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2021.10.25

意外と知らない?「惨憺(さんたん)」の意味、使い方の例文・類語もまとめて解説

「惨憺」は、<さんたん>と読み、「見るも無残なさま、心をくだき思い悩むさま、薄暗くて気味が悪いさま」の3つの意味があります。漢字はなかなか目にする機会がないですが、「惨憺たる結果だった」のような使い方は、聞き馴染みありますよね。ここでは、「惨憺」の使い方や類語について紹介していきます。

【目次】
「惨憺」の読み方や意味とは?
「惨憺」の使い方を例文でチェック
「惨憺」の類語にはどのようなものがある?
最後に

「惨憺」の読み方や意味とは?

惨憺
(c)Shutterstock.com

「惨憺」の読み方と意味

「惨憺」という文字を見た時、あなたは正しく読めますか? 日常生活では、あまり目にする機会は少ない言葉かもしれません。しかし、この後に紹介する読み方や使い方を見ると、意外と耳にしている言葉だと感じられるかもしれません。

「惨憺」は、<さんたん>と読みます。まずは「惨憺」を構成する、それぞれの漢字の意味を紹介します。「惨憺」の「惨」という漢字には、「いたましい、むごい」という意味があります。また、送り仮名をつけると「惨め(みじめ)」と読み、「かわいそうで、見るにしのびないさま」という意味。皆さんも馴染みのある言葉ではないでしょうか。

二つ目の「憺」という漢字には、「やすらか、しずか」という意味の他に、「おそれる、おそれさせる」という意味があります。

2つの漢字を合わせた「惨憺(さんたん)」には、「いたましくて見るに忍びないさま、見るも無残なさま」「心をくだき思い悩むさま」「薄暗くて気味が悪いさま」の、3つの意味があります。

「惨憺」の二文字だけを見てピンとこない方も、「惨憺たる」という言葉にするとどうですか? 「惨憺たる結果だった」のような使い方は、耳にしたり、あるいは自分自身で実際に使っている方も少なくないかもしれません。

「惨憺」を使った四文字熟語

「惨憺」を使った四文字熟語には、どのようなものがあるのでしょう。少し難しい言葉なので、日常生活ではあまり使わない言葉かもしれませんが、この機会に覚えておきましょう。

(c)Shutterstock.com

1:苦心惨憺(くしんさんたん)

「物事を成し遂げようと、いろいろ試みたり苦労すること」の意味を持つ、「苦心」という言葉。それに「惨憺」を組み合わせた四文字熟語です。

意味は、「心をくだいて苦労を重ねて、いろいろ工夫をすること」という意味です。例えば、「みんなで苦心惨憺して考えた企画だから、明日のプレゼンは、ぜひとも成功させたい」というように使います。一つ一つの漢字を見ても、苦労した様子や、心情が伝わってくるような四文字熟語ですね。

2:意匠惨憺(いしょうさんたん)

主に絵画や詩文、デザインなどを作り上げるときなどに使います。創意工夫を凝らし、苦心することを「意匠惨憺」といいます。

例えば、「新商品のパッケージに意匠惨憺し、画期的で目を引くデザインに仕上がった」のように使うことができます。ビジネスシーンでも使える表現ですね。

「惨憺」の使い方を例文でチェック

「痛ましくて見るに忍びないさま」「見るも無残なさま」という意味を持つ、「惨憺」の四字熟語をお伝えしました。次に「惨憺」という言葉を、より身近に感じていただけるように、「惨憺たる」という表現の例文を紹介します。

1:「テストの成績は、惨憺たる結果だった」

とてもわかりやすい例文ですね。テストの結果を見た時に、目もあてられないほどのひどい点数だった場合、このような表現ができます。とても残念な結果を伝える際に「惨憺たる結果だった」というと、その悲壮感や最悪な結果であることが伝わるでしょう。できれば、このようなフレーズを使う機会はない方がいいですね。

2:「同僚から励ましてもらったが、惨憺たる気分は変わらなかった」

「惨憺たる気分」とすることで、やるせない、自分自身が惨めでなげかわしいといった心情を表しています。何か失敗をしたときや、思い通りにならなかった時などに、自分自身がとことん落ち込んでいるような気分を表現したい際にぴったりです。

3:「部屋は惨憺たる状況で、食器やゴミが散乱していた」

これは、状況を表す時に使えるフレーズです。前半の「部屋は惨憺たる状況」を見ただけで、物が散らかっていて、雑然としている部屋の様子が伺えますね。「惨憺たる光景を目にした」「惨憺たる有様」というように、光景や有様という言葉に替えて使うことも。

(c)Shutterstock.com

「惨憺」の類語にはどのようなものがある?

「惨憺」の意味や使い方を紹介してきました。では、同じような意味で使うことができる類語を見ていきましょう。

1:悲惨

「悲惨」は、「悲しく見聞きすることが耐えられないほど痛ましいこと、そのさま」を表しています。「惨憺たる」の使い方のように、「今日の試験は悲惨だった」という表現をはじめ、「悲惨な気分」「悲惨な状況」といった使い方ができます。

2:絶望的

「絶望的」は、皆さんも日常的に使う馴染のある言葉ではないでしょうか。「希望」の対義語となるのが「絶望」。意味は、「希望や望みがもてないほどに悪くなっているさま」。「前日の商談で大失態をしたため、今回の契約は絶望的だ」というように使います。

3:目も当てられない

「目も当てられない」という慣用句は、使う方も多いのでは? 「目を当てる」というのは、「見る」「視線を向ける」という意味なので、「目も当てられない」は、あまりにもひどい状況などに対して、「まともに見られない」「思わず目を背けてしまう」という時に使います。「惨憺たる」のように、状況や結果を伝えたい時に、わかりやすい表現ですね。

この他にも、「おぞましい」や「ひどく不愉快な」という言葉も同じような意味で使われます。とても強い不快感や、見ていられないような光景や様子を目の当たりにした際に、「惨憺たる」や、今回紹介した「目も当てられない」を使い、伝えることができます。

最後に

「惨憺」の意味や、「惨憺たる」の使い方を紹介してきました。何となく聞いたことはあるけど、漢字は知らなかったという方も多いかもしれません。特に「憺」の字は、読むことはできても、書くことは難しいかもしれませんね。この機会に、類語も含めて覚えておきましょう。ですが、「惨憺」たる状況や気分など、自分自身のことを語る時には、出来る限り使う機会がないようにしたいですね。

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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