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2021.11.10

「指示待ち人間」となってしまう人の特徴とは? 当てはまる人の原因や、対処方法について解説

職場に「指示待ち人間」がいると、仕事がはかどらずにイライラが募りますよね。人間よりも早く正確にこなせるAIが台頭する現代社会では、「指示待ち人間」ではなく、自ら考え行動する力がより求められています。ここでは、「指示待ち人間」の特徴や原因、直し方について紹介していきます。

【目次】
「指示待ち人間」とは?
「指示待ち人間」の特徴とは
「指示待ち人間」になってしまう原因は?
自分が「指示待ち人間」である場合の直し方
最後に

「指示待ち人間」とは?

あなたの周囲に「指示待ち人間」はいませんか? 同僚や部下に、「指示待ち人間」がいると、なかなか仕事がはかどりませんよね…。それと同時にイライラも募り、職場環境が悪くなる要因にもなりかねません。

なぜ「指示待ち人間」になってしまうのか、また、どうしたら「指示待ち人間」から脱却できるか。当てはまる人の特徴や、対処方法についても解説をしていきます。

「指示待ち人間」とは、その名の通り、仕事や家事などにおいて、誰かから指示や命令をもらうまで自発的に動けない人のことを指します。いったん指示を出せば、その通りに取り組む能力は持ち合わせているものの、自分から提案したり、クリエイティブな仕事をすることが苦手です。突発的な対応やトラブルに直面すると、機転が利かないという側面もあります。

言い換えると、「自発性がない」「消極的」などと表現されることも多いですね。

(c)Shutterstock.com

「指示待ち人間」の特徴とは

アクションを起こすまで指示を待ってしまう「指示待ち人間」は、一体どのような特徴があるのでしょうか。次に、共通する行動や態度について解説します。あなたの周囲に、このような人はいませんか?

1:自分の決断に自信がない

「指示待ち人間」は、失敗することを恐れているため、自分の行動や判断に自信が持てない人が多いです。自分の決断によりミスを招いたり、誰かに叱られたりすることを極力避けるために、簡単な事でも上司に確認を取らないと不安な面があります。言われた通りにはできても、結果、他の人よりも余計に作業時間がかかったり、急な案件にも柔軟に対応できないでしょう。

2:自分の意見を伝えることが苦手

なかなか自分の判断に自信がないため、自分の意見を主張したり、質問をしたりすることが苦手です。「指示待ち人間」は、指示の通りにやることで安心して作業に取り組むため、自分の意見や疑問を相手に伝えることで、反論されたりすることを恐れます。心の中では疑問が生まれていたとしても、「部長が言ったのであれば、その通りにする」と、指示通りの対応になってしまうのです。

3:あまり協調性がない

「指示待ち人間」は、チームで一丸となって動くような業務を苦手とします。チームで動く場合は、自分の仕事だけを完璧にやればいいというわけではありませんよね。誰かの役割を補ったり、他の人と積極的に関わることで相乗効果が生まれ、より良いものを作り上げることが、チームワークです。

「指示待ち人間」は、自分の業務に関しては最低限言われた通りにできても、それ以上のことを自ら提案したり、他の人の仕事を進んで手伝ったりすることは得意としないので、周囲からは「非協力的」「協調性がない」と判断されてしまうこともあるかもしれません。

(c)Shutterstock.com

「指示待ち人間」になってしまう原因は?

「指示待ち人間」になってしまう原因は、育ってきた環境が大きく影響しているかもしれません。親や先生、職場の上司がやるべきことを管理し過ぎたりすると、自ら考え行動するという機会が失われてしまいます。そうなると考える力が発達せず、自分で選択し、行動するという経験が少ないまま過ごすことになります。

親に育てられているうちはまだいいかもしれませんが、大人になると自分で選択しながら生きていかねばなりません。

もし、自分が親や上司の立場で、子供や部下が「指示待ち人間」かもしれないと思ったら、普段から「こうしなさい」「ああしなさい」と、自ら選択し行動する機会を奪ってしまっていないか、一度振り返ってみるとよいでしょう。

また、失敗をひどく叱ったり、提案を強く否定することで、自分に自信が持てず、責任を取ることを避けるようになってしまう可能性もあります。相手が主体性をもって取り組めるように、モチベーションを保つような振る舞いをとることも大事なポイントです。

自分が「指示待ち人間」である場合の直し方

では、あなたが「指示待ち人間」から脱却したいと思っていたら、次のようなポイントを意識してみてください。

1:仕事の本質的な目的を考える

仕事には必ず目的があります。まずは、与えられた仕事が何のために必要なのかを自分なりに整理しましょう。「この業務は誰のために、何のためにするのか」「どうして○日以内に終わらせる必要があるのか」などを、自分の言葉で考えることが大切です。

目的が明確になると、ゴールに沿った最短ルートを立てられるので、次の行動がとりやすくなります。仕事の目的や背景が理解できると、当事者意識もグッと高まります。また効率的に進めることができ、疑問点が生じても、自信をもって発言できるようになるのでしょう。

2:よりよくする方法を考え、提案する

次のステップは、与えられた仕事に対し、プラスα付け加えられる方法を考えることです。「もっと早く仕上げる方法はないか」「どうしたら、よりクオリティの高いものを仕上げられるか」「もう一歩先回りして対応してみる」など。

思いついたら、自分の考えを上司に相談してみてください。お互いの認識がきちんとすり合っていれば、仕事も進めやすくなりますし、自分の自信にもつながります。また、仕事に対する前向きな姿勢が、上司の目にもとても好印象にうつるでしょう。

(c)Shutterstock.com

3:自分の仕事や周囲に興味をもつ

自分の仕事の意味を理解したり、一緒に働くチームが好きになると、仕事に対する楽しみやモチベーションがどんどん沸いてきます。この会社や誰かの役に立ちたいと思えれば、自然と自ら行動できるようになっていくでしょう。

最後に

「指示待ち人間」は、与えられた仕事をこなせる能力はあっても、なかなか自発的に行動できない人。いまや、与えれらた仕事を人間よりも“正確に、よりスピーディ”にこなせるAIが台頭する時代です。人間に求められるのは、AIには置き換えられないクリエイティブな力になります。

この先、より自分で考え、行動する力が求められる時代がまさにきていますね。普段から、いろいろと発想する癖をつけておくといいかもしれません!

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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