【目次】
・「社会人の友達」の基準は?
・「社会人で友達」を作るメリット
・「社会人で友達」を作る方法は?
・「社会人で友達」を作るときに気をつけたいポイントは?
・最後に
「学生の頃は、友達と毎日のようにおしゃべりをしたり、休日に遊びに行ったりしたけど、今はもう全く友達と会っていない…」「社会人になってから、友達と呼べる人がいない」なんて思ったことはありませんか?
社会人になると、どうしても多くの人と接する機会は減ってしまいます。仕事仲間は増えても友達を作るのは難しかったり、昔は仲が良かった友達とも疎遠になってしまうことも少なくありません。
それでは、一体、社会人はどのようにして友達を作ればよいのでしょうか? 今回は社会人で友達を作る方法やメリット、注意したい点などを紹介します。
「社会人の友達」の基準は?
「社会人になってから知り合った人はいるけど、友達と呼べるかはわからない」なんて関係の人がいることも。ただの知り合いと、友達の基準とはどこにあるのでしょうか?
1:一緒にいて楽しい
一緒にいて居心地が良かったり、もっと一緒にいたいと思える相手は、友達と呼べます。「友達とは本音や悩みなど、なんでも話せる人」という基準を持っている人もいますが、「本音や悩みを話せるのは親友、気軽に楽しく過ごせる相手が友達」と考える人が多いですよ。
2:損得勘定なく付き合える
人付き合いというのは、少なからず損得勘定をしてしまうもの。特に仕事仲間など、仕事上での付き合いがある人であれば、特に利益を意識してしまいがちです。
しかし、中には損得勘定なく、「この人のためなら損しても構わない」と思える人も。そんな人は、ただの知り合いではなく友達だといえます。
3:一緒に食事や飲みに行ける
会社などの集まりではなく、個人的に「食事に行きたい」「飲みに行きたいな」と思える相手がいるのであれば、その人は、友達や友達になりたいと思っている人でしょう。
もしくは、何か美味しいものを食べたときに、「○○さんが好きそうだな」と思い浮かんだりする人は、家族や好きな人、友達のいずれかだといえますよ。
「社会人で友達」を作るメリット
社会人で友達がいない人の中には、「社会人で、わざわざ友達を作ることにメリットを感じないから作らない」というスタンスの人も少なからずいます。社会人で友達を作ることにどんなメリットがあるか、チェックしてみましょう。
1:様々な価値観や知識、情報を得ることができる
人は、それぞれの価値観や考え方を持っています。友達ができると、人それぞれの価値観を知ることができ、結果的に仕事の助けになることも。
特に仕事関係以外で出会った人であれば、自分や自分の周りが知らない分野に精通している人の可能性もあり、自分だけでは知ることのなかった知識や情報を得ることもあります。
2:悩みがあるときに相談できる
「恋人に対する悩みだから、仕事仲間には相談しづらい…」なんて経験をしたことがある人も少なくないのではないでしょうか。こんなとき、友達がいれば仕事の愚痴を聞いてもらったり、悩みを相談したりすることができます。
3:友達から恋愛に発展することも
特にアクティブなタイプの人と友達になると、さらに多くの人と接する機会を得ることが可能です。友達の紹介で友達ができたり、友達に誘われた飲み会で新しく友達ができたり、時には、そこから恋愛に発展する相手に出会えることも…。
友達がいないと多くの人と接する機会が減るため、「恋人がほしい!」なんて思いから友達を作るのもいいかもしれませんね。
「社会人で友達」を作る方法は?
それでは、実際に社会人で友達を作るにはどんな方法があるのでしょうか?
1:SNSを利用する
SNSではハッシュタグなどを利用して、同じ趣味を持つ人、気の合う相手を見つけることができます。直接話しかけるのが苦手な人でも、リアルタイムでやり取りをできるのもポイントが高いですよ。
昔は「ネットで知り合った人と直接会ってはいけない」なんて言われていましたが、最近ではSNSで知り合った人と直接遊ぶのも珍しくなくなっています。この機会に、SNSでの友達作りにチャレンジするのもオススメです。
2:習い事を始める
習い事は、社会人になって友達を作りやすい場所のひとつ。同じ空間で同じ時間を過ごすことで、仲間意識が生まれやすく、習い事の内容など共通の話題もあるため、気軽に話せる仲になりやすいのがポイントです。
マリンスポーツやアウトドアなど体を動かすものもあれば、英会話や料理教室など、体を動かすのが苦手な方が楽しめる習い事もたくさんありますよ。
3:飲み会などに積極的に顔を出す
社会人になってから友達ができない方の中には、「大勢が苦手だから飲み会には参加しない」なんて方もいるのではないでしょうか。
飲み会などのイベントは、新しい友達を作るのに絶好の場です。特に、飲み会であればお酒も入っているため、普段より積極的にコミュニケーションが取りやすくなります。
「社会人で友達」を作るときに気をつけたいポイントは?
社会人は学生の頃と比べて、人との出会いの場が減りがちです。せっかくの機会を無駄にしないためにも、どんなところに注意をして友達を作ればいいのか、覚えておくのがオススメです。
1:積極的に行動する
友達を作りたいときは、積極的に行動することが重要になります。「友達を作りたいな」と考えていても、実際に行動に移さなければ現実は何も変わりません。
友達ができそうな場に行ったり、「友達になりたい」と思う人がいれば、積極的に話しかけたりするようにしましょう。
2:相手の話を聞く
友達を作ろうと意識すると、自分のことを知ってもらうために自分の話ばかりしてしまうことも。それでは、せっかく勇気を出して声をかけても、相手からの好感を得ることはできません。
多くの人は、自分の話に興味を持って聞いてくれる人に対して好感を持ちます。友達になりたい人だからこそ、相手の話を聞くようにするのがオススメです。
3:明るく笑顔でいることを心掛ける
先述の通り、友達の基準のひとつに、「一緒にいて楽しいと思える」があります。特に人見知りな人は、親しい人以外と話そうとすると、緊張して表情が強張ってしまいがちです。
表情が強張っていると、話しかけづらかったり、「私と話してても面白くないのかな…」なんて思われてしまうことも。知らない人と話すときこそ笑顔でいれるよう、心掛けるようにしましょう。
最後に
学生の頃に比べて、社会人は友達と過ごす時間がどうしても少なくなります。しかし、社会人だからこそ、友達を作ることで新しい価値観や考えを知って人生を豊かにすることも。せっかくの人生を、めいっぱい楽しむためにも、社会人からの友達作りに挑戦してみませんか?
TOP画像/(c)Shutterstock.com