「きまりきった手続きや手順、動作など」をなんて書いてる?
惜しまれつつ2019年シーズンで引退したイチロー。現役時代、驚異的な成績もさることながら、打席に立つまでの〝日常の準備〟も伝説となりました。その流行語ともなった〝きまりきった手続きや手順、動作〟について、「ルーチン」や「ルーティン」と書いているのを見かけますよね。では、どちらを使う人が多数派だと思いますか?
【問題】
「きまりきった手続きや手順、動作など」あなたは、どちらで書きますか?
1. ルーチン
2. ルーティン
あなたはどっち?
【ことばの総泉挙/デジタル大辞泉】では
70%が「ルーティン」を選択(2019年11月29日現在)
言葉自体は以前からありますが、スポーツ選手が集中力を高めるために行う動作を表す語として、にわかに脚光を浴びるようになりました。
※ ※
ルーチン 【routine】
《「ルーティン」とも》
(1)きまりきった手続きや手順、動作など。また、日常の仕事。日課。「ルーチンワーク」
(2)コンピューターで、プログラム中のひとまとまりの機能をもつ命令群。最初に実行されるメインルーチンと、メインルーチンから呼び出されるサブルーチンとがある。
(ことばの総泉挙/デジタル大辞泉より)
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ことばの総泉挙/デジタル大辞泉