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2021.01.21

説明できるようにしたい!「うるう年(閏年)」の意味や必要な理由とは? わかりやすくご紹介

毎年2月が近づくと、今年は「うるう年」なのか気になりますよね。「うるう年」は4年に1度と言われますが、実は必ずしもそうではありません。本記事では、「うるう年」の意味やその理由、計算の仕方について解説していきます。

【目次】
「うるう年(閏年)」の意味と必要な理由とは?
うるう年の計算はどうやってするのかも確認しておこう
うるう年が誕生日の人はどうなるのか
最後に

「うるう年(閏年)」の意味と必要な理由とは?

(c)Shutterstock.com

2020年が終わり、新しい年になりました。去年はうるう年でしたが、次のうるう年はいつでしょうか? 4年に1度だから、2024年です。しかし、実はこの「うるう年」、必ずしも「4年に1度」来るとは限らないのです。今回はそんな「うるう年」の意味や必要な理由を知ることで、その秘密を明らかにしていきます。

◆うるう年の意味

「うるう年」とは、2月29日が存在する年のことを意味します。語源は「平年よりも日数や月数が多い」ことを表す言葉「うるう(閏)」です。この「うるうがある年」だから「うるう年」と呼びます。そのため、うるう年だけではなく、「閏日(うるうび)」「閏月(うるうづき)」といった言葉もあります。

◆うるう年が必要な理由について

では、なぜうるう年が必要なのでしょうか? それは季節と暦のズレを解消するためです。私たちが今使っている「太陽暦」は、地球が太陽の周りをまわる周期をもとに作られています。

地球が太陽の回りを一回りするには、約365.24219日かかります。ぴったり365日だったら問題ないのですが、365日+約1/4日という端数が… この1/4日を無視してずっと365日の暦にしてしまうと、徐々に季節と暦がずれてしまいます。だから4年に1度うるう年を設けて、2月に1日(1/4日×4年分)を足して調節をしているのです。

◆ちなみに「うるう秒」もある?

「うるう秒」の存在は知っていますか? 数年に1度、日本時間では9時00分00秒の1秒前に、8時59分60秒が入れられることがあります。この8時59分60秒のことを「うるう秒」といいます。本来であれば、59秒の次は1分00秒であり、60秒というカウントはされませんよね。なぜこの1秒が必要なのでしょうか?

実は、地球が自転する速さが極々微妙に変化していることが原因です。私たちが普段時計から読み取っている時間は、地球の回転を基に決めています。そのため、地球の回転の時間が変化すれば1秒間の長さも当然変化してしまうことになります。そこで20世紀後半ごろに、地球の回転とは別の基軸となる時間を設けられました。普段使っている時間と、この別の時間とのズレを直す目的で作られたのが「うるう秒」なのです。

このうるう秒は、うるう年のように規則的にやってくるかといえば実はそうでもありません。最近だと2017年、2015年、2012年に実施されました。その前には、2008年、2005年、ぐっと離れて1998年、すぐ前年の1997年に行われています。このように不規則に挿入されるので、次回はいつか明らかにもなっていません。なんだか、これから少し「うるう秒」が気になりますね。

うるう年の計算はどうやってするのかも確認しておこう

(c)Shutterstock.com

うるう年はどうやって計算することができるでしょうか? 「うるう年はオリンピックと同じ年」と覚えている方も多いかもしれませんが、うるう年はあくまで「約」4年に1度です。というのも、うるう年は次の二つの規則の下で決められているからです。

【1】西暦年号が4で割り切れる年をうるう年とする。

一つ目のルールは、「西暦年号が4で割り切れること」です。たとえば、西暦2020年、2012年、2008年などをルールに当てはめて計算してみると、該当しますね。

【2】例外として、西暦年号が100で割り切れて、400で割り切れない年は平年とする。

二つ目のルールは、「西暦年号が100で割り切れ、400で割り切れない年は平年」ということです。たとえば、西暦2100年、2200年、2300年などが当てはまります。これらの年は4で割り切れますが、平年です。ただし、西暦2000年、2400年は100で割り切れますが、400でも割り切れるのでうるう年となります。

細かく[2]のルールが設定されているのは、うるう年での補正が必要となる時間が、ぴったり0.25日(=1/4日)ではなく、0.2422日だったからです。そのため、うるう年を「4年に1度」挿入するだけでもズレを直しきれず、それ以外にわずかな補正が必要となったのです。

「4年に1度のオリンピック開催年=うるう年」とならないのはこのような理由があるからです。実際、これまでにもうるう年ではない年に夏季オリンピックが開催されたケースがありました。それは、1900年のパリ大会です。1900年は、100で割り切れますが400では割り切れませんよね。だから[2]のルールに則って、1900年は平年でした。ちなみに次に平年のオリンピックが行われる年は、79年後の2100年となります。

うるう年が誕生日の人はどうなるのか

うるう年が誕生日、という場合は、どのように考えればよいのでしょうか? 2月29日生まれの人も当然、1年に1歳年をとりますよね。

法律(「年齢計算ニ関スル法律」)では、「年齢を計算するときには出生日を初日に算入すること」と定められています。誕生日前日の24時に1つ歳をとるという意味です。たとえば西暦2016年2月29日生まれの人は、西暦2017年2月28日の24時になった時点で満1歳となります。

そのため誕生日のお祝いは2月28日ではなく、3月1日に行うと、正式に1つ歳をとった状態で、誕生日を祝うことになります。

最後に

(c)Shutterstock.com

いかがだったでしょうか? うるう年の意味や必要な理由、そして計算方法などをご紹介していきました。「うるう年」は、天体や歴史と深い関わりを持った出来事だということが分かりました。こうした日常生活の「当たり前」の意味をささっと説明できれば、少し鼻が高い気持ちになりますね。

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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