【目次】
・半同棲とは? 同棲との違いって?
・半同棲をするメリット
・半同棲をするデメリット
半同棲とは? 同棲との違いって?
週に3日以上お泊まりすること
半同棲とは一般的に「半分同棲」の状態のことを指します。
半分同棲の状態に明確な定義はありませんが、「週に3日以上お泊まりをすること」が基準だと言われることが多いよう。
それぞれ暮らしている家はあるものの、どちらかがパートナーの家に私物を持ち込み、週に3日以上お泊まりをする、というような状態で、ほとんどは家賃や光熱費は折半せず、部屋の持ち主が負担する場合が多いのだとか。
また「気づいたら半同棲状態だった」という人が多いように、同棲よりも気軽に始められるのが特徴です。
半同棲をするメリット
パートナーと一緒にいる時間が増える
半同棲をすることで、パートナーと一緒の時間が増えます。
デートの後、一人で帰宅する寂しい帰り道…。多くの人が「帰る場所が一緒なら…」と感じたことがあるでしょう。でも半同棲状態なら同じ家に帰ることができます。
普段仕事などで忙しいようなカップルはとくに、二人でいる時間が増えて絆が深まるのではないでしょうか。
結婚前に相手の素を知ることができる
もし本気で結婚を考えているのなら、半同棲することで結婚後、相手は家事をしてくれるのかどうかなどを事前にチェックすることができます。
家事をほとんどやってくれない男性だった場合、結婚後「家事手伝ってよ!」と言える状況を作っていかなければなりませんし、それでもやってくれないのであれば、そういう男性を結婚相手に選んでしまったこと自体、後悔してしまう可能性も…。
結婚してからでは遅いので、気軽に相手の生活や一緒に暮らしたときのシミレーションができる半同棲は、結婚前提でお付き合いしているパートナーがいる人にとって、メリットだと言えるのではないでしょうか。
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簡単に距離を置ける
一緒に家を借りて完全に同棲してしまうのに比べ、半同棲は手軽に解消できます。
ケンカして距離を置きたいとき、たまには息抜きに一人でいたいと感じたときなど、どちらかが望めばすぐに離れることができます。
一緒の時間を増やしつつ適度な距離を調整することもできるので、関係が悪化してしまうことを防げるのではないでしょうか。
半同棲をするデメリット
マンネリしやすい
たまにするお泊まりと違い、一緒にいることが当たり前になってくる半同棲は、お互いの素の表情やクセ、ライフスタイルなど、最初こそ新しい発見を楽しめるようですが、時間が経つにつれ、魅力的だったはずの部分がかすれて見えてくるようになってしまうことも。
長くいると、慣れてマンネリ化してしまうことは避けられないかもしれません。
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家事の分担が難しい
半同棲をすると、家事の分担で揉める人が多いよう。
いくら自分の家だとしても、もう一人増えるということは家事の負担も増えてしまいます。何も言わなくても家事に取り組んでくれる人ならいいですが、そうでない場合、手伝ってほしいものの、なかなか言い出せなくてモヤモヤしてしまうことも。
実際に半同棲の家事分担問題でモヤモヤしている人は多いよう。
「付き合って1年になる彼氏がいます。お互い一人暮らしですが、彼の家のほうが職場に近く半同棲状態。『一緒に住もうか』という話も出ています。けれど今の時点で9割の家事を私がやっており、しかもそれが当たり前のような態度なんです。彼が好きだし、忙しい彼のためにやってあげたい気持ちはありますが、まるで家政婦のような状態が続くのかと思うとモヤモヤが止まりません。」(匿名)
こんな状態では楽しかった家事でもだんだん苦痛になり、「やらされ仕事」に思えてしまいます。
同棲や結婚に発展しづらい
恋人の状態で一緒に暮らすことを体験すると、夫婦になろうとする大きな動機づけの一つを失ってしまうこともあります。
家事や生活にかかるお金など、同棲ほど細かく管理することはなくても、やはり半同棲も「結婚したらこんな感じの生活になる」というシミレーションになり、お互いの良い部分も悪い部分も表面化しやすいものです。
結婚を前提にしていない半同棲の場合、お互いに歩み寄ろうとしたり乗り越えようとしたりする意志が持ちづらくなってしまうかもしれません。