荒木直美さんってどんな人?
いま、熊本に応募が殺到している婚活イベントがある。その立役者こそ、今回ご紹介する荒木直美さん。
地方自治体が主催する婚活イベントの事務局から依頼を受け、イベント内容の考案から裏方作業、さらに参加者たちの世話役まで担当。
そしてこれまでに成立させたカップルは、実に1200組以上。カップル誕生のために日々現場を駆け回っている。
また、地元テレビ局のリポーターの仕事もこなしている。
−−婚活コーディネーターになった理由とは?
長崎県佐世保市生まれの荒木さん。学生時代から友達のキューピッド役を買って出る性格だったそう。
高校卒業後は上京して「はとバス」のバスガイドになり、そこで司会をすることのおもしろさにも目覚めた。
ちょうどその頃、職場で出会った同じ年のアルバイト添乗員が現在の夫。
荒木さんは、夫が地元・熊本に就職するときに一緒に移り住んだ。熊本でバスガイド経験を活かそうと司会業を開始したことが、婚活コーディネーターといういまの仕事につながっている。
荒木直美さんの「7つのルール」
さて、そんな荒木さんが「いつもしている7つのこと」=「セブンルール」とは…?
■1.男子はアゲる 女子はサゲる
本番前、男女別に婚活の極意をレクチャーするのも荒木さんの仕事。その際、理想が高い女性の期待値を下げ、自信がない男性の士気を上げるのがイベントを成功させるためのコツ。
■2.告白タイムは作らない
イベントの終盤、参加者に意中の相手を記入してもらい、カップルになった人だけを発表するのが荒木さん流。「告白タイム」を設けないのは、失敗して自信をなくしてしまわないための配慮。
■3.おつまみは必ず3品
婚活のプロ・荒木さんが自身の夫婦関係を良好にするために心がけていることが、忙しくても必ずおつまみを3品作ること。仕事だけでなく家事もしっかりとこなすのがポリシー。
■4.三足のコンバースを履き分ける
3足のコンバース(スニーカー)を汚れ具合で「松」「竹」「梅」と命名。仕事やプライベートのTPOにあわせて履き分けている。「松」を履くのは夫とのデートのとき。
■5.職場で炊き出しをする
職場のテレビ局では、差し入れを持って行ったり手料理を振舞ったりすることも多い荒木さん。仕事仲間を自分の息子のように思っている。
■6.婚活に疲れた人は休ませる
婚活イベントに参加する人の中には、思うように事が運ばず悩んでいる人も。そんな人には、いったん婚活から離れて休むことも提案。仕事の枠を超えて参加者を励ましている。
■7.自分の結婚が幸せでなくなったら引退
他人の幸せをつくることが仕事であるからこそ、荒木さんには心に決めていることが。それは、自分の結婚が幸せでなくなったら引退するということ。誠意をもって結婚したい人たちを応援したいという。
次回の「7ルール」の放送は、6月11日(火)よる11時00分~11時30分。主人公は、新宿でつけ麺とクレープ屋を構える店主・矢野尚美さん。Oggi.jpでは番組を振り返り、仕事をする女性たちへのヒントを見つけていきます! ぜひチェックしてみてください♡