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2020.02.17

「なまじ」の正しい意味と使い方を解説! 類義語や英語表現も要チェック

何気ない会話の中で耳にした「なまじ」。どんな意味だったか忘れて思わずググってしまった、なんてことはありませんか。今回は「なまじ」の正しい意味や使い方、類義語なども合わせてご紹介します。

【目次】
「なまじ」の意味とは?
なまじの正しい使い方は? 例文をご紹介
なまじの類義語はどんなものがある?
最後に

「なまじ」の意味とは?

(c)Shutterstock.com

「なまじ」という言葉、テレビのワイドショーや何気ない会話の中で耳にする機会がありませんか? 「なまじ妻に理解がある」「なまじお金がある」「なまじ美人」などと使われますが、正しい意味は? と聞かれたら、ちょっと曖昧になってしまいそうですね。

何となくプラスの意味ではないような雰囲気がありますし、あれ? もしかしたらどこかの方言なのかな? と、意外と疑問を感じる言葉です。

「なまじ」には大きく分けて二つの意味があります。

1. やり方や方針が徹底されていない様子や、いい加減な様子。不徹底、中途半端、いい加減の意味。

2. あることをすると仮定して、無理にそうしない方がよいさま。すべきでない、またはすればかえって悪くなるさま。つまり、よかれ思ってしたことが、かえって好ましくない結果を招いてしまったという意味です。

このように、「なまじ」は中途半端で不完全である様子と、それをすることによってかえって悪くなる様子を表す言葉です。

(c)Shutterstock.com

「なまじ」は漢字では「憖」と書きます。音読みで「ギン」、訓読みで「なまじ・なまじい・しいて」と読みますが、難読漢字ですので一般的には「なまじ」とひらがなで表記します。

「なまじ」の語源は「生強い(なまじい)」という言葉で、中途半端なさま。未熟なさまを意味する「生」+「強いる」から成り立っている「なまじい」からきているとされています。「生強い」は不完全なのに無理に物事をやろうとする、という意味を表します。

「なまじ」と似た言葉に「なまじっか」「なまじな」がありますが、これらの意味は同じです。「なまじっか」は「なまじ」の派生語で、言葉のテンポがいいせいか、若い人がよく使います。また「なまじ」を「中途半端な」の意味で使う時に用いられるのが「なまじな」です。

ちなみに、北海道の方言に「なまら」という言葉がありますが、これは「はなはだしく、とても」という意味で「なまじ」とは全く意味が異なるので間違えないように注意しましょう。

なまじの正しい使い方は? 例文をご紹介

(c)Shutterstock.com

1「自信満々に語っているけれど、なまじな知識では世界の舞台では通用しないよ」

この場合の「なまじ」は「未熟」という意味です。同様な使い方に「なまじの腕前では上手くいかない」「なまじな説明では納得しない」など、不完全、未熟では物事は上手くいかないということを表します。

2「なまじお金を持っていたせいで、派手に遊びまくって浪費したそうだ」

こちらは大金持ちではなく“中途半端な金持ち”というニュアンスになります。何事も中途半端はいい結果を招かないのかもしれません。

3「なまじ自信があったために周りが見えなくなり、失敗してしまった」

「それをすることで、かえって状況が悪くなる」という意味での使い方です。「自信があったせいで、かえって周りが見えず、その結果物事を失敗した」という意味になります。

「なまじお金がたくさんあるばかりに、いらない物まで買ってしまう」なども同じで、「〜しなければよかったのに」という気持ちを表す場合に使います。

なまじの類義語はどんなものがある?

(c)Shutterstock.com

「なまじ」には先に説明したように大きく分けて二つの意味がありますので、それぞれに分けて見てみましょう。

1「生半可」「いい加減」(「中途半端」という意味での類語)

「生半可」(どちらともつかず中途半端なさま)
「いい加減」(適当、ほどほど)
「不完全」(完全でない、未熟なこと)
「寸足らず」(少し未熟な点があり、十分でないこと)

「生半可な知識を披露されても」「冗談もいい加減にしろ」「寸足らずの解説だ」のように使います。

2「やぶへび」「逆効果」(「かえって悪くなる」という意味の類語)

「やぶへび」(余計なことをして、かえって悪い結果になる)
「逆効果」(思ったのとは反対の効果。予期に反する効果)

「うっかり口を出してやぶへびになった」「逆効果となってしまい、何もかも水の泡だ」など、余計なことをして、かえって好ましくない結果になることを意味します。

3「悪影響」「裏目」「不備」「不徹底」

「悪影響」「裏目」などは、よかれと思ってやったことがマイナスになったというニュアンスで、「不備」「不徹底」はいずれも不完全、未熟、中途半端な状態を表します。

「なまじ」は期待に反して悪い作用が働く、大きなお世話、といったマイナス効果を強調する場合もありますので、ビジネスシーンでは別の言葉に置き換えた方がいいかもしれません。

最後に

(c)Shutterstock.com

「なまじ」を「中途半端」または「無理してかえって悪くなる」という意味ではなく「ある程度」という意味と間違えて、「なまじ間違いではない」や「なまじ嘘じゃない」といった使い方をしている例があります。この使い方は誤用なので注意しましょう。また「なまじ」を漢字の「生地(きじ)」と書くのは間違いですので気をつけましょう。

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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