日本語の定番フレーズ「つまらないものですが~」という言い方をネイティブはする? しない?
取引先や、お付き合いのある目上の方に対して、贈り物をする際に「つまらないものですが~」というひと言を添えることってありますよね。では、英語でも同じように言い換えることはできるのでしょうか?
答えは…「NO」
「つまらないものですが~」は日本独自の謙遜表現となり、ネイティブはここまでへりくだった言い回しはしません。
仮に直訳して伝えたとすると、相手からは「なぜつまらないものをプレゼントするの?」という風にネガティブにとられてしまう可能性大です。なので、謙遜のニュアンスを込めたい場合には、少し言い換えた形にはなるものの、こんな風に伝えてみましょう♡
I brought you a little something.
ちょっとしたプレゼントをお持ちしました。
この“a little something”が「ちょっとしたもの」/「ささやかなもの」という意味になります。日本語でも「ちょっとしたものですが~」/「ささやかですが~」という表現があると思いますが、それらを英語で言い換えた形になります。
他にも謙遜表現ではないですが「(プレゼントを)気に入ってもらえたら嬉しいです」と伝えたいときはこちら。
This is for you.I hope you like it.
あなたへのプレゼントです。気にいってもらえたら嬉しいです。
または、せっかくの贈り物なので「(あなたが)お好きかと思って」というニュアンスを込めて、こんなひと言を添えて渡すのも素敵ですね♡
I thought you might like this.
(あなたが)このようなものがお好きかと思いまして。
贈り物を渡すときのひと言英会話フレーズ、ぜひこの機会に覚えてみてくださいね!
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Oggi.jp’s 中谷晶子
小中学校をアメリカで過ごし、現在はIT企業に勤める34才。2018年4月からoggi.jpにてブログを執筆する“Oggi.jp’s(オッジ ジェイピーズ)”としての活動を開始。
趣味は新たなお店開拓。美味しいお肉とお酒を糧に日々奮闘中。働く女性に向け、ビジネスから旅行のシーンまで、簡単ながらこなれた印象を与える英会話情報を発信します。