お守りの数え方や、お守りに関する表現をチェック!
ご自宅に神棚がある方の方が少ない中、お札よりお守りが身近な存在。
では、お守りはどう数えるかご存知ですか? 正解は以下の3つのどれでしょう?
1. 個
2. 枚
3. 体
お守りの数え方は?
◆答えは3. 体
振り返れば私自身、お守りを数える機会はなかったのですが、気になって調べてみました。
お守りは「身につけていると危難を逃れることができると信じられているもの。特に、社寺の守り札。護符。」のことをいいます。
お守りは神前でご祈祷され、神様の力が宿っているものと考えられており、そのほかの物と同じように一個二個といった数え方はしません。
お守りの中身は、神霊が宿っているものとして神社などに祭られ、礼拝の対象とされている神聖なご神体と同じと考えられていることから、体という数え方になったのかもしれません。
お守りは買うものではない?
お守りには神様の力が宿っていると考えられていることから、売買されるものとは考えられていません。
そのため、「お守りを買う」ではなく、「お守りを授かる」や「お守りを頂く」「お守りを受ける」と表現します。お守りを受けるところを授与所というのも納得。
また、お金はお守りの代金ではなく、神様へのお供えなんです。お守りを授かる際も「○○円お納めください」と言われると思います。
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いかがでしたか? お守りは常に身につけることが良いとされています。そのため、常に身につけているスマホに付けるなどはいかがでしょうか。
そのほか、ご利益と縁のあるものに付けることも良いとされています。交通安全なら車内や車のキー、金運ならお財布が良いでしょう。
しかし、どこにつけるにせよ、ぞんざいな扱いになってしまうのはNG。大切に扱うためには家に置いておきたい! という場合、神棚がなければ、高さのある明るい場所に置くのが良いとされています。
いくら大切だからといって引き出しにしまいっぱなし… はNGです。
言葉の意味/デジタル大辞泉
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鶴田初芽
都内在住のOLライター。マナーインストラクターであり、実用マナー検定準一級や敬語力検定準一級など、ビジネスにおけるマナーや、マネーに関する資格(2級ファイナンシャル・プランニング技能士、金融コンプライアンスオフィサー、マイナンバー保護オフィサー)などを保有。丁寧な暮らしに憧れ、断捨離修行中!