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2021.08.19

〈現役歯科医が回答〉虫歯はなぜできる? 虫歯の予防に効果的な方法は…

虫歯ができる原因について、Oggi.jp’s 現役の歯科医である野尻真里が解説。虫歯ができやすい人はどんな特徴が? 虫歯の予防に効果的な方法とは?

Oggi.jp's 野尻真里

歯医者通いにうんざり! 虫歯はなぜ出来るの?

歯医者さんに行ったら口の中に虫歯が沢山出来ていたという経験はありますか? 今回は歯磨きを頑張っているのにできてしまう虫歯の原因について解説していきます。

口の中に虫歯菌があると虫歯は作られる

(c)Shutterstock.com

歯磨きをしていても虫歯が出来る人もいれば、歯磨きをしっかりしていない人でも虫歯が1本もない人がいます。この違いは、虫歯を作る虫歯菌が口の中に定着しているかいないかの違いにあります。

虫歯菌は幼少期の頃に母親から貰うことが1番多いです。また、大人になってからも虫歯菌を持っている人とキスをしたり、同じペットボトルでお水を飲むなど相手の唾液が自分の口の中に入ることによって虫歯菌を貰うこともあります。

現在、日本人のほとんどが虫歯菌を持っていると言われています。自分が虫歯菌を持っているか、どのくらい多いのかは、歯科医院で行う唾液検査で調べることができます(保険適応外)

プラークの中に虫歯菌は増殖する

(c)Shutterstock.com

歯の表面にはプラーク(歯垢)と呼ばれる細菌や汚れの塊が付きやすく、排水溝のぬめりと似ていて、うがいでは落ちません。

一方、口の中の虫歯菌は、歯の表面のプラークに棲みつき、増殖。糖が入ってくると、糖を餌に虫歯菌は活発になり、酸を放出します。通常、口の中の酸性度は中性に保たれているのですが、虫歯菌の出した酸と、食品の酸によって一時的に酸性に傾きます。

この酸性の状態が長く続くと、歯の表面から歯の成分が溶け出していき虫歯ができてしまうのです。

虫歯の原因は、甘い物だけが取り上げられやすいですが、他の食品にも“糖”は入っているので気をつけたいものです。

唾液には溶けた歯を戻す力がある

(c)Shutterstock.com

唾液には、酸性に傾いた口の中を中性に戻す働きがあり、この時に溶けだした歯を固めようとする働きもあります(「歯の石灰化」と言います)。

しかし、唾液があれば虫歯にならないのかというとそうではありません。虫歯菌が酸を出す働きは、プラーク中で長く続くため、唾液の石灰化の働きが徐々に追い付かなくなります

虫歯ができやすい人は、虫歯菌の数が多い、または唾液の量が少ない可能性もあるので、歯科医院で検査することをおすすめします。

規則正しい食事と歯磨きを心掛けましょう

虫歯の原因についてまとめました。虫歯の原因として挙げられる、間食の時間を決めないダラダラ食べや、歯磨きのし忘れに気を付けましょう。

また、虫歯の予防に最も効果的だと言われている、フッ素(フッ素洗口、歯科医院でのフッ素塗布、フッ素入り歯みがき剤)を取り入れることでより虫歯リスクを下げることができます。

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Oggi.jp's 野尻真里

日本審美歯科学会所属の歯科医師。朝日大学を現役卒業後「うずら歯科」に勤務。写真集『美人女医図鑑』を発売中。華道脇教授の資格を持つなど充実した趣味と、美容やファッションにもこだわっているインスタグラム@nojirimari も要チェック!


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