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2021.08.20

仕事ができない部下を立派にする教育法は?〈わが子を東大に現役合格させた塾講師が教えるメソッド〉

子育ての体験を部下の教育にも活かすとメンタルが安定する? 書籍『子どもを医者にした親たちが幼少期にしていたこと』(啓文社書房)の著者、熊野貴文塾長が運営する「幼児教室ひまわり」にて主任講師を務める、藤井小百合先生が伝授。

幼児教室ひまわり主任講師 藤井小百合

子ども・親・部下に対する教育には共通点がある

子供を医者にしたい保護者のための「幼児教室ひまわり」講師、藤井小百合です。私は現在、幼児教室ひまわりの講師として親御さん向けに子育てのアドバイスをしています。

私自身も二児の母であり、自分の子育ての体験を通して現在子育てで悩まれている親御さんたちのお役に立ちたいと思い、講師の仕事を始めました。

おかげさまで教室も大きくなり、私も部下を受け持つ立場になりました。専業主婦だった私がこんな大事な仕事をできるだろうか? と、最初はとにかく不安でした。

でも子どもに対しての教育、親御さんに対しての教育、部下に対しての教育、これらは共通点がたくさんあることに気づいたのです。

なかなか仕事ができるようにならない部下の教え方

(c)Shutterstock.com

私自身が部下を受け持つ立場になり感じたことは、「人を育てる」ということは子どもも社会人も同じだということです。

たとえば職場などで、

「なんでこの人はこんな仕事もできないんだろう…」
「なんでこの人はこのくらいの気遣いができないんだろう…」

と嘆くようなことはありませんか?

特に部下を教育する立場の方は一度は感じたことがあるのではないでしょうか。私も初めて部下を持った時は慣れない立場だったこともあり、ちょっとしんどかった記憶があります。

でもこの時、私は子育てをしていた頃のことを思い出しました。

子育て当時、私はわが子に対して、

「他の子はもうひらがなを覚えているのに、うちの子はまだひらがなが読めない…」
「うちの子はなかなかお勉強に集中できない…」

と嘆いたり、焦ったり、イライラしていた時期があったのです。

ただ今思えば、私は“当たり前のこと”で無駄にイライラしていたと反省しています。子どもが「できない」ことは当たり前なのです。だってそうですよね? だから親がいるわけで、子どもができないことをできるようにサポートしていくのが親の仕事なのです。

子育てをしているとどうしても上手くいかない現状にイライラしてしまい、メンタルが不安定になる親御さんが多いのです。私も一時期そうでした。

その原因の一つは親御さんがお子さまに対して、「○○ができない」という負のレッテルを貼っているからです。

たとえば、うちの子は「ひらがなが読めない」「集中力がない」「じっとしていられない」というように、決めつけてしまっているのです。

このように決めつけてしまうと、悪いところばかりが目についてしまい「またこれができなかった」「やっぱりこれができない」と、わが子を減点法で見てしまいます。

私は、子どもの悪いところばかりに目が行ってしまう自分が嫌になり考え方を改めました。

減点法ではなく加点法にすることでメンタルが安定

(c)Shutterstock.com

どう改めたかというと、「○○ができない」と見るのではなく「○○がまだ育っていない」と見るようにしました。

「今はまだ育っていないからできないのであって、これから自分が教えていけば自然とできるようになる」と考えるようにしました。

するとわが子を減点法ではなく、「あ! 昨日はこれができなかったのに今日はこれができるようになった! すごい!」という加点法で見られるようになりました。細かい成長や隠れた才能などに気づいてあげることでき、私自身のメンタルも安定するようになりました。

私は子育ての時のこの体験を部下の教育にも活かしています。「仕事ができない」というのは、「まだ育っていないだけ」として捉えています。

社会人といえどもそれまで育ってきた環境や経験値は人それぞれです。これから一緒に仕事を頑張っていくのであれば、上司は部下をきちんと育てていく必要があります。お母さんがいつもイライラして怒っていると子どもも楽しくないですよね。それと同じで、上司がイライラしていると仕事は楽しくないと思います。

「仕事ができない」ではなく「まだ育ってない」と捉えれば「では、ここをどうやって育ててあげれば良いか?」という視点になり、自然と部下ともコミュニケーションを取れるようになり部下も立派に育っていきます。

子育て当時子どもの細かい成長を見つけるのが楽しかったように、今は部下の細かい成長や隠れた才能を発見するのが私の楽しみになっています。

トップ画像/(c)shutterstock.com

幼児教室ひまわり塾長 熊野貴文

1978年兵庫県神戸市生まれ。灘中・灘高卒、大阪大学医学部現役合格、同校卒。

医師として、大阪大学付属病院(阪大病院)や市中病院など数々の病院で勤務医として医療に携わる。

その後、「自分が両親から授けて頂いた本当の教育方法」を世に広めることに対して使命を感じ、現在幼児教室ひまわりの運営を行っている。

著書『子どもを医者にした親たちが幼少期にしていたこと』(啓文社書房)では、我が子の能力を最大限に引き出す教育法を伝授。

幼児教室ひまわり主任講師 藤井小百合

東京都内の名門小学校受験塾講師、幼児教室東大キッズの塾長として10年以上の幼児の指導実績を経て、2015年より幼児教室ひまわりの主任講師に就任(現在も幼児教室東大キッズの塾長を兼任)。

長女は岡山白陵中学、岡山白陵高校を卒業、横浜市立大学医学部に合格。中学受験は神戸女学院中学合格。

長男は岡山白陵中学、岡山白陵高校を卒業、東京大学に現役合格。中学受験はラ・サール中学合格。


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