人生100年時代… これから大事にしておきたいこと
前回、変進力が低い上司や同僚との付き合い方についての話をしました。最終回の今回はミニ連載で紹介したきたことを通して、これからの時代に大事にしておきたいことをお伝えしたいと思います。
※変進力… 目まぐるしく変化する、これからの時代に適応して進化していく力のことを表した造語
前回記事▶︎もうイライラしない!!【仕事ができない人】との付き合い方
これまで、仕事についてより有意義な働き方するための提案をしてきました。「LIFE SHIFT(ライフ・シフト)100年時代の人生戦略」という本の中では、「80歳まで働く時代が近い将来訪れる」と著書のリンダ・グラットンさんと、アンドリュー・スコットさんが提唱しているのですが、みなさんは80歳まで働く人生設計はできていますか?
日々ニュースでも取り上げられている通り、働く環境は猛スピードで変化し、それに伴って、人間関係や価値観なども変化してくるはずです。変化に気づき、適応・進化していくことは、これからの時代に必要になってくるのではないかと思うのです。
このミニ連載では、そういった激動の時代を生き抜くためのメソッドを紹介してきましたが、要点をまとめてみました。
・変進力は、変化に適応して進化していく力。これからの時代に必要
・マーケティング視点で自分を見る(まずはPDCAサイクルから)それを習慣化する
・仕事ができる人は自分で意思決定をしている
・仕事ができない、やりたいことができないと感じている場合は、ランチを何にするかなど小さなことから自分で意思決定をしていって積み重ねる
・上司や同僚に悩む場合は相手にも変進力診断をやってもらう
この変進力診断は一度だけでなく何度でも使えます。使うタイミングは、自分の好みが変わったりとか、自分が成長してる、退化している、と感じたとき。こういったタイミングに診断を再度してみると、前と結果が変わっていて新しい気づきが生まれことが多いです。
人生100年時代、これから何度も変化のタイミングが訪れると思いますので、変化に適応して進化していきましょう。
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木原 誠太郎 先生(Seitaro Kihara)
1979年1月16日生まれ。1997年に法政大学経営学部に入学。2001年に株式会社電通リサーチに入社。2005年に株式会社Newhandsを設立。2009年に株式会社ミクシィに入社。2010年に株式会社電通に入社。2013年にディグラム・ラボ株式会社を設立。「ホンマでっか!?TV」「性格ミエル研究所」(フジテレビ系)、「スッキリ」「有吉ゼミ」(日本テレビ系)などテレビ出演多数。