生タマゴを食べるとき、取り除く人も多い、あの白いものの正体は一体…?
TKG(タマゴかけご飯)を食べるときはもちろん、すき焼きを食べるときも、タマゴを割ったとき、気になってしまうあの白いモノ…。苦手な人も多いようで、「食べる前に必ず取り除いてしまう」派の人、結構いますよね? でも、あの白いモノを何と呼ぶか、意外と知ってる人はいないですよね? あなたは知っていますか?
【問題】
卵黄にくっついている白いヒモのような物体の名前は何?
1.カラザ
2.カザラ
正解は?
1.の“カラザ”が正解!
鳥類の卵黄の両側から出ている白色不透明なひも状のもので、密な卵白からなり、ハンモックのヒモのように卵黄を吊り下げて一定の位置に保つ役割を担っています。
調理をする際には取り除いてしまうという人も多いようですが、主にタンパク質でできていてシアル酸という抗がん物質が含まれているとされている「カラザ」は、食しても人体に害はありません。
【カラザ(〈ラテン〉chalaza)】
鳥類の卵黄の両端についているねじれた紐(ひも)状のもの。たんぱく質でできていて、卵黄を卵白の中で一定の位置に保つ。
(小学館デジタル大辞泉より)
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