【目次】
・「自然消滅」の意味とは？
・「自然消滅」の基準とは？
・「自然消滅」に持ち込まれやすい人の特徴とは？
・「自然消滅」を狙う男の心理とは？
・「自然消滅」を回避する方法とは？
・最後に
恋人と「自然消滅」になってしまったことはありますか？ 別れ話を切り出すわけでもなく終わってしまう「自然消滅」。その原因は何なのでしょうか。
「自然消滅」の意味とは？
「自然消滅」とは、別れ話もなく、恋人との関係が終わってしまうことです。交際は普通、「付き合いましょう」という合意のもとに始まり、どちらかからの「別れましょう」という意思表示をもって終わりますよね。「自然消滅」とは、その「別れ」の意思表示がないまま、交際が終わってしまうことをいいます。
「自然消滅」は、徐々に関係性が薄れていく「フェードアウト」と、突然連絡が取れなくなる「音信不通」が主なパターンです。
「自然消滅」の基準とは？
フェードアウトにせよ、突然の音信不通にせよ、とにかく連絡が取れなくなるのが「自然消滅」。通常、どのくらい連絡が取れなくなったら「自然消滅」だと思えばいいのでしょうか。
1：1〜2週間
1日1回以上は話をするとか、頻繁にLINEで状況を送り合うといったマメなふたりなら、1〜2週間も連絡が取れなくなったら、「自然消滅」を疑ってもいいですね。きっかけになりそうなことはなかったでしょうか？ また、会話やLINEなどに違和感を覚えることはありませんでしたか？
2：1ヶ月
恋人関係にある人と、数ヶ月単位で連絡を取らない人はまれですよね。ですから、1ヶ月を一定の区切りとして考える人がいちばん多いようです。電話やLINEをしてみても、1ヶ月以上音沙汰がないとすれば、「自然消滅」だと思って良さそうです。
3：突然
電話をかけても全くコールバックがない、SNSをブロックされたというようなあからさまな「自然消滅」もあります。ある意味、無言の意思表示ですから、「自然消滅」とはいいにくい気もしますが…。
「自然消滅」の場合、恋人同士の間でも、その節目が合致するとは限りません。いつから連絡を取っていないのか、しっかり数える人もいるでしょうが、そんなこと全く気にしないという人も。また、片方が「自然消滅したと思ってた」、もう片方は「全くそんな風に思っていなかった」というように、食い違うことも多いのです。
「自然消滅」に持ち込まれやすい人の特徴とは？
「自然消滅」って、あまり気分の良いものではありませんね。でも、「自然消滅」に持ち込まれやすい人には、共通の特徴があるようです。
1：積極的でない
付き合っても「相手からの連絡を待つ」だけだったり、デート中の食事のシーンでも、「なんでもいいよ」と相手任せ…。そんな受け身な人は「自然消滅」に持ち込まれやすいようです。付き合い始めると人はいろいろな期待をします。「今度、一緒にあそこへ行こう」「あの子はこんなものが好きかな」などなど…。何でも受け身の姿勢でいられると、そんな恋心による期待が徐々にしぼんでいくのです。
「…なんか、期待はずれだったな」と相手が思った時、「もう、自然消滅でいいか」となるのです。別れ話を切り出すのにはそれなりにエネルギーがいるものですが、「どうせ、対した返事もないか…」とそのエネルギーも出なくなってしまうのです。
2：遠い・忙しい
物理的な距離や時間的な制約など、別れ話をするタイミングがない場合に、「自然消滅」になってしまう場合があります。会えない時間が長くなると、一旦は「会いたい！」と思いを募らせるのですが、それがあまり長い間放置されてしまうと、「会えないことが普通」になって逆に会うのが面倒になってしまったり…。別々の暮らしに慣れてしまった結果、「自然消滅」してしまうことになるのです。
3：派手なケンカをしてしまった
ケンカ自体は当たり前のことですが、その終わり方にわだかまりが残ってしまうと、うまく修復できず、「自然消滅」になってしまう場合があります。意地を張りすぎて、「仕返し」のつもりで音信不通にしてしまい引っ込みがつかなくなったり、一瞬で熱が冷めたり…。別れ話をするのも嫌になってしまうのですね。
「自然消滅」を狙う男の心理とは？
男性の中には、「自然消滅」を狙う人もいるようです。なぜなのでしょうか。その真理を探ってみましょう。
1：面倒
「自然消滅」を狙う理由の筆頭がこれ。理由を聞かれたり、話し合ったりするのが面倒なのです。こういう人は、別れ話だけでなく、もともと深く考えたり、話し合って解決したりするということが苦手。何でも手っ取り早く済ませてしまおうとするのです。
2：怖い
気の弱い男性も、案外「自然消滅」を狙う傾向があります。別れたいけれど、いろいろ言われるのが怖くて言い出せず、先送りにしている間に、ずいぶん日が経ってしまったというパターンが多いでしょう。この手の人は一見やさしそうに見えますが、やさしいのではなく、気が弱いだけなのです。
3：優柔不断
「別れたいけど、でも…」と優柔不断で決められない男性が、結果的に「自然消滅」を狙う場合があります。「別れてしまうのはもったいない気がするけれど、でもな…」そんな感じなので、女性としては大迷惑。はっきりして欲しいものですね。
「自然消滅」を回避する方法とは？
「え？ これって自然消滅？」と、「自然消滅」の気配を感じたらどうしたらいいでしょう。付き合っているのかどうかわからない、宙ぶらりんな状態は誰でもヤキモキしますよね。おすすめの回避の仕方をお伝えしましょう。
1：まず、原因を考える
「自然消滅」っぽいなと感じたら、その理由を考えてみましょう。何をきっかけに連絡が途絶えたのか、いつも彼に注意されていたことはないかなど。彼に好きな女性ができたのなら仕方がないのですが、あなたの側に改善できる点があるのなら、その改善策とともに話し合いをしっかり申し入れてみましょう。「何で連絡をくれないの！」と怒る前に、自分自身を振り返る必要がありますね。
2：周囲の協力を仰ぐ
何らかの原因で、彼はあなたと直接話し合うことを避けているのですね。そんな時は、周囲の人に協力してもらいましょう。とはいえ、「彼女が心配しているよ」などと、あなたの気持ちを伝えてもらうのではありません。彼の気持ちを、それとなく聞き出してもらうのです。
「友達まで巻き込むなんて」と彼に思われたら逆効果。それとなく、無理強いしないように聞き出してもらえるといいですね。
3：自分から別れを切り出す
無言の対応が彼の意思表示だと受け取って、最後の節目は、あなたから切り出しましょう。「私たち、終わりにしたほうが良さそうね」と切り出すことで、言えなかった気持ちを彼が伝えてくれるかもしれません。それで、お別れということになっても、気分はすっきりしますし、逆に話し合うきっかけになって、「復縁」ということになるかもしれません。
最後に
「自然消滅」に持ち込まれやすい人の特徴や、それを狙う男性の心理を解説しました。誰しも、「自然消滅」に持ち込まれるのは嫌ですよね。もし、あなたが別れを告げられずにいる場合、辛いことですが、そこはきっちり伝えるのが、大人の女性としての礼儀かもしれません。
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