フーナーテストの結果にショックを受ける【30代からの不妊治療】
妊活を始めて3年。現在34歳の私の体験から、妊娠を考えているカップルにとって少しでも役に立つような情報をレポート形式でお届けします。
前回は、周囲に不妊治療していることを公言した話をお届けしました。今回は、初めて受けたフーナーテストの話。
◆フーナーテスト、結果は当日中にわかる
その日もクリニックの待合室は女性ばかり。真っ白なソファに腰かける夫は、またしてもちょっと浮いた存在です。
フーナーテストは、エコーと同じ腰かけるタイプの検査台の上で行いました。先生が子宮頸管粘液をサッと採っておしまい。検査時間自体は、驚くほどあっという間でした。痛みもぜんぜんありません。結果も当日中にわかります。「こんなに簡単なら、去年受けておけばよかったなぁ」と思いながら、いったん待合室へ戻って夫と合流。
基礎検査では、可もなく不可もない平凡な結果を手にしていた私は、「フーナーテストもまた『普通です』みたいな感じで言われるのかな?」と、夫にひそひそ声で話しかけてみました。
夫はスマホでフーナーテストを調べながら待っていたようで「元気な精子が10匹くらいいればとりあえず合格ラインっぽいよ!」と専門家気取り。
数分後、診察室へ呼ばれて、医師から結果が告げられました。
医師「クロサワさんご夫婦のフーナーテストですが、全死滅です」
わっ! ネットで調べずとも、これが超ヤバいことくらい、私にもすぐにわかりました…。ショック。
思わぬ結果に硬直する私。
このあと、夫がスグ転院しよう! と言い出しました…。
次回は、転院先の診察室での話についてお届けしようと思います。
TOP画像/(c)Shutterstock.com
クロサワキコ
34歳・主婦ライター。妊活歴3年目。男性不妊の治療や人工授精に体外受精、ステップアップを重ねていくなかで感じた不妊治療のリアルな本音を発信しています。