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2022.02.24

「万里一空」の意味とは? 使い方や例文、類似する四字熟語について解説

「万里一空」という言葉を聞いたことはありますか? 日常会話ではあまり馴染みのない言葉ですが、座右の銘や新年の抱負などにおすすめしたい四字熟語です。そこで本記事では、「万里一空」の意味や語源、使い方、類語などを解説します。

【目次】
「万里一空」とは?
「万里一空」の語源は宮本武蔵の五輪書
「万里一空」の使い方を例文でチェック
「万里一空」と類似する四字熟語
最後に

「万里一空」とは?

「万里一空」の意味や語源、使い方、類語などを解説します。目標に向かって努力している方は、ぜひチェックしてみましょう。

(c)Shutterstock.com

「万里一空」の読み方と意味

「万里一空」は、「ばんりいっくう」と読み、一文字違いで「万理一空」とも書きます。意味は、「一つの目標に向かって努力し続けること」です。「万里」は「非常に遠い距離」、「一空」は「一つの空」を指します。本来は、「どこまでいっても世界は一つの空の下にある」という意味でしたが、その後「一つの目標に向かって努力する」という意味として広まりました。

「万里一空」はどのように使われる?

「万里一空」は、その言葉の意味から座右の銘やスローガンなどに用いられます。学校では新年の目標として、書き初めでも人気のある四字熟語です。勉強や部活動など何か頑張りたいことがある人は、この言葉を座右の銘として選んでみるといいでしょう。

また、「万里一空」はスポーツ界でも度々使われることのある表現です。有名なものでは、大相撲の元大関、琴奨菊が大関昇進の伝達式で述べた口上があります。「大関の地位を汚さぬよう万里一空の境地を求めて…」。相撲界だけでなく、野球選手が座右の銘として使用するなど、スポーツ界で「万里一空」が心の支えとなる言葉として選ばれることも多いようです。

「万里一空」の語源は宮本武蔵の五輪書

「万里一空」という四字熟語は、江戸時代の剣術家、宮本武蔵が著した武道書『五輪書』に由来します。

『五輪書』は、兵法の奥義を5つに分類して説いたもので、その中の「山水三千世界を万理一空に入れ、満天地ともまとめる」という一節が元となっています。訳すると「世界は一つの空のもとにあり、世界はひとつに繋がっている」という意味です。長年鍛錬を積み重ねてきた宮本武蔵の心の境地を表した言葉が、転じて現在の意味で用いられるようになったといわれています。

「万里一空」の使い方を例文でチェック

「万里一空」は、日常会話ではあまり使われることが少ない表現ですが、自分の目標や覚悟を伝える時に適した言葉です。実際の使い方を例文を交えて紹介しましょう。

(c)Shutterstock.com

1:万里一空の精神で受験勉強に打ち込んできた兄は、見事第一志望校に合格した。

「万里一空」は、目標に向かって努力をし続ける時に使用します。この例文のように志望校に合格することを目標に掲げ、学校生活の3年間努力し続けたことはまさに「万里一空」といえるでしょう。「万里一空」は、「万里一空の精神」「万里一空の境地」と表現することが多く、いずれも「ひとつの目標に向かって努力する心の状態」を表します。

2:万里一空の境地を目指して、日々練習に励みたいと思います。

「万里一空」は、スローガンや今年の抱負にも使われます。「一つの目標に向かって努力する」という意味なので、受験勉強やスポーツを頑張っている人に人気のある言葉です。「万里一空の境地」という言葉を使えば、厳しい練習にも耐え抜きますという強い覚悟が伝えられるでしょう。

「万里一空」と類似する四字熟語

「万里一空」の類語には、「勇往邁進」「一心不乱」など聞き覚えのある言葉から、「勤倹力行」「一路邁進」などのあまり馴染みのない言葉もあります。いずれも目標に向かって努力するという意味が含まれる言葉ですが、ニュアンスは若干異なります。ここではそれぞれの言葉の意味と例文を紹介しましょう。

(c)Shutterstock.com

1:勇往邁進

「勇往邁進」は、「ゆうおうまいしん」と読みます。意味は、「目標に向かって、わきめもふらず勇ましく前進すること」です。「勇往」は、「勇んで前進すること」、「邁進」は、「恐れることなく突き進むこと」を指します。どちらも「前進すること」という意味があるので、がむしゃらに目標に向かって突き進む様子が伝わってきますね。「万里一空」と同じく目標に向かって努力する人におすすめしたい四字熟語です。

・今年は全国制覇を目指して勇往邁進します。

2:勤倹力行

「勤倹力行」は「きんけんりょっこう」または「きんけんりっこう」と読みます。意味は、「勤勉で、努力して物事を行うこと」。「勤倹」は「勤勉で倹約なこと」、「力行」は「努力して行うこと」という意味です。「勤勉力行の人」というように使われることもあり、真面目に働いて無駄遣いしない性格の人のことを表します。

・銀行員の父はまさに勤倹力行の人であった。

3:一心不乱

「一心不乱(いっしんふらん)」の意味は、「心を一つの事に集中して、他の事に気をとられないこと。また、そのさま」です。「一心不乱」は、一つのことに集中して、他のことには目もくれないさまを表します。一つのことに目が向けられていることが「万里一空」と似ていますね。普段の生活でも馴染みのある表現です。

・彼は病気の原因を明らかにするべく一心不乱に研究した。

4:一路邁進

「一路邁進」とは、「いちろまいしん」と読み、「目的を達成するために、ひたすら進むこと」を指します。「一路」は、「一筋に続く道」、「邁進」は、「恐れることなく突き進むこと」です。寄り道をすることなく、一途に目標に向かって突き進むことをいいます。目的に向かって行動する点が「万里一空」と共通していますね。

・ビルの完成に向かって一路邁進した。

最後に

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「万里一空」とは、「一つの目標に向かって努力し続けること」です。宮本武蔵の記した言葉が由来とは驚きましたね。もともとは「世界は一つの空の下にある」という広大な意味を持つ言葉であったのが、のちに努力し続けることを指す言葉として用いられるようになりました。

勉強やスポーツなど、これだけは必ずやり遂げたい、いい結果を出したいと思うことはありますよね。そんな時に自分の心の支えになってくれる言葉があれば、辛い試練を乗り越えることができるかもしれません。今回紹介した四字熟語の中から座右の銘や抱負を選んでみてはいかがでしょうか?

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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