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2021.01.20

使い方に注意!「ご容赦」の意味・使い方・類語などを解説

「ご容赦ください」というフレーズは、ビジネスメールなどでしばしば見かける敬語表現です。しかし、適切な場面や使い方ができないとかえって失礼に当たることも。本記事では、「ご容赦ください」の正しい意味や使用方法を、例文や言い換えを交えながら解説します。

【目次】
「ご容赦」の意味と使う場面とは?
「ご容赦ください」の丁寧な使い方
「ご容赦」の使い方を例文でチェック
「ご容赦」の類語や言い換え表現にはどのようなものがある?
最後に

「ご容赦」の意味と使う場面とは?

「ご容赦ください」というフレーズは、ビジネスメールなどでしばしば見かける敬語表現ですね。正しい意味や使用方法を、例文や言い換えを交えながら解説します。

(c)Shutterstock.com

まずは、「ご容赦」の意味から確認していきましょう。

◆ご容赦の意味

「ご容赦」は、「ごようしゃ」と読みます。「容赦」は「ゆるすこと、大目に見ること」や「手加減すること、控え目にすること」という意味。受け入れる・許すという意味の「容」と、許すという意味の「赦」から成り立っていることからも意味が分かりますね。

「ご容赦」とすることで、丁寧な表現にすることができます。「自分がご容赦する」のであれば謙譲語としての使い方。上司・目上・取引先などの「相手がご容赦くださる」のであれば尊敬語としての使い方ができます。

◆ご容赦を使う場面

「ご容赦ください」は、許してもらいたい気持ちを表現した丁寧な言葉であり、目上の相手に対して用いるのが正しい使い方です。仕事上、ミスやトラブルなど、こちら側の過失や不行き届きをお詫びするとともに、許して欲しいということを相手にお願いするときに、「ご容赦ください」と用います。このようなときに、敬意を込めたフレーズとして使えます。

「ご容赦ください」の丁寧な使い方

(c)Shutterstock.com

「ご容赦ください」の丁寧な言い方について、解説します。

1:「ご容赦のほどお願い申し上げます」

もともと「〜してください」という命令の表現を、「〜のほど」を使うことによって相手に強制しないやわらかい表現にすることができます。「〜を言う」の謙譲語「お〜申し上げる」で「お願い申し上げる」とし、さらに丁寧語「ます」を使って「お願い申し上げます」という敬語にしています。

2:「ご容赦いただければ幸いです」

「いただければ」の部分は謙譲語「いただく」に仮定形「れば」をつけています。「ご容赦いただければ幸いです」は、「許してもらえたら嬉しいです」という意味になりますね。「~してもらえたらと嬉しいです」としているため、とてもやわらかい印象でお願いするフレーズになります。目上・上司にはもちろんのこと社外取引先にもつかえる丁寧な敬語フレーズですね。

3:「ご容赦いただきたく存じます」

「いただきたく」は、謙譲語「いただく」に意思・希望「〜したい」を付け加え、思うの謙譲語「存じる」に丁寧語「ます」をつかって敬語にしています。つまり「ご容赦いただきたく存じます」の意味は「許してもらいたいと思います」です。

「許してください」とストレートに言うのではなく遠回しに自分の意思や気持ちをつたえる、とても丁寧なフレーズ。目上の方・上司にはもちろんのこと社外取引先にもつかえる丁寧な表現になります。

「ご容赦」の使い方を例文でチェック

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例文を用いて「ご容赦」の使い方をチェックしていきましょう。

1:「何かと至らぬ点があるかと存じますが、どうかご容赦ください」

起こりうるかもしれない過失に対して、事前にお断りしておきたいときに使うこともできます。例文のように「何かと至らぬ点があるかと存じますが、どうかご容赦ください」と、予め伝えるとともにお詫びしておくことで、なんらかの不手際があったときに相手の怒りを軽減することができるかもしれません。

2:「行き違いがあれば、なにとぞご容赦ください」

書類の返送など、相手になんらかの催促をしなければならないケースでは「行き違いがあれば、なにとぞご容赦ください」と用います。「行き違い」は「すれちがいになる」との意味をもつ言葉です。このような文面のメールはよく使われますが、相手を不快にさせる可能性もあります。

「行き違い」とともに「ご容赦くださいますようお願い申し上げます」を使うことで、メールを送付した相手が要件を満たしていても“行き違いだから許してください”とあらかじめ許しを乞う表現となっています。クレームの予防線としてのひと言を添えることで、相手の気分を害することなく事務連絡を行うことができるでしょう。

3:「お客様には大変ご不便をお掛けいたしますが、ご容赦くださいますようお願い申し上げます」

「ご容赦くださいますよう」は「許してくれますように」と、相手に訴えかける表現です。「ご容赦ください」は、目上の人や上司、取引先に対して使用しても間違いではありません。しかし、「ください」は命令形となるため、相手に失礼だと受け取られかねません。予期せぬトラブルを避けるためにも、「ご容赦ください」より「ご容赦くださいますよう」を使う方が良いでしょう。

「ご容赦」の類語や言い換え表現にはどのようなものがある?

(c)Shutterstock.com

「ご容赦」の類語や言い換え表現をご紹介します。

1:「お許しください」

「ご容赦ください」はお詫びとともに許しを乞う言葉ですので、言い換え表現としては「お許しください」が適切です。

2:「ご理解ください」

内容をしっかりと知ることにフォーカスする場合は、ご理解という言葉を使います。「ご理解ください」は「察してください」という意味をもつ言葉です。「ご容赦ください」のように相手の許しを求めない事柄に対して使うことができます。

3:「ご了承ください」

了承とは、「納得してもらう、受け入れてもらう」という意味。今後起こるであろう出来事に対し、事前承認を得るような場面でよく使われます。「了承」は、「事情をくみとって納得する」との意味があります。「ご了承ください」となることで、受け入れて納得していくださいとの気持ちを相手に伝えることが可能です。謝罪のニュアンスは含んでいませんので注意してください。

最後に

「ご容赦ください」は、相手に許しを得たいような状況や、事前に断りを入れたいときに使用できる表現です。相手の立場や使用する状況によっては、前後に言葉を付け加えたり、言い換え表現を使ったりするなど工夫して、失礼な印象を与えないよう気をつけたいですね。

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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