奥澤友紀さんってどんな人?
イクラがかけ放題のパスタに、オマールエビが鍋から溢れんばかりに盛られた炊き込みご飯。
そんな豪華絢爛なシーフードで多くの客を魅了する、エビカニ魚卵専門店「Eniグループ」のオーナーが、今回ご紹介する奥澤友紀さん。
−−エビカニ魚卵専門店 オーナーになった理由とは?
鉄鋼業を営む父のもと、厳格な環境で育った奥澤さん。
幼少期から父は怖い存在であったが、そんな父との思い出がイクラを扱う飲食店を志した原点。イクラをおいしそうに食べている姿を見て、父がニコニコしているのがうれしかったという。
そして一般企業に就職するも思いは変わらず、父の反対を押し切って飲食業の世界へ。その後30歳で独立し、東京・目黒に「クラブハウス エニ」をオープン。
そこからわずか5年で、都内に4店舗、さらに北海道・トマムに1店舗を展開ほどに急成長。
奥澤友紀さんの「7つのルール」
さて、そんな奥澤さんが「いつもしている7つのこと」=「セブンルール」とは…?
■1.エビカニ魚卵は高く盛り付ける
オーナーという立場ではあるが、厨房にも入る奥澤さん。料理を盛り付けるときのこだわりは、立体感をもたせること。動きも出ておいしそうに見えるから。
■2その日は休みのスタッフにも店に顔を出せば、まかないを食べてもらう
スタッフたちが休みの日でも、店にさえ来れば高級なまかないを食べてもらうのが奥澤さんのルール。彼らのプライベートでの食費も浮くという利点はもちろん、一緒に働く仲間にはできるだけ喜んでもらいたいという思いから。
■3.ビールは飲まない
死ぬまでイクラを食べ続けることが奥澤さんの願い。そのため、痛風の原因とされるプリン体をできる摂取しないように飲み会でもビールは飲まないという徹底ぶり。
■4.同じ靴は2日連続で履かない
イクラは毎日食べても飽きないという奥澤さん。しかし、そんな奥澤さんにも同じ靴は2日連続で履かないというこだわりが。気分によって靴を履き替えたいため、200足近く持っている。
■5.役職は挙手で決める
従業員の役職を決める際、奥澤さんの独断で決めるのではなく挙手制で採決をとるのがルール。立候補してもらうことで本人には責任をもってもらい、賛否を主張した周囲には協力をしてもらうことが狙い。
■6.父親より先に箸をつけない
奥澤さんの家庭では、食事をするときは父親が先に箸をつけるのがルール。厳しい家庭で育ったからこそお客様視点や空気を読む力などを養えたという。
■7.シフトに入り続ける
オーナーになったいまでも、接客をしたり厨房に入ったりし続けている奥澤さん。現場にこだわり続ける理由は、支えてくれているお客さんやスタッフに「ありがとう」という思いを伝えていきたいから。
次回の「7ルール」の放送は、5月14日(火)よる11時00分~11時30分。主人公は、桜新町の定食屋・横山茜さん。
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