【目次】
・「熱しやすく冷めやすい」の意味とは?
・「熱しやすく冷めやすい」女性の特徴
・「熱しやすく冷めやすい」男性の特徴
・恋愛の傾向について
・「熱しやすく冷めやすい」性格の直し方
・英語表現とは?
・最後に
「熱しやすく冷めやすい」の意味とは?
物事にすぐ飽きてしまう人のことを、「熱しやすく冷めやすい」などといいますよね。日常の中でよく使われる言葉ですが、詳しい意味はご存知ですか? さっそくみていきましょう。
意味
「熱しやすく冷めやすい」という言葉には、「すぐ物事に熱中するが、飽きるのも早い」「夢中にはなるが、長続きしない」という意味があります。人の性格を表す言葉ですね。
ちなみに、血液型の性格診断では、いちばん「熱しやすく冷めやすい」のは、B型だそう。B型は、興味を持つ範囲が広いので、夢中になるのも早ければ、飽きてしまうのも早い性格。「熱しやすく冷めやすい」性格に当てはまるかもしれませんね!
「熱しやすく冷めやすい」女性の特徴
「熱しやすく冷めやすい」女性には、どのような特徴があるのでしょうか? 詳しくみていきましょう!
1:ポジティブな行動派
「熱しやすく冷めやすい」女性は、常に色々な方向にアンテナを張り巡らせており、流行にも敏感です。そのため、話題が豊富で、一緒にいて楽しい人が多いでしょう。自分が興味をもったことは、すぐに実行に移す行動派です。チャレンジしてみて、もし結果がイマイチでも落ち込みません。すぐ次の目標を見つけられる、ポジティブ思考の持ち主ともいえるでしょう。
2:趣味がコロコロ変わる
夢中になるのも早ければ、飽き性な一面があることも「熱しやすく冷めやすい」女性の特徴です。そのため、好きなアーティストやアイドルの推しが次々と変わることも、珍しいことではありません。この前と言っていたことが違うことを指摘しても、ケロッとした表情で返されたり。新しいことに夢中になっている人も多いでしょう。
3:流行に流されやすい
「熱しやすく冷めやすい」女性は、好奇心旺盛。周りで流行っているものに、すぐ影響を受けてしまいます。特に、家族や友人が楽しそうにしている姿を見ると、つい興味をそそられて、自分まで同じ趣味にハマってしまうことも。トレンドに敏感で新しいもの好きな良い面もありますが、ひとつのことがなかなか長続きしない傾向もあるようです。
「熱しやすく冷めやすい」男性の特徴
では次に、「熱しやすく冷めやすい」男性の特徴をご紹介します!
1:多趣味でエネルギッシュ
「熱しやすく冷めやすい」男性は、好奇心旺盛で、交友関係が広いことが特徴です。エネルギッシュなので、アウトドアやスポーツを趣味にしている人も多いでしょう。休日は、友人や彼女との約束で予定が埋まっているなんてことも珍しくありません。ひとりでいるより、大人数でわいわい楽しむことが好きな性格です。
2:努力が苦手
「熱しやすく冷めやすい」男性は、地道にコツコツ取り組むことが苦手な傾向があるでしょう。スポーツでも勉強でも、それなりに努力をしなければ、自分の望んだレベルに達することはできません。何かを身につけたいなら、一つの物事に集中できる粘り強さを持つ必要があるでしょう。
3:自分勝手
「熱しやすく冷めやすい」男性は、自分のペースを一番に考える傾向があるでしょう。一般的なルールよりも、そのときの自分の気分を優先するところがあります。そのため、融通の効かない、強引な一面もあるでしょう。彼の一時的な気分に振り回されず、毅然とした態度をとることも必要かもしれませんよ!
恋愛の傾向について
もし、気になる人が「熱しやすく冷めやすい」性格かも? と思ったら、恋愛傾向も知りたいですよね。詳しくご紹介します。
1:情熱的にアプローチする
「熱しやすく冷めやすい」人は、好きになった人に対して情熱的にアプローチをします。持ち前の行動力を活かして連絡先を聞いたり、デートに誘うことも得意です。女性でも、自分から告白する人も少なくないでしょう。付き合いはじめは、毎日でも一緒にいたい! と思う傾向があります。
2:一目惚れが多い
「熱しやすく冷めやすい」人は、直感型。そのため、恋愛面においても一目見て、この人しかいない! と確信することも多いでしょう。外見が好みだと、すぐ好きになってしまう場合もあります。また、少しでも会話が楽しかったり、共通点が多いと、すぐに運命を感じてしまうロマンチストタイプであるともいえますね。
3:過去の恋愛は引きずらない
恋に落ちるのも早ければ、気持ちが冷めるのも早いのが、「熱しやすく冷めやすい」人の特徴です。そのため、自分から告白したのに、自分から振ってしまうこともしばしば…。過去をあまり振り返らない性格でもあるため、復縁を望んでいる人は、再び振り向いてもらうためには、それなりの努力が必要かもしれません。
「熱しやすく冷めやすい」性格の直し方
何事も長く続かない性格を直したい…。と悩んでいる人も多いのではないでしょうか? そこで、「熱しやすく冷めやすい」性格の直し方をご紹介します。
1:小さな目標を決める
勉強や習い事を始めるときに、はじめから目標を高くしてはいませんか? 最初から目標が高いと、自分の中でハードルが上がってしまい、途中であきめてしまうことにつながります。物事を長く続けるには、まずは小さな目標を決めて、一つずつクリアしていくと良いですよ。これならできるかも、と思える簡単なことを目標に設定してみましょう。
2:自分が飽きない工夫をする
マンネリ状態が続くことが、「熱しやすく冷めやすい」性格の人は大の苦手。仕事でも趣味でも、同じことの繰り返しはつまらないと感じてしまうでしょう。そんな人は、毎日の中にちょっとした変化を作ってみましょう。例えば、運動がてら1つ前の駅で降りてみたり、趣味の道具を新調してみたりすると、新たな楽しみが生まれるかもしれません。
なかなか性格そのものを直すのは難しいもの。それよりは、少しでも自分の気持ちが楽しくなる工夫を取り入れて、毎日を新鮮に過ごしてみるのはいかがですか?
3:自分を客観視してみる
「熱しやすく冷めやすい」性格の人が、何事も長続きしないのは、周りの価値観に影響を受けすぎているからかもしれません。「女性だから、料理教室など家庭的な習い事の方がいいのかも」「周りに自慢できる趣味がいい」など、世間体や周りの価値観を軸に物事を決めても、自分自身に合っていなければ長続きしません。
何をしても長く続かないと悩んでいる方は、実行する前に、自分がやりたいと思う理由や、やってみた後の自分の姿をイメージしてみると、それが本当にやりたいことかどうか分かるはずですよ。
英語表現とは?
字面通りに「熱しやすく冷めやすい」と述べるなら、「easy to warm and easy to cool」という表現が妥当でしょう。似た表現では「fall in and out of~」(~に没頭する)や、「tend to be influenced by trends」(流行に影響されやすい)などがあります。
最後に
いかがでしたか? 「熱しやすく冷めやすい」性格は、短所として受け取られることが多いもの。しかし、好奇心旺盛な性格や行動力のあるところは、魅力的な長所でもありますよね。もし、気になる人が「熱しやすく冷めやすい」性格かもしれない! と感じた場合には、恋愛傾向も参考にしてみてはいかがでしょうか?
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