「愛嬌」とはどういう意味?
「愛嬌」とは一般的に、にこやかでかわいらしい様子を指す言葉です。
・にこやかでかわいらしい
・憎めない表情やしぐさ
・相手を喜ばせるような言葉や振る舞い
など、相手に感じのいい印象を与える態度や言動のことを言うようです。
「愛嬌がある人」の特徴
愛嬌がある人とは、どのような人のことを言うのでしょうか。愛嬌がある人の特徴を見ていきましょう。
人懐っこい
愛嬌がある人は、天性の人懐っこさがあります。初対面の人に対しても割と臆せず積極的に話しかけたり、相手との距離の詰め方がとても上手です。周りの人を大切に思うので交友関係も長く続く人が多いよう。
計算高くない
愛嬌がある人は、誰が相手でも分け隔てなく接し、無理に飾らずありのままでいることが多いよう。愛嬌は本来、計算して作るものではありません。わざとドジをアピールしたり隙を出したり、モテを狙うあざとさとは違います。
好奇心旺盛
愛嬌がある人は、好奇心が旺盛でなんでもチャレンジしてみよう! という精神の人が多いよう。一緒にいて「この子と話していると楽しい!」と感じさせてくれるでしょう。さまざまなことに興味を持つので会話の引き出しも多く、周りの人を笑顔にさせるユーモアさも兼ね備えています。
リアクションが大きい
愛嬌がある人は、リアクションが大きく、相手の言動や行動にしっかりと反応してくれます。声を上げて笑ったり驚いたり、わざとらしくはないけれどちょっとだけオーバーなリアクションが多いよう。相手からしたら「自分を認識してもらっている」「自分の話に楽しんでもらっている」と思えるので、愛嬌があるだけで信頼関係も築きやすくなるかもしれません。
笑顔が多い
笑顔が多い人は、周りに愛嬌のある人だと思われます。笑顔には愛嬌を感じさせるだけでなく、癒しや幸福感を与える効果があると言われています。常ににこやかな女性は、男女問わず魅力的に見えるものです。
素直に謝ることができる
愛嬌がある人は、自分が間違っていたり相手を傷つけてしまったと思ったときには、意地をはらず素直に謝ることができます。変に言い繕ったり言い訳をしたりしないため、周りも悪意があったとは思いません。決して物静かなタイプではないのに「なぜか憎めない」のは、そういった素直さが理由なのかもしれません。
「愛嬌がない人」の特徴
では逆に、愛嬌がないと言われる人はどのような特徴があるのでしょうか。
無愛想
常ににこやかな愛嬌のある人とは逆に、愛嬌がない人は表情があまり変わらず、無表情でいることが多いようです。相手から挨拶させたり、話しかけられたりしても、どこかツンとしていて笑顔を見せることがありません。会話をしていても、目を合わさず、つまらなさそうにしていることも多いので、付き合いにくいと思われていることも多いでしょう。
愚痴や陰口が多い
ネガティブな発言は、聞いている側の人が疲れたり気分が悪くなったりするもの。決して気持ちよく聞けるものではありません。そんな愚痴や悪口が多い人が、愛嬌があるよう映ることはまずないでしょう。
完璧すぎる
人間、隙のある人の方がどこか安心するもの。ガードが固すぎたり、完璧すぎて近寄り難かったりする人には、なかなか愛嬌を感じにくいようです。「ほっとけないな」「守ってあげないと」と思わせるような隙がある人に、かわいらしさや愛嬌を感じる人が多いでしょう。
最後に
「愛嬌」の意味と、愛嬌がある人・ない人の特徴を紹介しました。あざとさや計算高さのある人とは違い、飾らない振る舞いや笑顔が魅力的な「愛嬌」。信頼関係を築くことにもつながるので、ぜひ意識してみてくださいね。
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