気分も開放的になり、出会いのチャンスが急増する初夏。出会いはあっても、交際に発展しないことにモヤモヤする女性も少なくありません。
「飲み会で同世代の独身男性と出会い、翌週に水族館デートに誘われました。その後も相手も私のことを悪くないと思っているのは伝わって、これはイケると感じていたら、LINEの返信が少なくなり、既読スルーが続いた後にまさかのブロック。ショックで立ち直れませんでした」(34歳・IT関連会社勤務)
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ほかにも、男性側からアプローチされたのに、1〜2回会って音信不通になったというケースは多いです。女性側からすると、好みじゃないならデートに誘わないでほしい、というのが女性側の意見。こんな男性の行動に振り回されて、自信喪失しないように、彼らの行動の背景とホンネを解説していきます。
思わせぶり男のホンネその1「女性の見た目は好みでも、内面が好みではなかった」
社会的に“まとも”とされるスペックを持つアラサー男性は女性を選びたい放題だと思い、ゴーマンになっている人も少なくありません。パッと見、人当たりが良くソフトな態度を取っていても、実は減点法で女性を判断していることも。見た目が好みな女性だからとデートに誘ったものの、ちょっとしたコミュニケーションにイラッとしてフェードアウトという行動をとる人が意外と多い。
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こういうタイプは、デートの中盤からイライラを表に出す人も多いので、女性側がこの人、イラッときているな……と察知したら、サッサとデートを切り上げて帰宅を。無理におだてたり機嫌をとったりするのは時間のムダになるだけでなく、モラハラ的な行動を誘発する原因にもなるので注意を。
思わせぶり男のホンネその2「同時進行で、彼女にしようとしている女性がいた」
特定の女性と交際を決める以前に3人ほど同時進行でデートし、一番合う人を彼女にするという男性は多いです。彼女と決める前だから浮気ではないというのが男子の言い分。
デートしている間は、男性も女性側と本気で付き合おうと思っているので、女性側も”愛されている”と思ってしまいます。しかし、ある日を境にフェードアウトされたり、音信不通になったりする。それは、彼女を決めたからだとみていいでしょう。この行動をするのは、チャラ男よりも、真面目男子というタイプに多いです。
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これらの男性から自衛する方法は、行動や言動のすべてを本気で受けとめないこと。そして、自分のセオリーを通すこと。付き合うまではキスもしたくないと思うなら断ればいいし、相手の気持ちを確認したいなら“私のことを好きなの?”と聞いてみて。“そんなことを言ったらウザいと思われるかもしれない”という気持ちが、男性を増長させることにもなりかねません。
散々振り回されて、あっさりとLINEブロックされたり、別の女性と結婚したと聞いて傷つく人があまりにも多い。“なんか変だな”と思ったら、さっさとその男性から手を引いて、次に行きましょう。大切なのは、あなたが傷つかないことですから。
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初出:しごとなでしこ
沢木 文 Writer&Editor
1976年東京都足立区生まれ。大学在学中よりファッション雑誌の編集に携わる。恋愛、結婚、出産などをテーマとした記事を担当。著書に『貧困女子のリアル』『不倫女子のリアル』(小学館新書)がある。