名古屋の企業に勤めているOLライターKatoです。2017年はじめに3歳年下の男性と結婚し、結婚後も仕事を続けています。私達夫婦は、結婚後も二人が上手くやっていけるようにどうすれば良いかをよく話し合った結果、「結婚前から夫婦で家事分担を決めておこう」という事になりました。そこで私が結婚前から考えたことや実際に家事分担を行ってみて良かった事・残念だった事等をお伝えします。
この話に登場するのは、
私・38歳 会社員(事務)
夫・35歳 会社員(医療関係)のふたりです。
共働き夫婦の家事分担エピソード1
嫁の私が結婚後も、共働きを選んだ理由
私が共働きを選んだ理由は、経済的な理由です。私の夫の給料は普通に暮らしていくには正直生活費で全て無くなってしまいます。
また私達夫婦は、結婚する半年前にマンションを夫名義で35年ローンで購入しています。頭金は2割ほど入れてあるものの、ローン残額は2千万以上! ローン契約も変動金利で契約している為、将来的に金利が上昇してローンが払えなくなってしまう可能性もあります。
▲実際に購入したマンションがこちらです。
数年後に、車を購入したい、また、もし私が妊娠出産したら今と同じだけの時間を仕事にあてたり同程度の収入を得るのが難しくなる。だからお互いが元気で子供もいない今 =稼げるうちに稼いだ方が、将来的に絶対に助かるはず。
夫からは「僕の給料が上がるまでは、できれば仕事を続けてほしい」と言われていました。しかし、もともと要領よく仕事や家事をこなせる自信がなかった私は「やれる所まではやってみるけど、ずっと結婚後も仕事を続けていくのは厳しいかもしれない。子供が出来たら、育児に専念したいから妊娠したら仕事を辞めたい」とも伝えていました。
夫は「本当は、育児休暇を取って正社員で仕事を続けてほしいけど、もし家事をしながら仕事をするのが困難ならパートやアルバイトでもいいよ」と言ってくれました。夫にそう言ってもらえた事で、少しホッとしました。
共働き夫婦の家事分担エピソード2
婚活中が肝! 家事分担をできる相手を見定めるのが重要です
夫は、ひとり暮らしが長くもともとある程度の家事ができる人。私は生まれてからずっと実家住まい母まかせ…正直、家事に自信はありません…なので結婚してからも家事を分担してくれるような人じゃないと共働きは無理。
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もし、仮に家事をしてくれない男性と結婚し、かつ共働きだったら「私だって外で働いているのに、家事を手伝ってくれないのはおかしい!」と相手を責めてしまっていたと思います。
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私は、結婚後にそういう状況になるのが嫌だったので婚活していた頃から男性の発言や行動はくまなくチェックしていました。今の夫と結婚して思った事ですが、よく動く人や細かい人は家事に口出ししてくる事も多い…ですがその分手伝ってくれるので助かる事も!
結婚後に家事を手伝って欲しいと思うならば、その人がよく動く人かどうか、気がつく人かどうかを結婚前に見抜く事が大事。もともと動かない人は、家事分担を決めた所で結局やってもくれません。もし、家事を手伝ってくれない男性と結婚した場合はこちらから「家事手伝ってよ!」と言える状況をつくっていかなければなりません。
例えば、洗濯物を干す時に「私が今洗濯物を干すから、あなたは洗濯物を干しやすいように広げて私に渡して!」と指示をして動くようにさせるのです。それでも動かないなら、そういう男性を結婚相手に選ぶ事自体が間違いなのです。もし家事分担をしたいと思うならば結婚前にその男性がやってくれる相手なのかどうかを半同棲や週末同棲などしてチェックしておく事も大切です。
共働き夫婦の家事分担エピソード3
家事分担を考えるキッカケは、職場の先輩のアドバイス
私は、結婚する前から職場の先輩に「結婚してからも、夫婦が上手くいくようにするにはどうしたらいいですか?」と相談していました。
上手く結婚生活を送る為には、幸せな結婚生活を送っている既婚者の人に相談するのが一番と思ったからです。また職場の先輩なら私の性格もよく把握しているので、適格なアドバイスが貰えると思いました。
先輩から「家事分担は、結婚前に決めた方が良いわよ。役割分担を決めておかないと、男性から手伝おうなんて思わないもの」とアドバイスが。なるほど!
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そこで婚前に夫に家事分担を提案した所「いいよ。俺、もともと家事出来るし」と軽い感じで返事が! やったー♡
次回は私たち夫婦が実際に作成した家事分担リストを紹介します。
つづく
初出:しごとなでしこ