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2021.10.25

「成果をあげる」の意味とは?「上げる」と「挙げる」の違い、類語や英語表現、当てはまる人の特徴を紹介

「成果をあげる」という言葉は、ビジネスシーンや学校でよく使われる言葉ですが、良い結果を残して、社会や周りの人に対して価値を生み出したいものですよね。一体、どのような人が「成果をあげる」ことができるのでしょうか。ここでは、「成果をあげる」の意味や、当てはまる人の特徴について紹介していきます。

【目次】
「成果をあげる」の意味や注意点とは?
使い方を例文でチェック!
類語や言い換え表現とは?
「成果をあげる」人の特徴とは?
英語表現とは?
最後に

「成果をあげる」の意味や注意点とは?

職場や学校などでたびたび使われる、「成果をあげる」という言葉。よく耳にはするけれど、具体的な意味や使い方は知らない、という方も多いのではないでしょうか。まずは、基本的な言葉の意味から覚えてみましょう。

(c)Shutterstock.com

意味

「成果」は、「あることをして得られた良い結果、なしえた結果、出来栄え」を指します。研究や事業・勉強など、幅広い分野で好ましい結果を出したことを、「成果」と表現することができますね。また、「あげる」には、「目に見えるものや数値が上昇する」といった意味があるので、「成果をあげる」とは、「良い結果を収めること」という意味になります。

「成果をあげる」は、「上げる」と「挙げる」どっち?

「成果をあげる」の「あげる」は、どの漢字を使ったらいいか迷ったことはありませんか? 答えとしては、「上げる」と「挙げる」、どちらの漢字で書いても正解です。ただし、使う漢字によって少し意味合いが異なります。

まず「上げる」の意味は、「位置、値段、地位、順序などを高くすること」です。「給与を上げる」など、「以前よりも優れた状態であること」を表します。そのため、「成果を上げる」には、「以前より能力が上がったため、いい結果を出せた」というニュアンスが含まれます。

次に、「挙げる」の意味は、「はっきりと目立つ形で示すこと」です。「この小説は、文学賞候補に挙げられた」というように、明確な形で名前や業績を示す際に使用されます。「目に見える形で良い結果を出せた」という、「業績を収めた」ことを強く伝えたい場合は、「挙げる」を使うといいでしょう。

使い方を例文でチェック!

それでは、次に「成果をあげる」の使い方をみていきましょう。

(c)Shutterstock.com

1:「彼女は会社のプロジェクトで、十分な成果を上げた」

「成果をあげる」という言葉は、「いい結果を残す」といった意味があるため、必然的に仕事や研究、勉強などのことで使用されることが多い言葉ですよね。プレッシャーを抱えながらも、見事に目標が達成できた時などに、このように表現してみるといいかもしれません。

2:「このチームのリーダーを任されたため、必ず成果をあげるようにいたします」

「成果をあげる」は、ビジネスシーンでよく使われる言葉でもあるため、当然目上の方に対して使う場合もあります。「成果をあげる」の敬語表現は、丁寧語で「成果をあげます」。謙譲語では、「成果をあげるようにいたします」です。ビジネスマンは、覚えておきたい言葉ですね。

3:「彼は後輩だけど、入社以降、毎月のように成果を上げている優秀な人です」

「成果をあげる」は、ポジティブな意味を持つ表現です。そのため、相手の能力を褒めたい時に使うと、尊敬している気持ちが伝わりますよ。

類語や言い換え表現とは?

「成果をあげる」の意味はお分かりいただけましたか? 意味を理解した上で、話す相手や場面によって、言葉を使い分けられたら素敵ですよね。言い換え表現も合わせて覚えて、デキるビジネスマンを目指しましょう!

(c)Shutterstock.com

1:業績を上げる

ビジネスシーンで、成果をあげたことをより具体的に伝えたい場合は、「業績を上げる」を使うといいでしょう。「業績」には、「事業などで獲得した成果」という意味があります。「業績がいい」「業績を伸ばす」といった言い回しもありますね。

2:大きく貢献する

「大きく貢献する」とは、「社会のために役立つように尽力して、大きな結果を残すこと」という意味があります。「結果を残す」という点で、「成果をあげる」と共通していますね。

3:成果を収める

「収める(おさめる)」には、「手に入れる」という意味があります。そのため、「いい結果を手に入れる」ということを表すことができます。「成果をあげる」に対して、「成果を収める」は、「成果を自分のものにする」という意味合いが強い言葉であるといえるでしょう。

4:成果を出す

「成果を出す」とは、「いい結果を出す」という意味です。先述した、「成果を挙げる」と近い意味合いを持つ言葉といえるかもしれませんね。

「成果をあげる」人の特徴とは?

それでは、実際に仕事などで成果をあげている人と、そうでない人には、どのような違いがあるのでしょうか? 「成果をあげる」人の、主な特徴をまとめてみました。良い結果を残したいと思う方は、参考にしてみましょう!

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1:集中力が高い

「成果をあげる」人は、仕事やスポーツ・試験など、自分がやると決めたことに対して、ずば抜けた集中力を持って取り組みます。「この時間は、このスキルを身につける」など、時間ごとの目標を明確にしているため集中力が高まり、知識の吸収力も上がります。

また、ダラダラと仕事をしないで、あらかじめタイムリミットを決めておいたり、仕事が捗りやすい環境で仕事をするなど、集中力をあげるための工夫をしていることも特徴です。

2:生活リズムを崩さない

コンスタントに「成果をあげる」ためには、規則正しい生活をすることは欠かせません。体調管理や十分な睡眠、バランスのとれた食生活などを普段から徹底しています。ただひたすら頑張る! という根性任せにするのではなく、健康な体があってこそ、持ち前の能力を発揮することができることをよく理解しているのでしょうね。

3:結果を重視する

「成果をあげる」ことができる人は、「結果」を重視します。自分が行ったことが社会や周りの人に対して、どれだけの価値を生み出したのかが大切であることを知っているのです。反対に、成果を出せない人は、結果よりも努力したことに注目しがちです。努力をしたのに思ったような結果が出ないと、すぐに諦めてしまいます。目に見える結果を残すことを意識してみるといいかもしれませんね。

英語表現とは?

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「成果をあげる」の英語表現には、「get results」「produce results」などがあります。実際の会話のなかで使う場合は、「She is expecting you to produce results」(彼女は、あなたが成果を上げることを期待しているよ)。「I can’t go back until I get results」(私は結果を出すまでは帰れない)。というような言い方をするといいでしょう。

最後に

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「成果をあげる」の意味や使い方は理解できましたか? 「上げる」と「挙げる」、両方とも使える漢字だったことを初めて知った方も多いはず。自分が伝えたい意味合いに近い漢字を、うまく使い分けられるようになりたいですね。この機会に、語彙力を磨いてみてはいかがでしょうか?

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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