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2020.04.28

「よすが」の正しい意味と使い方を解説! 由来や類語もチェック

よすがとは、「心のよりどころ」や「頼りになる手段や方法」などを表す言葉です。一般的には平仮名で「よすが」と書きますが、漢字では「縁」「便」「因」と様々な書き方があります。本記事では、よすがの由来や類義語について解説していきます。

【目次】
「よすが」とはどんな意味?
よすがの正しい使い方は? 例文をご紹介
よすがの類語とは?
よすがの英語表現とは?
最後に

「よすが」とはどんな意味?

(c)Shutterstock.com

◆よすがの意味

「よすが」とは「心のよりどころ」や「頼りになる手段や方法」などを表す言葉です。一般的には平仮名で「よすが」と書きますが、漢字では「縁」、「便」、「因」など、様々な書き方があります。

「よすが」は先述の「心のよりどころ」、「頼りになる手段や方法」以外にも「縁や故郷」、「配偶者や子どもなど、頼みになる縁者」、「頼みのつな」や「手がかり」のことも意味します。ほとんどの意味が「縁」という言葉に深い関わりを持っていますね。

昔からある言葉ですが、会話の中で使われることはほとんどなく、小説や俳句などの文章で使われることが大半です。特に古典作品では多く使われています。この「よすが」のように会話でほとんど使われず、文章の中でしか見かけない言葉は「文章語」や「文語」と呼ばれます。

また、ネット用語には「よすが」という言葉から造られた言葉があります。「よすが」を動詞のように表現した「ヨスガる」です。この言葉はR指定のアニメである「ヨスガノソラ」からきた言葉です。

この「ヨスガる」には「兄妹でイチャイチャする」、「近親相姦」というような意味があります。そのため、日常で使う機会はめったにない言葉ですね。

◆よすがの由来

(c)Shutterstock.com

なぜ「頼りになる人」や「心のよりどころ」を表すのに、「よすが」という言葉が使われるようになったのでしょうか。それは「よすが」の語源から読み取ることができます。

「よすが」は元々「寄す処」(よすか)という言葉でした。「寄す」の「寄」という漢字には「家に身を寄せる」という意味があります。大半の人にとって、家とは頼りになるところであり、身や心の置きどころ。つまり「家のように頼りになる心の置きどころ」、そこから「心のよりどころ」という意味が生まれました。

実は、現在でも使用されている「拠り所」という言葉も同様に「寄す処」が語源となっています。「よすが」の語源が「寄す処」であることは判明していますが、残念ながらいつの時代に「か」が濁音になったのかはわかっていません。

よすがの正しい使い方は? 例文をご紹介

(c)Shutterstock.com

1:「母との思い出をよすがとする」

この場合の「よすが」は、「心のよりどころ」という意味で用いられています。「拠り所」と同じ語源を持つことから、この意味で用いられることが多いです。

2:「親戚をよすがに引っ越しをする」

一方こちらの「よすが」は、「頼りになる人、手段」という意味で用いられています。主に血縁の人や知人に対して用いられることが多いです。

3:「幼い頃の記憶を思い出すのにアルバムをよすがとした」

こちらの意味は「心のよりどころ」、「頼りになる手段」ではなく「足がかり」。「よすが」には「頼りになる手段」という意味もあることから「物事を始める際に大きな助けになるものや手段」を表すときにも用いられます。

よすがの類語とは?

(c)Shutterstock.com

1:「拠り所(よりどころ)」

「拠り所」は「よすが」と同じ語源を持つ言葉です。「頼りになるところ」、「支えとなるもの」という意味が共通していますね。「拠り所」は精神的な信頼を表す際に用いられることが多いです。

2:「寄る辺(よるべ)」

こちらも「よすが」に似た言葉として挙げられます。「よるべ」の意味は「頼りにして身を寄せる人や場所」、「頼みにできる親類」。「よすが」と違い、「よるべ」は配偶者などの人に対して用いることが多いです。

また、「寄る辺」の場合は「寄る辺のない」といったように否定の意味で用いられることも。この場合は「頼みにできる人がいない」という意味ではなく、「頼みにできる人がいなくて物寂しい」といった感情を表す言葉になります。

3:「足がかり」

先述の通り、「よすが」に「頼りになる手段」という意味が含まれていることから、「足がかり」も類語になります。「足がかり」には「物事を始める際に大きな助けとなるものや手段」という意味がありますよ。

4:「手がかり」

「よすが」の類語として、「次の行動を起こすための具体的な手段や方法」を意味する「手がかり」も含まれます。類語ではあるものの、「よすが」と「手がかり」は用いる場面に違いあり。

先述の通り、「よすが」は会話の中よりも小説や俳句などで詩的に用いられます。一方、「手がかり」は「犯人に繋がる手がかり」というように、文章はもちろん会話の中でも使われますよね。

よすがの英語表現とは?

(c)Shutterstock.com

「よすが」の「頼りになる手段」の意味として用いられる場合は、手段を意味する「means」。「縁」の意味として用いられる場合は、直訳した「border」や巡りあわせを意味する「chance」、絆を意味する「bonds」などが用いられます。

なお、「よすが」の主な使用方法であった「心のよりどころ」という意味の英単語はありません。

最後に

(c)Shutterstock.com

「よすが」の正しい意味と使い方について説明してきましたが、いかがだったでしょうか? 日常会話の中で使われることは滅多にない「よすが」。聞き馴染みがない、という方も少なくないと思います。

しかしながら、日本には「よすが」のように昔から現代まで残る詩的表現がいくつもあります。休みの日には、古典に親しんで「よすが」のような言葉を探してみるのも面白いかもしれませんね。

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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