就職できない人もおり、社会問題となっています。

「氷河期世代」の特徴

「就職氷河期」と呼ばれる時期は、大学を卒業していても安定した職を得ることは非常に難しく、有効求人倍率が1.0を切るという年もありました。そんな過酷な状況を余儀なくされた「氷河期世代」の人たちに共通する特徴とはどのようなものがあるのでしょうか。

1:資格を重視する

「氷河期世代」は、正社員になれずに、アルバイトや派遣で長い期間働いていた人も多くいます。また、正社員として雇用されたとしても、いつ倒産するか、いつリストラされるかわからないという危険性が常にありました。そのため、自分の武器となる資格を重視する人が多いようです。

2:プライベートより仕事を優先しがち

先の述べたように、学歴があってもいつ仕事を失うか分からなかった「氷河期世代」の人は、仕事に打ち込む姿勢がストイックです。厳しい環境で仕事をしてきたからこそ、着実で真面目な働きぶりを発揮します。

3:挑戦より安定

経済難の影響を受けた「氷河期世代」の人は、挑戦よりも安定を取る傾向が強いです。物事に対して慎重な姿勢が求められていたことが分かりますね。

4:高レベルのITスキルを持つ

「氷河期世代」の大きな特徴として、高いITスキルを持っている人が多いことが挙げられます。個人のスキルを高めることが重視されてきた「氷河期世代」の人たちは、同時期にIT産業が発達してきたこともあり、高いITスキルを活かして起業し、成功した人も多いです。

「氷河期世代」の現状とは?

(c)Shutterstock.com

未だに「氷河期世代」に関する問題は解決しきれていません。「氷河期世代」の現状がどのようなものなのか一緒に見ていきましょう。

1:非正規雇用が多い

先述しましたが、今でも就職できない「氷河期世代」の人が少なくありません。新卒で正規雇用されなければその後正規雇用されることが難しいという、日本の就職市場の特徴が浮き彫りになっています。

2:未婚・晩婚化

就職難であったり、昇給がなかなか見込めなかったりした状況であったため、結婚適齢期になっても結婚に踏み切れなかったという人が多かったようです。その結果、「氷河期世代」の未婚・晩婚化が進み、出生率にも影響しました。

「氷河期世代」のための支援プログラム

(c)Shutterstock.com

未だに解決されたとは言えない「氷河期世代」の抱える問題に対して、国が支援プログラムを立ちあげています。以下に紹介しましょう。

「就職氷河期世代の方々への支援のご案内」

厚生労働省による「就職氷河期世代の方々への支援のご案内」というプログラムを知っていますか? 具体的には、不安定な就労から安定した就労ができるように仕事の見直しをしてくれたり、働き口が見つからない人のための準備や、社会とのつながりなどのサポートをおこなったりしています。

詳しくは、厚生労働省のホームページで見ることができますので確認してみてください。

「就職氷河期世代支援プログラム」

「就職氷河期世代支援プログラム」は、内閣府が立ち上げたプログラムです。厚生労働省によるプログラムと同じように、就職支援を受けることができます。スキルの学び直しや、公務員になるためのノウハウのレクチャーなど、具体的なサポートを行っていますよ。

最後に

今回は「氷河期世代」が生まれた背景や現状を解説しました。実際に「氷河期世代」で悩み事を抱えられている方は、最後に紹介したプログラムのリーフレットやホームページを一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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